今でも、何故、あんな目に遭ったったのかと不思議でならない経験というか体験をしたことがある。昭和〇年、西暦〇〇76年のこと。当時、大学生だった筆者は、毎日、真面目に大学に通い勉学に励んでいた。その前年までは何ごともなく、普通の日常だったが、その年になってから周囲の街全体の雰囲気が殺気だってツンケンとした冷気が漂うように.........。
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・先ずは個人的体験から.......
札幌で大学生活を送った筆者にとって、この地での生活は故郷を離れた最初の体験だった。行きかう人々は妙によそよそしくて、冷気を帯びた雰囲気。札幌は都会人気取りの多いお高く止まった街だが、この年は特に嫌味な感じがした。後で振り返ってもやはりそうなのだ。何故か?この年は全国的に青少年の不良行為が目立った荒れた年だったと後にテレビで放映されることがしばしばあったから、人知を超えたおかしな巡りあわせがあったのかもしれない。北海道も例外ではなかったのだろう。そうとなれば、人間が何かすることもできないし、ましてや筆者ごときが何か出来るわけでもない。
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上の方で、よそよそしいと述べたが、いや、実際はもっと嫌味な感じだったな。すれ違いざまに「フンッ!」とか「ケッ」とか悪態をつく。気のせいではなく筆者への侮辱なのだ。街中でも大学構内でもそうだから、筆者の人相や服装のせいであろう。「人を見た目で判断してはならない」、「着てるもので判断してはならない」とか巷間に流布されているが、これらのことを肝に銘じて実行、或いは実行しようと日々、心掛けている人間はどれほどいようか?おそらくは何%かであろう。特に田舎の人間ほど、外見で判断するように感じる。ジジィやババァはその中でも最右翼ではなかろうか。最近見たyou tubeの中で、周囲からバカにされて「キモイ」とか「暗くて感じ悪い」とか罵声を浴びて(そのように感じて)、二人の初老の婦人を殺害した男の事件の動画があった。おそらく、犯人は精神障害を患っていたのだろうが、そうなった原因は何か?おそらく、実際に罵声を浴びせられるようなことがあったのだろう。そんなことが何度かあって、徐々に精神が蝕まれたのではないか。大人しそうで、地味なパッとしない見た目の人を虐げるクソな連中はいるものだ。筆者も“被害者”であるから、確信を以って断言できる。
右翼的な人物の中には、「日本は麗しの国」だとか「日本人は素晴らしい民族」なんてことを宣って悦に入る向きがあるが、そもそも外国のことを知っているのか?といつも思う。筆者も外国のことは知らないし、旅行したこともない。土台、短い海外滞在で何が分かるのか?筆者のように本質を見抜く目のある人間でも、短期間の滞在では自信を持って「外国はこうである」なんて言えないし、断言しない方がよいであろう。謙虚な人であれば、長く滞在しても「よく分からない」という感想を持つのだろうし、それが正解というもの。ただ、国内に限ったことだが、個人的には、一度行った土地の風土と言うか気質みたいなものについてピンと来ることはある。そして、その直感は後で振り返ると、かなりの程度で正しかったのである。筆者の感度の鋭さであるが、敢えて人に説くことはしてこなかった。まあ、しかし、札幌のような「お高く止まった選民意識の強い街」や旭川のような「惨い事件の多いヤバい街」と言う印象もそろそろ表出されてもいいのではと考える。

