長く続いた猛暑が終わったと思えば週末ごとに悪天候。

毎年恒例の北岳登山に行けてない。

 

ようやく晴れの週末を迎えたというのに、情けないコトに、広河原行きのバス代が無い。今シーズンの運行はこれで終了なのに。。。。。。。。

 

つーワケで、なるべくお金を使わずに、静かで景色の良い山へ行こうかと。

登山者の多くが使用してる「山と高原地図」に記載の無いエリアは登山者が少ないので、身延の雪見岳に行ってきました。

 

クロスカブに跨り、朝7時頃に中伊豆の自宅発。

登山口は朝霧高原と下部温泉を結ぶ林道湯之奥猪之頭線のてっぺんにあるのだが、どっち側から行こうかな?

伊豆からだったら普通は朝霧側からだけど、いつもの癖で自然と山梨方面に進んでしまい下部温泉から。

身延の石油王こと三沢石油でガソリンを1.9L給油して登山口へ向けて林道をトコトコ走ります。

 

10時頃に登山口に到着。

 

 

リアボックスから荷物をデイパックに詰め変えて、いざ出発。

 

 

暫くはけっこう荒れた道ですが、道標があり、赤テープもいっぱいあるので迷うことは無いでしょう。

 

 

新調した登山靴はまぁまぁの履き心地。

幅広足だと靴選びが難しいんですよ。

 

で、稜線に出ました。

 

 

道標は新しいし、笹を刈ったりと整備されてる割には誰もおらん。

実に良いですね。こういう閑なルートは。

 

熊森山とはコワイ名前。

出ないでおくれよ。

誰も居ないので携帯ラジオのmp3で音楽鳴らしながら歩きます。

 

今年の夏は暑すぎて登山してませんでしたので、身体が衰えてる感が凄まじい。

登山口から50分後に山頂着。

 

 

広々とした山頂。

で、誰も居ない。三連休(オイラは2連休)だというのに。

ほんと、いいですね。静かな山は。

 

目の前に富士山ドーン!

 

 

といっても、伊豆の民には見慣れた山。

チョイと戻ったトコから駿河湾が見下ろせる場所があるので、そこでランチタイムとしましょう。

 

 

沼津の内浦から戸田辺りまで見える。

そして天城連山も。

 

持参したインスタントラーメンとコンビニで買ったブラックサンダー1個というチープなランチ。

 

 

景色を眺めながらラーメンすすって至福な時間を過ごせました。

マイナールートならではですな。

 

さて、帰路に着きますか。

 

右手には雪を被った南アルプスが。

 

 

お金があれば、バスの運行期間中に雪山登山できたのに。

ホント、悔しいデス。

グラベルロードバイク買ったから仕方ないか。

 

12:20に登山口に戻ってきました。

 

 

トンネル横の小高いとこにはテントが数張り張れるスペースが。

 

 

この辺りでのテント泊は以前から考えてたんですが、航空写真では良さそうな場所が見えなくて諦めてました。

近くに沢があり、水の心配は無いんですが、熊が心配です。

 

帰路は朝霧高原へ下るつもりだったけど、陽が射し始め西側の空や山並みが明るくなってきたので往路と同じく下部温泉方面へ下りました。

 

 

 

紅葉はこれからといったところか。

 

温泉にでも浸かって帰りたいトコですが今回は我慢。

何処もよらずに16時過ぎに無事帰宅。

今回の使用金額は500円程でしょうか。

 

そんで日曜日は、金欠となった原因のグラベルロードバイクで近所の山へ。

 

 

こういうトコはタイヤの空気圧を下げるんですが、今までは携帯ミニポンプしかなかったので、舗装路に戻ってから空気圧を上げるのが大変なので少ししか圧を下げませんでした。

しかし、フレームポンプを購入したのでリム打ちしない程度まで下げて走ったら、かなり走破性が向上。

こんなにも差が出るとは。

 

35Cでもけっこう走れますね。

 

舗装路まで戻り空気をいれましたが、小っちゃいミニポンプでシャコシャコやるより全然楽に空気が入ります。

昔はロードもランドナーもフレームポンプを付けてましたが、今はなかなか売ってなくて、

最近、ようやく中古品を見つけ700円ほどで入手しました。クロモリ車にコレ付けてると似合いますね。

 

走破性が上がったおかげで、新しく出来た林道の枝道を探検することができました。

近所で楽しめるのは良いことだ。

 

やっぱ、山は良いなぁ。

などとつくずく感じた、この週末でした。