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システムトレードな日々

システムトレード(システム売買)の記録などを中心に粛々と。市況や銘柄情報はあまり書きません。徒然に、トレード以外のことも少しは書きます。

昨日、四半期レビューを一部更新しました。


この年末は、新システムの検証にずいぶん時間をかけたりで、

なかなか予定していたとおりに行かなかったのですが、

良くも悪くも時は経つもので、遂に大晦日であります。


次四半期の計画等、ブログの更新だけでなく、実質的にもまだ

未完であったりします。

大雑把には頭の中でできているのですが、検証と詰めが必要で、

残りは年が明けてから改めて取り組みたいと思います。


今日はこれから実家に帰り、3日くらいまで泊まる予定です。

飲んで、食べて、寝るだけ、というブロイラーのような生活を

堪能してきます。


トレードの再開は、早くても1月9日から、場合によってはもう1週

休んでしまうかもしれません。



それでは皆様、良いお年を。鏡餅



・運用開始からの成績

 

運用開始(05年3月)からの累計損益率は、06年12月末時点で139.9%

となりました。


本年に入ってからの傾向として、収益の伸びの鈍化が認められますが、

それは依然として継続しているようです。

昨年との比較で、これといって大ヒットの月が無いのも特徴的なことです。


利益の積み増しが不十分であることから、昨年12月末以降、資金の

再投資をしておらず、絶対的な収益額が相乗的増加となっていないことも、

外観上のパフォーマンスに影響を及ぼしています。


一方で、ドローダウンは最大でも10%程度で収まっており、また復帰に

要する期間も想定の範囲内、となっていることは評価できます。



・今四半期(06年10-12月)の成績


今四半期は、3ヶ月合計損益率が14.5%(当初資金比)となりました。


11月下旬、急激な損失拡大が見られましたが、その直後急速に復旧し、

大事には至りませんでした。


ベンチマーク(同条件による過去5年のシミュレーションにおける1年当たり

収益の3ヶ月割り)との比較では、ややアンダーパフォームとなっています。


1.前日値幅

  

期中全般を通じて一進一退が続き、トータルではほぼとんとんでした。

ちょっと騙しに引っかかる割合が多かったように思います。


10月より225miniに移行しましたが、その点での問題は特にありませんでした。

前回のレビューで触れましたが、TOPIXを指標にして売買するという、

やや変則な体制であったものの、それ自体が問題ということは無かった

ように思います。


ただ、ずっとこのままで行くのもどうかと思うので、その部分もふくめた

細部を少し見直ししようと考えています。


2.DMI

 

