愛知県で開催中の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の実行委員会は3日、愛知芸術文化センター(名古屋市)での企画展「表現の不自由展・その後」を同日で中止すると発表した。同展には、従軍慰安婦を象徴する「平和の少女像」が展示され、抗議が殺到していた。
実行委の会長を務める同県の大村秀章知事が同センターで記者会見し、「テロ予告や脅迫とも取れるようなメールが寄せられ、安全な運営が危惧される」と中止の理由を説明した。
芸術祭は、国内外90組以上のアーティストが参加し、1日から県内各地で開かれている。会期は10月14日まで。表現の不自由展には少女像のほか、過去に美術館から撤去された作品などが出展されていた。
事務局によると、少女像をめぐり2日までに、抗議の電話やメールなどが約1400件寄せられた。知事は「ガソリン携行缶を持って行く」という京都アニメーションの放火殺人事件を想起させるファクスもあったと明かし、「大変残念だ。アーティストたちの表現を最大限尊重してきたが、(実行委の)機能がまひしている」と述べた。
中止となった「表現の不自由展・その後」で展示されていた「平和の少女像」=3日午後、名古屋市東区の愛知芸術文化センター
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慰安婦少女像の企画展中止=「ガソリン缶持って行く」脅迫も-愛知 | nippon.com
<参考>
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