この大ヒット映画を観ていない映画ファンがいたんですよ。

なにーやっちまっていたんです。

公開から17年後に初めて観ましたところ…

時の流れにより何かと意味が違ってしまっておりましたから、面白いものですね。

 

プラダを着た悪魔

(C)2006 TWENTIETH CENTURY FOX

 

 

  ファッション誌のお仕事は過酷

 

あらすじは、ファッション雑誌。

鬼編集長と名高いボスことミランダの元で、アシスタント採用されたアンディ。

ミランダの無理難題をこなすうち、仕事ガムシャラ人間に変容。

やがて、私生活に支障をきたし始めていくのです。

 

ミランダの仕事ぶりがまさに悪魔的。

矢継ぎ早に指示。

無能アシスタントの首を切りまくり。

デキる女です。とにかく怖い。織田信長に近いでしょう。

 

対するアンディはファッション知識がゼロの野暮ったさ。

しかし仕事柄、そんな状態では首切り待ったなし。

と、一念発起したアンディが大変身。

 

 

※↓衣装写真を貼ってしまいます!何も知りたくない方はお気をつけを!

 

 

プラダを着た悪魔

(C)2006 TWENTIETH CENTURY FOX

 

どうでしょうか、オシャレの炸裂です。

恐縮ながら、5,000円以上の洋服は目に入らぬよう脳が処理してしまう安上がりな当方が見ましても、可愛い。

麗しい着せ替え人形のよう!

おそらく、ご興味ある方には大喜びの華やかさ。

 

そもそも野暮女子とはいいつつ、アンディは超絶美人。

仕事はまず身だしなみからという教えに満ちているのですが、ただし…と続けては野暮でした。

 

 

  キャスト&スタッフ

 

プラダを着た悪魔

(C)2006 TWENTIETH CENTURY FOX

 

アンディ役アン・ハサウェイ(画像左)は本作で大ブレイク! 顔の小ささ、チビります。 体形いじりがあるのですが、いやもともと細いだろうと。高学歴スレンダー美女が困っても同情が生まれにくいのは、ババア(当方)の心が汚いからです、反省。

 

ボス・ミランダ役はメリル・ストリープなので圧巻! なんですか、この人はバケモノですか。たぶんそう。戦うボスは強くて弱い。本作でもアカデミー賞にノミネートされ、ゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞。

 

同僚役エミリー・ブラント(画像右)が最高に良いのですが、のちにバケモノと戦うことになるかと思うと、すでに萌芽を感じます。

 

よきアドバイザー役にスタンリー・トゥッチ! まだアカデミー賞を獲っていないことが不思議。ちなみに、奥さまはエミリー・ブラントの実姉さん。

 

『デス・プルーフ』のトレイシー・トムズがいて嬉しい!

 

デビッド・フランケル監督作品を初めて観た模様。『セックス・アンド・ザ・シティ』の方ゆえに、プロ感があります。観やすくて、女性に寄り添う印象。

 

音楽はマドンナU2アラニス・モリセットと懐かしい! 主題歌のKTタンストール『Suddenly I See』が流行った理由が分かりました。(今頃)

 

エンドロールにスタッフのアシスタントへのお礼が並んでいて、ほっこり。

 

 

  働く女性の描き方も変わっていく

 

と、オシャレ映画に見せかけて、です。

アンディには夢があります。

そのために必死。

昇りつめたるでー!といった勢い。

そうして、女が仕事をしていく意味や現実が、あからさまになっていくわけです。

 

この構図は、おそらく現代では作れない映画。

上司のパワハラは時間を問わず。

女子は美しくあれ。

ハイヒールを履きなさい。

白人女性vs白人女性。

容姿端麗女子が主演です。

表現労働基準局の監視員の方々が黙ってはいない問題がいっぱい。

 

けれど、本当は多くの人はこういう映画が観たいと思っているのでは……

なんてことを小声で言ってみます。

隔世の感。

そういう意味でも貴重な1作。

 

ニューヨーク、パリ。

キラキラの街でサクセス・ストーリーとは違う、現実。

何を選んで、何を求めるか。

なるほど、人気の理由も分かった気が。

意外にもド根性。

 

そう思うと、です。

キャリアも私生活も成功と幸せを手にしている(ように見える)メリル・ストリープの最強度、凄くないですか。

 

 

 

 

 

 

2006年製作/110分/アメリカ
原題:The Devil Wears Prada

監督:デビッド・フランケル/製作:ウェンディ・フェデルマン/製作総指揮:カレン・ローゼンフェルト、ジョー・カラッシオロ・Jr./原作:ローレン・ワイズバーガー/脚本:アラン・ブロッシュ・マッケンナ/撮影:フロリアン・バルハウス/美術:ジェス・ゴンコール/編集:マーク・リボルビー/衣装:パトリシア・フィールド/音楽:セオドア・シャピロ/音楽監修:ジュリア・ミシェルズ/出演:アン・ハサウェイ、メリル・ストリープ、エミリー・ブラント、スタンリー・トゥッチ、エイドリアン・グレニアー、トレイシー・トムズ、サイモン・ベイカー

※読んでいただいてありがとうございます。情報に誤りがありましたらご一報いただけたら幸いです。

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