学校教育に金融知識は必要か | Kitの セカンドライフはキットよくなる!

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「2010年のベスト経済書」というふれこみで書店に陳列されていたので、
読んでみました。


市場経済の本質を「競争」と「公平感」の二つの切り口から分析して
いるのですが、以前に読んだことのあるエピソードやオムニバス的な
論調展開に納得度はいまひとつ。

個人的にいちばん面白かったのは、エピローグ。

金融リテラシーや金融知識について述べられている中で、学校で
金融のことを教えないことについて、



むしろ教育現場では、「お金のことを考えるのは、はしたない」という
意識が強いのではないだろうか。教育の目標はお金を稼げるようになる
ことではなくて、豊かな情操をもった人間を育てることだ、という意識
が学校では強いのだろう。



たしかに、お金をどう増やすかということについて、学校では教えて
もらわなかったですね。

また、全国の20歳以上の男女4000人にアンケート調査した結果が紹介
されているのですが、たとえば、

「金融・経済の仕組みについて、ほとんど知識がないと思う」
と答えた人が50.2%。

さらに、「株式・債券などの証券投資について、ほとんど知識がない
と思う」と答えた人は70.6%。

「預貯金について、ほとんど知識がないと思う」と答えた人は24.4%
にすぎないので、いかに証券投資について疎いかがわかります。

とはいっても、「複利について聞いたことがある」という人と「聞いた
ことがない」という人は45.2%もいるそうなので、預貯金についても
それほど詳しいわけではなさそうです。


やはり、学校で金融知識を教えるのはタブーなのでしょうか。

勉強ができて高給取りになっても、金融リテラシーがないためにお金に
苦労している人がいるという状況をみると、何か片手落ちのような気が
してしまいます。

しかし個人的には、現状では学校で教えるのは無理だと思っています。
大きな理由は、金融を教えられる教師がいないということですが、
それでも社会人になる前には、臨時の講座でも開いて金融リテラシーを
身につけさせる必要があるのではないでしょうか。

民間の教育機関とタイアップしてなど、やり方はあると思います。




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