なんだよ、失速してたんかい
やっぱり勝負は最後までわからないもの。
別に262安打の記録が誰かに抜かれてもいいんですよ。でも、まだ100安打ちょっとの段階で「オレ、このペースでやれば新記録作れる」みたいな言動をしたり、周りが煽ったり、現記録保持者のイチローを馬鹿にしたりするもんではないですよね。
現在、落第点こそ取らないものの、ぐーたらダラダラしているユウト君。
母ちゃんが見るに、古生物学を学べる大学に入るのは非常に難しい状況に早くもなっているのですが、本人はまだ間に合うと思っている様子。
これからでもひたすら目標に向かってやれば、状況は改善するかしら??
と思ったけれど、母ちゃんがいくら燃えたところで、ユウト君が行動しなければ状況は1ミリも改善しない
母ちゃんが前向きに努力するかじゃないよなあ。
本人をやる気にさせる努力を怠らないのが、母ちゃんの「ひたすら前向き」なのかな。
ユウト君に限ったことではないでしょうが、勉強しろと言ってもしない。
ガミガミ言うのは逆効果。
でも、まだ中2なんだから間に合うよ!みたいな表現だと、本人の中に甘えが出て、「まだ中2だしぃ〜」になる。
母ちゃんの声かけ、超重要!!
付属大学以外を受験する子の親向けに、ベネッセの人を招いての説明会がありました。
(昨年も参加したけど)
その中で、国公立や早慶に受かる子も、大東亜帝国レベルで終わる子も、高1の段階では家庭学習の時間は一日150分くらいで、その後に増やせるかで差がついていくような話がありました。だから、中高一貫校の中学生は高1で150分勉強できるように、少しずつ家庭学習時間を伸ばして行きましょうと。
それから、試験において、いわゆる奇問難問が出るのは3割で、7割は基礎(教科書の範囲内という意味でしょう)だという話もありました。
つまり、古生物を学ぶには国公立を目指す必要があるユウト君ですが、今意識を変えられれば間に合うのかな??
これは伝え方をしっかり考えて、ユウト君が諦めることなく、甘えることもなく前向きに勉強に向かえるようにしなきゃな。
で、ユウト君が
説明会、どうだった?前回と同じ内容だった?
と聞いてくれたのを幸い、ちょっと話をしました。
中学生はまずやりたいこと、行きたい学校を考える時期なんだって。君はどっちもハッキリしているから、有利だね!
で、高1になったらみんな毎日150分くらい勉強するようになるから、国公立志望の子は中学の間にいかにそのレベルまで早く引き上げるかが重要らしいよ。(←この辺、ユウト君向けにアレンジ)
2時間半か…。できなくはないな。
ユウト君、前向きな反応
しかも、試験の7割は教科書の範囲内なんだって。レベルが高い学校も、難問は3割だって。だから今は無理に難しいのに挑戦しないほうがいいって。
マジか?!
で、思い出したんだけど、伯父さん(母ちゃんの次兄。早慶卒)がさ、受験勉強してた時、「確かに教科書の範囲内だけど、すごい細かい字の注釈に書いてあったりするんだよ」って笑ってたことがあるんだよ。つまり、下のレベルは教科書の大きい字の部分からしか出なくて、上のレベルは細かいところから出すんじゃない?それでも7割は教科書のどこかに書いているってわけだから、あなたも学校の教科書と、学校から配られた問題集を隅々まで頭に入れておけば、そのレベルだってことだよ。
そうなんだー
とりあえずは前向きに聞いてくれました。
ダラダラ中学生のやる気はすぐに萎むかもしれないけれど、いかに励ましていくかが母ちゃんの課題。
ユウト君より母ちゃんが頑張らねば。
勝負は最後までわからないんだから。
10年連続200本安打も、年間安打数262本も、1本1本の積み重ねだから。