今回は意賀美神社にある
「雨降りの滝」
を見たくて、
神 於 山
へ行ってきた。
現地出発は「7時20分」である。
さて、道の駅「愛彩ランド」を一周散策して、あの噴水を眺めてから登山口に向かった。今日は何故か「虹」を見ることは無かった。
信号を渡って「神於山登山口」に向かい、少し進むと一気に光景が広がる場所がある。
眼下には、出発した道の駅施設がはっきりと見渡せて、大阪市内方面にはビル群の中に「あべのハルカス」が聳え立っていた。
舗装道を上がって行くと、途中から山道に入って行く。満開のツツジが迎えてくれ、暫く上がって行くと、「国見の森広場」方面に行くが坂を上がってすぐに「フウの道」がある。
坂を上がり切ると、「フウの道」が続く。晩秋の頃にはこの巨木並木の「フウの道」は一変する。緑から黄・橙・赤へと変化する紅葉のグラデ-ションは圧巻である。
そんなことを思い出しながら進んで行くと「国見の森広場」に着く。今日は誰もいなかった。
ここから再度舗装道に入って進んで行く。
途中に「展望良し」の看板があるので、来たら毎回寄って行く場所である。気の葉っぱに近い方には「あべのハルカス」が見え、さらに右にスパンすれば、花火で有名な富田林の「PLの平和の塔」が見えたことに驚く。
「藤尾池」を横目に進んで行く
途中には、誰にも見向きもされなかった小さい「タケノコ」が、ぐんぐん伸びきって見た目はこげ茶色の皮をかぶっているが、身長は5m以上に延びていて、チワワの子供VSゴールデンレトリバ-の違いのように成長していた。
「有酸素運動」と「足腰鍛錬」の出来る山道はまだまだ続く。
サ-、「国見台」標識前の急坂を上がって行くと、この山に来たら必ず寄る「国見台」の石碑が最高だ。展望は一切無いが何故か好きな場所だ
ここから少し進むと「神於山」頂上展望台があり、早速上がって「標高296.4m」から望む展望はいつもよりは見えていた。
関空道の向こうには「関空」が、「明石海峡大橋」がうっすらと2脚が見え、淡路島は殆ど見えず、「神戸・池田」あたりはぼんやりとしていて、「あべのハルカス」は徐々に見えにくくなってきていた。
大体はここ迄見えることが無いので、今日は「上出来!」である。
充分「展望台」で光景を堪能した後は、ひたすら約2kmある舗装林道を下って行き、目指すは「意賀美神社」の境内にある「雨降りの滝」だ。
道中には、布引神社があったという「布引山」に逸れて写真を撮った。
そして道中は殆ど「竹林」が占領しているので、普通の山と違って竹の葉が何とも美しいし、風が吹くと擦れ合う音が何とも粋な感じがして心地よいのだ
下山すると目の前には県道39号に直結し、
すぐそこには「意賀美神社」がある。
早速参拝して、
今日の第一目的である
「雨降りの滝」
を堪能しに行く。
先ずは、境内の端っこにある上から見える場所から「雨降りの滝」を眺め水量や変化などを確認し、下に降りて滝壺まで行く。
「ええな~ッ、最高や」
「心に沁みる滝の音」
「見て良し、聞いて良しの雨降りの滝」
水量が多くて落差は小さいが、これぞ名瀑である。
サ-嫌っという程、「雨降りの滝」を眺めた後は、国道170号「土生滝」の信号に出て陰のない歩道を戻って行った。
道の駅に戻って、先ずは物産所にて買い物をし、あの美味い弁当「定番弁当」を中央の池のあの噴水を眺めながら頬張るのがここに来た時のささやかな贅沢である
池の畔のベンチは全て、弁当を食べながら話に興じる家族連れが多かった。ここに来たら誰しも思うことは同じなのだろう
今回の「6.9km/3h08m」は、
やっぱり、
「また来たくなる神於山」
と思わせてくれる他の山には無い
絶対的な魅力を感じながらの
楽しいハイキングであった
行きは「有酸素運動」と「足腰鍛錬」に迫られて、
「神於山」頂上からは大阪湾の絶景を堪能し、
長く続く竹林の舗装道を一気に下って約2km、
意賀美神社の境内で丁重なる「二礼二拍手一礼」の、
御利益あってか迫力の水量で流れ散る「雨降りの滝」、
ブル-バックに冴えわたる晴天によって見栄え良く、
手に負えない程浴びたマイナスイオンの健康霧は、
「明日も頑張れよ」と脳を刺激し背中をたたき、
「何時でも来いよ」と誘ってくれた滝の声は、
間違いなく「My heart」に突き刺さる。
「愛彩ランド」の池の噴水を見ながら、
あの美味い出来立ての定番弁当は、
露天ベンチで味わう「+α」の粋な一味は、
ブル-バックに冴えわたる青空に下で、
ささかな贅沢を楽しむ風流は、
絶対ここに来ないと味わえない
特殊・特別な美味くて深い味が加わるのだ