今回の早朝ウォ-キングは、
明神崎・多奈川龍神
の絶景を観に
「小島漁港」界隈
へウォ-キングに行ってきた。
現地出発は「6:25」である。
さて、「とっとパーク」は今日休みで、いつもはこの時間でもすでに満タンの駐車場は、何も無かったかのように静まり返っていた
道路に出ると、いきなり飛行機が陸側にその大きな姿を魅せてくれる。そして釣り場の突堤には誰一人として居ない「長い鼻」は、中央部分から先にだけ陽光が当たっていた。
「小島漁港」に向け進んで行く道中では、沖合に真っ白な「大型客船」であろうか、ズームをしてみると10階ほどもある大迫力の「豪華クル-ズ船」であった。そして振り返ると「とっとパ-ク」の長い鼻がシルエットになっていて、静な波のない「凪」に絶景を観た
さらに、「ツユクサ」や「アサガオ」が陽光に照らされて、まだ始まったばかりの今日のウォ-キングに心休まる色添えをしてくれる
先ずは、入り口の「リコリス」(ヒガンバナ類)が可愛い明神崎にある「小島住吉神社」に上がって参拝をし、境内の右端にある「多奈川龍神」に向かい、このコ-スでは一番好きな場所での「絶景」を堪能する木々があるので見渡せる角度は狭いが、「長い鼻」の向こうにはゆっすらと「関空」が見え、大型船の行き交う姿を眺め、シルエットになった「長い鼻」と、陽光の道がこっちに向かってキラキラと迫って来るコンビネーション光景は絶品である
すぐ横にある「小島漁港」に向かって行くと、今日も釣り客が多くいた。沖合を眺めながら先端まで進むと、一人が丁度「イカ」を釣り上げたので話しかけると、自慢げにクーラ-ボックスを開いて釣れた「イカ」を全て見せてくれた。「6時から釣って8時前まででこれだけ釣れた」、とよくしゃべる大阪市内から来た22歳であった。
漁港内を一巡し、
ピークに時よりも、
暑さがかなり軽減されて
来たように感じながら、
「小島漁港」を後にした
大阪府と和歌山県の県境に着き、ここから車道を進んで行くが全て「陰」になっていて、右側の広い大阪湾を眺めながら、「大川港」に向かう。
サ-「大川港橋」に着き、ほぼ中央迄行くと下に下る螺旋階段を進んで、「大川港」に入る。堤防には5・6人の釣り人が居て、美しい光景が広がっていた
橋の下から陸側を見ると、いつも撮る大きな「宝篋印塔」が小さく見えた。
こじんまりとしたささやかな「港」であるが、
シンプル極まりないここの景色が大好きだ
サ-いつも通り、「大川峠」への分岐点にある「気温表示板」まで行って折り返す。気温は「30℃」になっていて、汗もかきまくっているが、もう既にピークの時に感じた「エグイ暑さ感」は無く、先日行った十津川の山間部「谷瀬の吊り橋」でも感じたように、海側でも徐々に「秋」の忍び寄る足音が徐々に大きくなってきてる、と感じる肌感は敏感である
振り返ると、「大川港」、その向こうには明神崎のある「小島漁港」が一気に見渡せるこの光景も亦最高である
暫し水分補給の休憩をし、戻って行く
この赤いバイクは、8月9日の丁度一ヶ月前に「深山公園」から「大川峠」をウォ-キングした時に出会ってロングラグチュ-をした「阪南市の男性」のものである。
「今日も大川峠を歩きに来てるんや」
「是非また会ってみたいな~ッ」
と思いつつ、すぐにある「大川八幡神社」へ上がった。
「大川八幡神社」へ上がるのは久々で、近くには古刹「報恩講寺」もあり、海運安全を祈願するための古い歴史ある神社である。今では限界集落のようになってしまってるが、当時は漁業で栄えた集落であったことを物語っているこの「大川地区」は、デイキャンプでもできる広場でもあれば、是非来てみたいと思う場所だ
サ-、来た車道を戻っていると、
「小島漁港」の入り口付近で、
あの「赤いバイク」が自分の横を過ぎ去った瞬間、
「オ-ッ!」
とかなり大きな声で呼び止めた。
するとUターンして来てくれたのだ。
「一期一会」だったはずが、
今回で、この言葉は消えた。
偶然、いや「奇跡」と言っても過言ではない。
約束もしていないのに、
ほぼ同じ場所・同じ時間帯に、
出会えることなど殆ど無い事が
現実となった瞬間だ
前回のように色んな情報交換をして、
やってることが同じようなことなので、
当然話は途切れることなく、
かなりのロングラグチュ-となった
趣味を同じくする者同士のこういう出会いは、
新鮮で刺激があって脳が目覚める
気分を良くして、「とっとパ-ク」に戻って行く
少し足を延ばして、大阪府指定「小島自然海浜保全地区」に行って海際に降りて、左右の自然海岸を堪能して、「とっとパ-ク」に戻り、一番奥にあるベンチに座って最後の休憩を取った
今回は「7.2km/4h02m」となったが、
時間が想定以上にかかったのは、
①あの「小島漁港」22歳の「イカ釣り人」との会話時間、
②さらに「奇跡の2回目の再開」の赤いバイクのおじさん、
との楽しい軽快なロングラグチュ-である
苔が生える程の長い人生には、
「一期一会」は数えきれないほどあるが、
同じ場所・同じ時間帯に、
しかも約一ヶ月ぶりの再開となれば、
偶然というよりも「奇跡」と呼ぶに相応しい。
今回の一番の「超絶景風景」は、
再会を果たした二人の会話場面
であると思う今日この頃・・・