登坂side)
ベッドの上の天井を見つめる。
昼間の撮影・・・
思い通りに行かなくて、
納得いってない。
そんな時は、決まって寝れねー。
だから、女呼んでもらったけど・・・
エリナ・・・だっけ?
良く寝てる・・・
こいつ大人っぽいけど、
寝顔は、幼ねーな。
寝顔見てたら、寝れなくなった。。。
ドキドキしてくんだけど。
でも、添い寝だけって言ってあっから
何も出来ねーよな。
♫ピピピピピ
♫ピピピピピ
AM7:00
エリナ「登坂さん、起きてください
アラーム鳴ってますよ」
登坂「ん?
あっ、目覚まし
・
今朝は9時で良かったんだった・・・
ごめん、まだ寝てていいよ」
エリナ「ごめんなさい。
そのまま、寝ちゃってたみたい・・・
私、準備して出ます。」
登坂「あ、このままいてくれていいよ。
オレさ、9時起きでいいから。
都合悪い?」
エリナ「大丈夫ですけど。
でも、登坂さんは芸能人の方なので
私、先に出ますね」
登坂「ごめんな、真夜中に呼び出しといて
またこんな朝に帰しちゃって。」
エリナ「だいじょうぶです。
お仕事頑張ってくださいね。
じゃっ」
登坂「帰り、気を付けて。
またね」
エリナ「ありがとうございます。」
部屋を出て直ぐにエレベーターへ急いだ。