もし子どもが父親に似ていなかったら…!!
マイクロキメリズム現象とは?
→ http://tocana.jp/i/2016/03/post_9129_entry.html
-------------- 転載 ------------
人生の中で誰にとっても忘れられない人物なのが“初体験”のお相手だろう。
思い出だけの存在であるのかどうかはその後の人生次第だが、この初めてのお相手は女性にとってはなお重要な意味を持っているというのだが……。トカナでは以前も紹介した驚異であるが、新たな研究結果が報告されたので、再度取り上げよう。
■母親の過去の“性の遍歴”が子どもに影響を及ぼす
人間の遺伝とはどうやら一筋縄ではいかないようだ。夫婦の“共同作業”であり“愛の結晶”である子どもがもし、父親に似ても似つかない風貌だったとしたなら……。
妻の浮気を疑ったとしても、現代であれば最終的にDNA鑑定ですべては判明する。正真正銘の夫婦の子どもであっても、父親にまったく似ていないことなどあるのだろうか。
それはじゅうぶんあり得ることであるという研究が、2014年にオーストラリアのニューサウスウェールズ大学から発表されている。
研究ではハエ(ショウジョウバエ科)を使った実験で、交尾と子どもの形質の分析が行われたのだ。そして研究では、
交尾をして生まれたハエの子どもの身体の大きさが、本来の父親よりも以前に交尾をしたパートナーの影響を多く受けているという驚きの結論が導き出されたのである。
実際の父親の影響をあまり受けることなく、前のパートナーが大きければ子どもも大きくなり、同じく前のパートナーが小さければ子どもも小さくなる傾向が浮き彫りになったのだ。
研究チームによればこの現象は、前のパートナーの精子に含まれているある化学物質が、交尾の後もずっとメスの体内に残り続けているためであると考えている。
実験では身体サイズの大小の差がはっきりつく2グループのオスのハエを選んで用意し、メスのハエとの交尾を記録した。
すると例えば異なるオスと2回の交尾の後に2回目で受胎した場合、驚くことに孵った子どもは最初に交尾したオスのボディサイズに近くなることが判明したのだ。
つまり、最初に身体の大きなオスと交尾したもののその交尾では受精せず、2回目の身体の小さいオスとの交尾で卵が受胎した場合、その子どもはどういうわけか最初のオスの子どもであるかのように身体が大きくなるのだ。
もちろんDNA的には小さなオスとの間にできた子どもなのだが、最初のオスの精液に含まれていた化学物質がその子どもに影響を及ぼすと考えられている。
「実の父親のDNAが子どもに遺伝することは確かですが、実際の遺伝はそう単純な話ではなく、もっと複雑な要素があると確信しています」とニューサウスウェールズ大学のラッセル・ボンデュリアンスキ教授は英紙「Daily Mail」の記事で言及している。
つまり父と母をプラスして2で割ったのが子どもであるという理解は単純過ぎるということだ。
そこには、母親(もしかすれば父親も)の過去の“性の遍歴”という時間軸も加わっていたのである。
■子作りが目的ではない性交渉でも遺伝子レベルの影響を及ぼす
もちろん、その母親が1人しか男性体験がないまま受胎したとすれば話はかなりシンプルになるのだろうが、そうではない場合、女性はこれまで付き合った男性の要素を体内で“保管”し、場合によってはその要素を新生児に伝えていることが指摘されることになった。
「女性は妊娠を前提にせずとも、おそらく後世に伝える男性の要素をえり好みできる存在なのです。彼女たちが過去の性交渉でその男性から獲得したものが、将来の我が子に影響を及ぼすのです」(ラッセル・ボンデュリアンスキ教授)
まさに女性にとっての妊娠、出産は単に現在のパートナーとの関係のみならず、これまでの“女の一生”をトータルに反映したものになるということだろう。驚くべきことではあるが、これははるか昔、古代ギリシャの哲学者アリストテレスも気づいていた遺伝のメカニズムであるということだ。
この驚くべき遺伝のメカニズムは「テレゴニー(telegony)」と呼ばれ、中世ヨーロッパの王家が離婚歴のある女性を嫁に取らない根拠にされてきたという。
保守的な男性社会が持つ“処女”を重んじる価値観にも影響を及ぼしているのかもしれない。
テレゴニーは実際にこれまでも広く信じられてきたのだが、最近になってこのような研究でようやく信ぴょう性を帯びはじめて再び注目されることになった。