トレード2回。

いずれも負けトレード、そのうちの1回はギャップによりストップロス幅を

かなり超えたため損失が拡大、シミュレーション上の最大ドローダウンを

超えたので運用休止としました。


売買サインの量、質ともに減少し、ストップロスも有効に機能しなくなって

きました。

それに加え、ほぼ1年間、累計の最高益に届かないこともあり、次四半期

より運用からはずします。



3.プッシュ&プルⅠ


トータルでは利益計上となりましたが、変動は一番激しかったようです。

11月中旬より成績が悪化、一時実績ベースでの最大ドローダウンを記録

したものの、12月初旬には一気に戻し、最高益更新という慌しさでした。


過去の大相場の天井付近で似たようなことが起きていたので、一応心の

準備はできていたと、まあ言ってよいでしょう。

とりあえず右往左往することはなく対処できました。


個別のグラフを見れば一目瞭然ですが、累計の成績は他を圧倒しています。

そうなるように資金配分を変化させているということもあるのですが。


このまま継続の予定です。



4.プッシュ&プルⅡ


トータルでは少し損失。

12月に入り少し盛り返したが、全般的に活気ありませんでした。

出来高の減少は相変わらずで、それがボラティリティにも影響

しているのでしょう。


運用開始当時は(といっても2年前のこと)、1日の出来高が全限で

1万枚を割ることなどめったになかったが、今はそれが3千枚とか

そういう世界なので、どうにもなりません。

トレードの対象とするマーケットではなくなったということです。


累計の損益でも過去最高値に届かず、ダウントレンド状態なので

次四半期より運用からはずします。



5.オープンレンジ


トータルでは利益計上となりました。

相場的には、荒れている場面もあったのですが、

なかなかがんばったという印象です。


このまま継続の予定です。



6.トリプレット


トータルではマイナス、冴えない成績です。

7月に運用開始以来、ずっとマイナス圏で推移しており、

もう見切っても良いかなとも考えます。

ただ、ドローダウンとしては、一線を越えるところまでは

微妙に到達せずに保っています。


もともと、フラット期間が割りと長く、当たりだすと加速度的

に良くなっていくタイプなので、早すぎる判断もどうかな、

とは思います。

多少のトレンド継続はありましたが、全般的にはチャートが

壊れている状態が長く、このシステムの本来の姿をまだ

見ていないという状態が続いているわけです。


故に、現時点では最低でも1年は様子を見ようと考えています。

次期も継続の予定です。



7.バイアス・コンボ


10月より導入。

トレード数3回、3勝でした。

ずっと勝ち続けるわけもなく、最終的には50~60%の勝率に

落ち着くと思います。

もともとトレード数はそれほど多くなく、年20回くらいの頻度です。

このまま継続します。



8.イニシャルレンジ


10月より導入。

トータルではプラス計上となりました。

思っていたよりはトレード数が若干多かったものの、成績としては

ほぼシミュレーションどおりでした。


ストップロスをきつめに入れていることもあり、収益的には比較的

安定しており、次期は1.5~2倍程度にポジションサイズをアップ

しようと考えています。

トレード手法などについては、特に変更なく続行します。


今四半期は、トータルでは利益伸長しましたが、比較的浮き沈みが

激しい展開でした。


11月中旬までは堅調に推移していたものの、プッシュ&プルⅠを

中心に損失が拡大、他のシステムでも大きな損失を計上するものが

重なり、12月4日には前回8月末を上回る11%(現在運用資金比)の

ドローダウンを記録しました。

運用開始来の実績ベースでは過去最大となります。


11月上旬は利益を積み重ねていたことから、マネーマネジメントに

おける強制ストップ、

  月中損失が-8.0%を下回ったら全運用停止

の発動には至りませんでした。


月替わりとの因果関係はないと思いますが、12月にはいると急速に回復、

12月8日には全体のドローダウン“0”の地点まで戻しました。


大きなドローダウンも経験したわけですが、継続・復帰できたことは、

取っているリスクの大きさ(すなわちポジションサイズと割当資金の関係)

がほぼ適切であったという証明にはなりました。


DMIは11月17日のストップロスヒットにより損失計上、ギャップによる

スリッページ加算もあり、想定の(個別)ドローダウンを超過したため、

運用休止としました。


株式指数関係のシステムは、総体では利益計上しながらも、今ひとつ

冴えない展開でした。

株式市場は8月くらいから、いささかダイナミックさに欠ける状況が

続いており、この環境下では仕方ないと思われます。


兼ねてより懸念していた商品市場の流動性低下については、今もって

改善の兆しがありません。

それによる相場つきの変化もさることながら、このまま行けば恐らく来年は

取引員の廃業、再編の発生も現実的なものとなってきます。

運用システム、資金のバランス見直しを、実行レベルの施策として

打ち出す必要があります。



「当初資金比」は実際の金額推移と同じ、「運用資金比」は

複利運用しないシステム自体のパフォーマンスに近いものと

言えます。


◆月次損益率

年月

損益率

当初資金比

運用資金量

損益率

運用資金比

05/3 15.2 1 15.2
4 -1.7 1 -1.7
5 7.2 1 7.2
6 14.0 1 14.0
7 -4.0 1.2 -3.3
8 31.0 1.2 25.9
9 3.0 1.2 2.5
10 13.9 1.4 9.9
11 8.9 1.4 6.3
12 12.4 1.4 8.9
06/1 8.1 1.5 5.4
2 7.7 1.5 5.1
3 1.5 1.5 1.0
4 -4.8 1.5 -3.2
5 5.7 1.5 3.8
6 6.9 1.5 4.6
7 2.1 1.5 1.4
8 -5.6 1.5 -3.7
9 3.8 1.5 2.5
10 7.0 1.5 4.7
11 -6.3 1.5 -4.2
12 13.8 1.5 9.2
合計 139.9   111.5

*05/3月はテスト運用

*当初資金比=月次損益額/当初資金額*100

*運用資金比=月次損益額/該当月資金額*100