ガルパン最終章

 

最終章が始動

ガールズ&パンツァー、略してガルパン・シリーズにハマって、早や二年。短い。

 

日本に、ぃや、世界に戦車ブームを巻き起こしたガールズ&パンツァー・シリーズ、ついに、最終章である。

なんと、最終章が6本ある。

毎年2本くらい公開されるらしい。アニメ界って凄い。

 

最終章の第1話である。

生徒会が新体制となっている。

ちょっと驚いたのだけれど、このシリーズでは時間が経過するのだ。

高校生だから、進級もする。進学もする。

戦車道に勤しむメンバーも、入れ替わりが発生。

部活の学年交代である。

なるほど。

 

これって、シリーズ無限に続くやつ!

幾らでもお金入ってくるやつ!

だけど、最終章で完結させるという潔さ!

って、残り5話あるわけだが。

 

新しいメンツは、ちょっと『ワンピース』風。

新しい対戦相手は、ちょっと『ベルサイユのばら』風。

これが可笑しくて可笑しくて。

ベルばら直撃世代の当方(中年)、笑いすぎて屁が出そうになるという自爆寸前であった、危ない。

 

 

お馴染みキャスト&スタッフ陣

水島努監督、吉田玲子脚本と、鉄板の揃い踏み。

 

声優陣ももちろん、いつもの顔ぶれ。

安定のワチャワチャ感で、楽しさメーターが満タン。

西住まほ役の渕上舞はもちろん。

カチューシャ派としては、金元寿子に萌えまくる。

 

いつもながらに、劇中歌もよい。

つい口ずさみたくなるが、外国語ゆえに覚えにくいジレンマ。

 

このシリーズ、とにかく戦車の詳細が凄まじい。

考証を担当する鈴木貴昭氏は、軍事に精通するミリタリーオタク、いわゆるミリオタとのこと。

数多の作品の軍事担当をされている。

せ、戦車の上に戦車って乗るのおおお!?と毎度、目ん玉が飛び出しそうになるのだけれど、そんなシーンもこの方の考証のお陰だ、ありがたい。

 

 

主役は戦車なり

私事ながら、今回、最終章を観るまでにTVシリーズを踏破終了していた。

これがまた面白くて目を剥いた。一気見である。

かくて、上映開始と同時に、胸が躍ったのである。

ドッカンドッカンである。

 

戦車と戦車で戦う、学校別対抗戦である。

まるで高校サッカー選手権、まるで甲子園。

だが死人は出ない、礼儀を重んじ、策略を巡らせる。

それが戦車道、乙女のたしなみ。

 

初っ端から胸を鷲掴みにされて、ワクワクが暴走。

うおおお!

この窮地、どうするのおお!?と大興奮。

 

このシリーズがどうして観やすいかと言えば、余計な描写は切り捨てている点だろう。

たとえば、戦車を探すのである。

1台目は見つけるまでに時間がかかるが、2台目以降は、あっという間である。

色んなことを省略ポイーである。

これでいい。

なぜなら、観客は戦車戦を待っている。

ドッカンドッカンが早く観たくてウズウズしているのだから、細かいこたあ、いいんだ。

 

新たなメンツも実に、愉快。

それぞれのキャラクターの絵柄も、いわゆる萌え系だ。

そこで怯むと、強烈な戦車砲撃音響を聞き逃すことになる。

主役は戦車だ。

キャラが替われば国も替わる、国が替われば軍事も替わる。

各国の特色、戦車の性能が個性豊かで楽しい楽しい。

 

あっという間の47分、一律料金1,200円。

あの学校、まーたあんなことになってるよー、なんて、ニワカが分かったような口を利けるまでになりました。

今回も2回観てしまったわけだが。

あと5本。

劇場で『ダンケルク』にも劣らぬ砲撃音が体感できる。

余は楽しみでならんぞ。

 

 

 

映画 スクリーン(2017年鑑賞)

 

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『ガールズ&パンツァー 最終章 第1話』
2017年・日本
監督:水島努
脚本:吉田玲子
考証・スーパーバイザー:鈴木貴昭
キャラクターデザイン・総作画監督:杉本功
声優キャスト:渕上舞、茅野愛衣、尾崎真美、中上育実、井口裕香、福圓美里、高橋美佳子、植田佳奈、菊地美香、喜多村英梨、椎名へきる、平野綾、吉岡麻耶、早野沙織、金元寿子、仙台エリ、森谷里美

 

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