ストーリー★ラブフェア⑪ | 三代目妄想中☆GENERATIONS数原龍友♡

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数原龍友が一番のお気に入りです。


★フィクション★
妄想書いてます。

不快に思う方は立ち寄らないでね。

 

 

エリナside)

 

 

 

 

橘さんとの約束までは時間がある。

 

うちに帰って仮眠を取ろうか、

 

それとも優也のお父さんのお墓参りに行こうか。

 

 





 

優也のお父さんのお墓がある○○霊園に


電車で向かうことにした。

 



ちょうど朝のラッシュで、山手線は激混み。

 

2駅目で体勢を変えることが出来ないくらいに

 

車両は、人が密集していた。



 

3駅目に着きドアが開くと、わぁっと

 

人に押し流された。



 

気づくと、手を引っ張られている。

 

こちらを振り向く、哲也さん。

 

橘さんのビジネスパートナーだ。

 

 


 

手を引っ張られたまま、空いたところへ

 

歩く。

 

 

 

 

哲也「エリナ、こんなとこで何やってんの?」

 

 


「お墓参り、行くところ」

 

 



哲也「こんな時間に?

 

誰のお墓参り??」

 

 


 

「今日、橘さんと面談なんで

 

その前に行こうかなって、

 

元カレのお父さんのお墓です。。」

 

 


 

哲也「あっそっか。

 

ここからだったら、○○霊園か?

 

オレ、今日早く出てきたから時間あるんだよ。

 

付き合おっか?」

 

 



「え?でも・・・いいんですか??」

 

 

哲也「うん、行こ」

 

 

 

 



次の駅で降り、駅前のお花屋さんで

 

花束を買った。

 

霊園にはタクシーで向かった。

 

着いてから、墓地まで少し歩いた。

 

 

 

 

 

哲也「あのさぁ、エリナ・・・

 

前から聞こう・・・てゆーか、

 

言おうと思ってたことあるんだけど。」

 

 



 

「何ですか?」

 

 

哲也「元カレって、

 

婚約者だったヤツのことでしょ?」

 

 

「はい」

 

 

哲也「借金肩代わりしてるって、

 

お前、払わなくていいと思うんだけど。」

 

 



「色々あったんです。

 

だから、私が負担して

 

誰にも被害が及ばないように

 

したいの」

 

 



 

哲也「そうじゃなくてさ・・・

 

誰も負担しなくていいように、

 

婚約者は行方不明なんだからさ、

 

何とか出来るよ、

 

手伝うからさ、オレ」

 

 


 

「哲也さん、ありがとう。

 

でも、橘さんにも手伝ってもらってるし

 

これ以上は、頼めないよ。」

 

 



 

哲也「じゃあ、困ったことあったら

 

言ってよ。

 

いつでも相談乗るし、

 

何でもするからさ。」

 

 

 

「ありがとう」

 

 

 

 

お墓に水を撒いて、

 

花を手向けた。



 

心の中で優也とお母さまのことを

 

守ってくださいと、手を合わす。

 

 

 


 

哲也「どこにいるんだろうな・・・」

 

 



「元気だったらそれでいいんだけど・・・

 

私はもう、会う気持ちはないし。」

 

 

 

哲也「ほんと、お人よしだなエリナ」