ひと昔前は、口数の多い男のことを「女の腐ったような奴」とか何とかマイナスイメージで見るような雰囲気があった。「男は黙って何とかビール」とか男は殆ど何も喋らないのが良き哉.......みたいな風潮はあった。それが今はどうだ!お喋りする男が男らしいという風潮が出てきたらしい。テレビを見てもラジオを聞いても喋るばかり(あっ、ラジオは仕方ないかwwwww)。何かを作り出す仕事よりも司会とか芸人とか、そんな仕事の方が高収入になるようだ。最も大切なモノづくりより虚業の方が......。
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「重厚長大から軽薄短小の時代へ」これはかなり前に識者が指摘していたが、もう覚えている人はいないのでは?と思えるくらい「軽薄短小」が当たり前になった。悪いとか良いの問題ではなく、現実はそう。何でもそうだが物事には長所と短所がある。重厚長大の時代の悪いところが今は無くなったとは言わないが、少なくなったし、逆に現在の方が昔より良いところが沢山あると考える。
このあたり、別の機会にでも触れることとする。
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ああ、しかしである。昔も今も口下手で大人しい人が損をし続けるのは変わらないのかもしれない。いや、そうである。筆者も父親も口下手で損してきた人生である。父親はもう亡くなったので、過去形であるが。成熟した社会は一次、二次産業より三次産業が主体となるようだが、サービス業もこの中に含まれるので、そんなものかな.......。
(味の素パークより転載)
