「大川トンネル」通過時
エコ-が気持ち良く響き渡る
「ど演歌カラオケ」ワンマンショ-
で唸りまくる
「深山公園⇌大川港」
であるが、
帰りは急遽逸れて、数年ぶりに懐かしい
「大川峠」越え
をして来た。
現地出発は「6:15」である
さて、出発時は「24℃」と快適で、キャンプ場は9台の車に其々テントを張って朝食の準備等で賑わっていた
「深山公園」をぐるりと一周して、雲一つないブル-バックに冴えわたる晴天の中、斜めから射し込む陽光に「身長」を伸ばし、飛んできた飛行機はかっこ良く、辺りを眺めながら「大川トンネル」への坂道を進んで行った
約1kmある「大川トンネル」に突入。早朝なので通過する車は少ない。
サ-、アカペラで歌う
【ど演歌】
カラオケ・ワンマンショ-
の開演である
トンネル内は程よく心地よいエコ-が響き、
徐々に声の調子が上がってくると、
徐々に声も大きく、手ぶり身振りも加わって、
咽喉と腹筋を鍛える
今日のメインは今覚えたての
「風雪流れ旅」を中心に、
計6曲の「ど演歌」を歌い切った
トンネルの出口に着いた時は、もう息も荒かった。
トンネルを出て下り坂に入り、進んで行くと、言う事の無い大阪湾の絶景が広がっていた
「円光大師法然」所縁の石碑を眺め、向こうに見える「大川港」やそのまた向こうに見える「小島漁港」などを眺めながら、暫し休憩をしていた時、一人の男性がやってきて、
「これから大川峠に行く」
と言って去って行った
が、この時自分は、
「大川峠」に行く予定ではなかったので、
当初は気にもならなかったのだ
陰の中を進んで「大川橋」に差し掛かり、丁度てっぺんには下へ降りる階段を使って、港に入ろうとした時、一羽のサギと目と目が合った瞬間に飛び立つ瞬間をとらえようとしたが、少しだけシャッタ-を押すのが早かったのだ
何事でも「タイミング」は、
人生を左右する可能性がある
いつもの日陰の橋の下でたっぷり休憩し、水分補給は欠かさない。
ここから戻って行くが、
もうかなり暑く、
湿度が高い
「大川八幡神社」の鳥居前で手を合わせ、
「大川峠」への分岐点に来た時、
急遽予定を変更し、
数年ぶりに「大川峠道」
を歩くことに決めたのだ
さっき会ったあの人に
触発された感じである
今では、完全に歩行者と自転車のみが通行できる道になってしまってるが、まだ大川トンネルが開通する迄は、大阪と和歌山を結ぶ重要な道であった。
・大川トンネル開通は、1993年(平成5年)
・一般車通行止めは、2006年(平成18年)
と調べたらそう書いてあった。
若い時はここを車で良く通過したことや、サーキット族がタイヤ痕を残して何台も崖から転落したり、というかなり激しい歴史のある多いと峠道だった、という記憶は鮮明の残ってる
サ-、坂を上がって行くが青いラインが2本綺麗に伸び、完全に自転車道に代わっていたのだ。延々と同じ風景が続き、展望の効く場所も無く進んで行くと、懐かしいレストラン「潮騒」の廃墟が見えて来た。その若かりし独身の頃、彼女と二人でここで「うどんかラーメン」を食べた記憶は、鮮明に残ってる
出発しようとしたら、さっき下で出会った男性が最後まで行ってまた戻ってきたところで偶然にも遭遇し、すぐに会話が始まって話の途切れることは無く、この阪南市の65歳の男性との趣味はほぼよく似ているから、盛り上がる条件は整っていたのだ
話すこと約20分程だっただろうか、このロングラグチュ-は、色んな情報交換へとつながって、峠の頂上付近から「砲台跡」へ繋がって行ける、という話も聞けたので、冬場になれば是非リュックを背負って挑戦しようと思う。
話しは尽きず、お互いに「ええ情報交換が出来た」し、
またどこかで会うことができることを祈りながら、
ツ-ショットを快諾してもらい撮った
ここ迄、話しの合う「一期一会」は少ない
また一人頂上に向け出発。同じ風景が続く中、写真を撮れる場所も無く、一か所だけ狭い範囲で展望できる場所があっただけで、ひたすら歩いた
やっと頂上に着いて、スマホを見ると「標高106m」で、既に「6.36km/2h34m」も歩いてる。
今度は延々と続く下り坂を一気に歩き、「大川トンネル」の入り口に合流し、「深山公園」へと向かった
この時全身汗まみれになっていて、
纏わりつく「べとつき感」はえぐかった
「深山公園」に着いて早速、自販機に向かい大好物の「アイスもなか」を買い、咽喉を鳴らしながらロレロレ舌で嘗め回した時の爽快さは堪らなく開放感に満たされた瞬間である
陰に入って休憩したが気温が気になったので、
温度計を見てみると「30.3℃/75%」という、
陰にいて、風が吹くと
汗を持って行ってくれる
湿度であった
さらに横にある広大な芝生広場を廻っていると、綺麗な「アオスジアゲハ」が止っていたので、ゆっくりそ-っと近づいてその姿を収めた。「深山公園」を出発するコースの時には、最後にこの大きな東屋で休憩をするのがお決まりのルーティンである
今回の「8.5km/3h19m」は、
結構「汗」まみれになった
ウォ-キングであったが、
「大川峠」の上り、下りで、
汗をたっぷりかくという
「有酸素運動」と「足腰鍛錬」
をすることができた
今回のメッチャ久々に歩く「大川峠旧道」は、
途中で急遽、予定外のコースに変更をし、
同じような趣味を持つ人との出会いもあり、
その人とのロングラグチュ-は楽しく、
また、久しぶりなので新しい道を
まるで新規開拓したような気分になれて、
記憶に残るウォ-キングであったと、
思う今日この頃・・・