また男児出産経験によって、母体が女性にはないはずのY染色体を持つといった事例が代表的なマイクロキメリズムという現象が確認されているほか、セックスやウイルス感染で遺伝子情報が書き換わる可能性なども最近では指摘されていて、人間の遺伝子が必ずしも両親のみから受け継がれるものではないことが徐々に明らかになってきている。
まさに直近の問題であるジカ熱と小頭症児の関係は、ウイルスによって子どもに伝わる遺伝情報が書き換えられる可能性が指摘されているということだ。
人の間と書いて“人間”と読むが、我々は両親から子どもへという絶縁体に覆われた1本の“回線”だけで遺伝子を伝えているのではなく、広く人々との交わりの中でさまざまな遺伝子レベルの影響を与え合っているのだと考えてもよさそうだ。
しかも人間ばかりではない。
ウイルスと人間との“交流”でも、お互いの変化をもたらす影響を及ぼし合っているのである。“行きずりの恋”や“一夜の過ち”、あるいは風俗サービスなどを通したその場限りの性交渉であっても、遺伝子レベルでは少なからぬ影響力を及ぼすものになることを今一度確認しておきたい。
(文=仲田しんじ)
参考:「Daily Mail」ほか
*********** この記事のコメント欄も転載 *************
25:匿名
>異なるオスと2回の交尾の後に2回目で受胎した場合
1回目の精子が残留してて受胎してた訳じゃなくて1回目が不受胎で2回目の受胎である事を確認した上での結果なのか。恐ろしいな
2017年6月17日 09:39 | 返信
24:匿名
ハエは体内に精子を残すから必然的に前の雄の形質を遺伝するはず。
だから遺伝の実験でハエを使うときは必ず処女バエを使うことになってる。
だからハエと人間を一緒にするのはおかしい。
2017年2月16日 00:36 | 返信
23:匿名
セックスはスポーツとか言うような人は価値観合わないから別にどうでもいいけど、
今良いなと思える人の過去の恋人とか、純潔とやらに盲信し過ぎてる人は強迫性障害なんじゃないかと思う……
2016年11月 5日 01:20 | 返信
22:匿名
ゴムしてても……?
というか、過去の恋人どころか、どこぞの誰かも分からん何千という祖先の遺伝子が我々には詰まってるのでは……?
あまりにも気にし過ぎるのは強迫観念じゃないのかなと思う……
2016年11月 5日 01:08 | 返信
21:匿名
え……ゴムしてても?
っていうか、どこぞの誰かも分からん何千という祖先の遺伝子も我らにはぎっしり詰まってるのでは……??
プラモデルと一緒で、自分で作った物は愛着沸くから子供も……
それだけ精液ってのはバイ菌扱いって訳なのか……なるほど。
あと……同性愛は?
2016年11月 5日 01:01 | 返信
20:匿名
まずハエと人間じゃ受精のメカニズムが違うはず。
人間の精子は塩基性で酸性に弱い。
オ○ニーしたあと精子がだんだん液状になっていくのは空気中の酸素によって酸性にされるから。
同じ様に人間女性のの膣内は弱酸性になっていて、精子は徐々に死んでいき生き残った精子だけが卵子までたどり着き受精卵となる。
ハエの仕組みは知らないが、せめて卵生の生き物じゃなくて胎生の生き物で結果が出てから論文や記事を書いてほしい。
2016年7月 3日 11:55 | 返信
18:匿名
これあると思うわ
俺は母親の浮気相手の子なのに顔は父親に似てる
ちなみに血液型が両親の組みあわせでありえない血液型
大人になり自分の血液型が教えられてた血液型と違う
母親に問いただしたら吐いた
父は母が巧妙に隠していて知らんもよう
2016年6月13日 23:58 | 返信
17:匿名
確実に自分の知人に旦那との子供なのにどこから見ても白人の子供を産んだ人がいる‥。
彼女が真実を語っているならこの記事も信憑性はあります(^^;
ただ、一度でもレイプされた経験のある人には、絶対に話せない話(>.<)
2016年5月30日 04:59 | 返信
16:匿名
つまり男が処女を求めるのは合理的だったのか
2016年5月29日 22:52 | 返信
15:匿名
遊び人の女性から産まれる子供は、多様な遺伝子を受け継いでいるわけか
2016年5月27日 18:25 | 返信
14:匿名
コンドームをすれば、影響は受けずに済むのでしょうか!?
