「二月の勝者」10巻 | 高機能自閉症のユウト君とアスペルガーの母ちゃん

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高機能自閉症中学生のユウト君。中学受験を経て、某私立中学に在学。
多分アスペルガー&ADHDの母ちゃん。
少数派2人のドタバタな毎日です。
アメンバーは現在募集しておりません。

ご訪問ありがとうございます。

皆様、こんにちは。しあわせ母ちゃんです。


やっときたーーー!!
「二月の勝者」10巻が出ましたね!!

普段、マンガが苦手な母ちゃんですが、これは楽しみにしていますウインク

(以下、ネタバレあります)

 



上杉海斗君、開成志望!
いつも弟に劣等感を抱いていたんだろうな。
海斗=スポーツ、陸斗=勉強
と周りに決めつけられているのにモヤモヤしていたのが、桜花に入って黒木先生に
「あなたは彼(吉祥寺校トップの島津順君)と机を並べる日が来ます」
と言われ、勉強に取り組む気持ちに火がつきます。
そして目指すは開成!!
「でも、ママはきっと許してくれない」とポツリ。
一番信じてほしい人に過小評価されているのって、つらいねショボーン

過剰な期待は子どもを潰すし、過小評価も子どもを不安定にする。
海斗君のママさんだって、息子の「ありのまま」を認めるつもりで、「無理しなくていい。得意なことで頑張ればいい」と言っていると思うんですよね。
それが海斗君の不満になっているんだから、親業ってムズカシイアセアセ


「子どものため」が空回りしているのが、大内礼央ちゃんのママさん。
ただ、暴走しすぎて、礼央ちゃんは気持ちが圧されてしまっています。
とりあえず、ママが怒らないように…が第一になってしまっています。
彼女、志望校も「ママがいいって言うから」という理由で決められていて、「自分」が出せていません。
塾での嫌だった出来事を親に話せるところはあるけれど、基本的に親には逆らえない関係。
ママさん、力を入れるところが違うよ~!とは思うけれど、それは他人だから。
当人は必死で子どものことを考えているんですよね。
やっぱり、ムズカシイ……。


頑張っている我が子が結果を出せずに苦しんでいる姿がつらい。
山本佳苗ちゃんママと柴田まるみちゃんママ。
今回、母ちゃんが一番感情移入してしまったのが佳苗ちゃんママです。
本当は行かせたい学校があったけれど、娘の成績が伸びず、秋になって下方修正します。(この時点でつらかったと思います!)
最初の目標よりレベルは低いけれど娘がキラキラできそうな学校に目標を切り替え、勉強に付き合いますが、そこですら過去問を解いても満足な結果が出ない。
娘があんなに頑張っているのに……。
娘が泣くのはつらい……。
この気持ち、わかるなあ。

我が家のユウト君は、勉強ではなく人間関係で苦労をしています。
マジョリティの世界に適応したくて、必死で頑張っています。
でも、どんなに頑張っても、マジョリティにはなれないマイノリティ(=自閉症)の脳。
頑張っているのに毎日がつらい、と泣く我が子を見るのは、本当につらいですえーんえーん
中学受験となると、これに「勉強」の要素が加わるんだなあアセアセ
母ちゃん、大丈夫かなぁ?ガーン


「二月の勝者」、最後はどんな結果で終わるんでしょうね。
海斗君はさすがに開成は間に合わないだろうな…。
親の離婚に巻き込まれている順君、開成どうするのかなあ。
科目によって成績が凸凹のジュリちゃんと、基礎はしっかり固めているけれど応用までにはいっていないまるみちゃんの“女子学院”コンビ。
この二人は想像つかないな。
ジュリちゃんは受かっても落ちても、気持ちをプラスに持っていけそうだけど、まるみちゃんは自己否定しちゃいそう。
必死で頑張っている佳苗ちゃんは、鈴蘭に受かりそうだな。
暴走ママの言いなりな礼央ちゃん、自らの意思を出せるか?
受験に理解のないパパと熱心なママがいつも戦っている武田勇人君は、夏合宿の後に目覚めていましたが、あれからあまり描かれないので、気になっています。
自分の存在価値を実感したくて最高峰を目指している花恋ちゃん。落ちたら潰れてしまいそうだから、ぜひ受かって、ジュリちゃんのような同志を見つけて欲しいです。
夫の一家が皆OK(慶応)出身で、ママさんが周囲からのプレッシャーに押し潰されそうな毛利光君。ぜひ受かって、ママさんを楽にしてあげて欲しいけれど、子どもが描かれないので、よくわかりません。
電車好きな加藤匠君。成績も上り調子だし、彼は不安要素がない感じ。何よりも、親の接し方がいい!母ちゃんも加藤匠ママみたいにできたらなアセアセ
入塾までにすったもんだがあったものの、自分の考えがしっかりしていて親も“伴走”タイプな三浦雄星君。最近、描かれないけど、どうしているかな?彼も不安要素はなさそう。
あと、密かに気にしているのが、今回久しぶりに登場した石田王羅君。空気が読めない、精神的に幼いところがユウト君に似ていて、ずっと気になっています。
今回、100マス計算ではありますが、勉強で「新記録達成!」と喜んでいる姿があり、母ちゃんは嬉しかったです。今井理依紗ママは「低学年でやるものなのに…」と軽蔑していましたが、王羅君は「今の自分」にぴったりの課題に取り組み、少しずつステップアップすると同時に、楽しく勉強できているんですよね。
受験3ヶ月前に100マス計算をしている彼がどこかに受かるのかは謎ですが、受験してもしなくても、受かっても落ちても、彼はきっと前を向いて進めるのではないかと思います。


11巻は春に出るそうです。
楽しみだな~。


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