エリナside)
橘さんは、いつでもやめていいよと
言ってくれるけど、
私の都合はそう簡単にはいかない。
橘さんと別れた後、スマホを開くと
がんちゃんからラインが来ていた。
岩田「お疲れ様。
昨日は楽しかったよ、
ありがと。
今度さ、食事行かない?」
好かれるのは、とてもうれしい。
だけど、
こういうのって、正直困る。。。
すぐには、返事をしないことにした。
次は、橘さんからライン。
「ご指名です。
今夜11時、ベイサイド○○2172号室
VIP登坂様。
添い寝希望」
(登坂さん・・・)
私は、嬉しいような
だけど、少し困った。
「お仕事、了解です。」
と、橘さんへ返信した。
夜まで時間があるので、うちへ帰って
ゆっくり休もう。
お風呂に入ることにした。
湯船に浸かっていると、
着信が。
がんちゃんからだ。
「もしもし」
岩田「あっ、エリナちゃん?
今、どこ?」
「うちにいる!」
岩田「あれ?お仕事じゃないの?
すごいエコーかかってるよ、声」
「今、お風呂・・・
うふふ」
岩田「ヤダ、エロイな。
オレも一緒に入りたい!」