2016年3月20日 14:13 | 返信
13:匿名
テレゴニー信者はもれなく理系リテラシのない馬鹿
2016年3月20日 11:15 | 返信
12:匿名
猫は聞いたことある…
前のオスの毛柄の猫も生まれるって。
2016年3月19日 08:25 | 返信
11:匿名
死んだ親父から昔、聞いた話!!
世田谷のある令嬢が日本人の旦那と結婚して生まれてきた赤ちゃんの肌の色は、なんと!!アフリカ系の人種の色だったと!!
見た目は骨格や鼻の形、髪の毛質などは日本人の赤ちゃんなんだけど…、唯一肌の色だけが褐色だったらしい!
きちんと調べても、日本人の旦那さんの子どもとの結果が!!
よくよく聞けば、令嬢が昔、六本木あたりで知り合った米軍基地のアフリカ系アメリカ人兵士とさんざんさんざん遊びまくっていたらしい!!!
黒人さんの精子の残骸みたいなものが、令嬢の体内に残留し続け、正真正銘日本人の旦那さんとの赤ちゃんなんだけれど、黒人さんの肌の色が、どうやらその子に発現したようだ
その時は、黒人さんの精液は、ものすごい強力なんだと衝撃を受けました
当然ながら、旦那の家・親族にはただただ平謝りし、旦那さんとは離婚して、子どもは引き取ったらしいです
まぁ、聞いただけの話なんで真偽はさだかじゃないけど……
2016年3月18日 19:23 | 返信
10:匿名
驚愕・・・・!!!!
2016年3月18日 00:01 | 返信
9:匿名
犬のブリーダーが言ってたけど、1度でも別の犬種と交尾させちゃうともうそのメスは血統書つきは産めないんだって。
この話はそういうことなのかね?
2016年3月17日 23:54 | 返信
8:匿名
実際に毛色の違う馬とか生まれて競走馬の業界では問題になってるみたいよ。
犬なんかのペットでもそうだし、だからこそ血統書なんてものがある。
人間も同じ哺乳類だし、やっぱり影響あるんだろうね。
2016年3月17日 17:41 | 返信
7:匿名
ソースはハエ
2016年3月17日 12:58 | 返信
6:名無しのゴンベイ
郵便配達人を恨む学者の寝言
2016年3月17日 08:00 | 返信
5:匿名
マイクロキメリズムだー。でもまったく子どもに影響がでないって考えるほうがおかしいとは思う。ものすごく微々たる影響だろうが
2016年3月16日 16:19 | 返信
4:匿名
じゃあ、多数の男と絡んでるAV女優達の子供はどうるんだか 汗
2016年3月16日 13:22 | 返信
3:匿名
デイリーメール……
鵜呑みにしたらイケないメディアの1つだけど、「イギリスのデイリーメール」と聞くと、知らない日本人にはそれっぽく聞こえちゃう
2016年3月16日 12:45 | 返信
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------------- 転載終了 ----------
どこまで本当かな?
人類、皆兄弟ってことで
→ 【驚異の遺伝子学】世界初、死んだ胎児が父親に!! 謎の他者細胞「マイクロキメリズム」の怪
http://tocana.jp/2015/10/post_7748_entry.html
→ 喜多嶋舞の主張は正しい!? 大沢が行ったDNA鑑定の死角「マイクロキメリズム現象」を考慮していない!!