●ナンジャモンジャこぼれ話

「なんじゃもんじゃ」は、毎年5月上旬頃から一斉に開花し、 真っ白な花が雪が積もったかのように木体を覆うのです。東京では神宮外苑で見ることが出来ま
す。

wikipedia:ヒトツバタゴ(一つ葉タゴ・一つ葉たご、Chionanthus retusus)とはモクセイ科ヒトツバタゴ属の一種。同じモクセイ科のトネリコ(別名「タゴ」)に似ており、トネリコが複葉であるのに対し、本種は小葉を持たない単葉であることから「一つ葉タゴ」の和名がある。(ナンジャモンジャとも)

・ヒトツバタゴとナンジャモンジャ
ナンジャモンジャは、特定の場所に生えている見慣れない立派な植物、怪木や珍木に対して地元の人々が付けた愛称。すなわち、特定の植物の種名ではない。"ヒトツバタゴ"を指すことが多いが他の樹種の場合もある。あんにゃもんにゃとも呼ばれる。

・ヒトツバタゴ

日本において本種は希少種のひとつであり、絶滅危惧II類 (VU)(環境省レッドリスト)に指定されている。天然での分布域も狭く、長野県、愛知県の木曽川流域、岐阜県東濃地方および長崎県対馬市に自生しており、それぞれの県のレッドデータブックに掲載されている。長野県および愛知県では絶滅危惧I類、岐阜県および長崎県では絶滅危惧II類に指定されている。

・明治神宮情報から
昔、江戸青山六道の辻(現在は明治神宮外苑内)の人家にあった木は名前がわからないので「なんじゃもんじゃ」(または青山六道の辻にあったことから別名「六道木」)と呼ばれていました。 ちなみに「なんじゃもんじゃ」とは「何じょう物じゃ(なんというものか)」の意味です。


(神宮外苑の聖徳記念絵画館前にヒトツバタゴ(三代目六道木)が植えられております)