今四半期は、トータルでは利益伸長しましたが、比較的浮き沈みが
激しい展開でした。
11月中旬までは堅調に推移していたものの、プッシュ&プルⅠを
中心に損失が拡大、他のシステムでも大きな損失を計上するものが
重なり、12月4日には前回8月末を上回る11%(現在運用資金比)の
ドローダウンを記録しました。
運用開始来の実績ベースでは過去最大となります。
11月上旬は利益を積み重ねていたことから、マネーマネジメントに
おける強制ストップ、
月中損失が-8.0%を下回ったら全運用停止
の発動には至りませんでした。
月替わりとの因果関係はないと思いますが、12月にはいると急速に回復、
12月8日には全体のドローダウン“0”の地点まで戻しました。
大きなドローダウンも経験したわけですが、継続・復帰できたことは、
取っているリスクの大きさ(すなわちポジションサイズと割当資金の関係)
がほぼ適切であったという証明にはなりました。
DMIは11月17日のストップロスヒットにより損失計上、ギャップによる
スリッページ加算もあり、想定の(個別)ドローダウンを超過したため、
運用休止としました。
株式指数関係のシステムは、総体では利益計上しながらも、今ひとつ
冴えない展開でした。
株式市場は8月くらいから、いささかダイナミックさに欠ける状況が
続いており、この環境下では仕方ないと思われます。
兼ねてより懸念していた商品市場の流動性低下については、今もって
改善の兆しがありません。
それによる相場つきの変化もさることながら、このまま行けば恐らく来年は
取引員の廃業、再編の発生も現実的なものとなってきます。
運用システム、資金のバランス見直しを、実行レベルの施策として
打ち出す必要があります。