2023年4月28日掲載

2024年5月3日改訂・再掲載

 

4/27に、埼玉県鴻巣市のヒトツバタゴを見に行きました。原馬室は2019年に初訪問し、あまりのヒトツバタゴの多さに衝撃を受けた地です。今回はレンタサイクルで各所を訪ねました。

 

【関連リンク】

 

【馬室小学校周辺】

庭先にヒトツバタゴが植えられている民家が幾つかありました。写真の個体は雄株だと思いますが、同じヒトツバタゴでも個体によって印象が異なります。この個体は開花時に葉が目立つタイプです。常勝寺にも若木が数本ありました。
 
【原馬室・愛宕神社脇】
4年ぶりの訪問ですが、丁度満開でした。今年は例年よりも10日ほど早いです。愛宕神社脇の個体は非常に花つきが良く、満開時には葉が殆ど目立たなくなります。周辺には、写真の個体以外にもヒトツバタゴが幾つかあります。
 
【なのはな通り沿い】
周囲にあった樹木が伐採され、樹形の美しさも相まってよく目立つようになりました。
地元の方によると、昭和50年代に明治神宮外苑のヒトツバタゴを広める会があり、この地に住んでいた方が苗木を原馬室周辺に贈ってもらったとのことです。愛宕神社脇の個体が最も古く、写真の個体は昭和56年(1981年)頃に植えられたそうです。植栽されてから40年以上が経過し、現在は樹高10mくらいです。
北向きに撮影した姿です。
 
【勝願寺】
このアングルだと昼は逆光になってしまいます。樹高8mくらいで、幹は根元から3本に分かれています。
鴻神社のヒトツバタゴも見頃でしたが、逆光だったため今回は撮影しませんでした。
 
※2024年5月3日撮影・追記
【勝願寺】
昨年は午後の撮影でしたが、今年は朝に撮影しました。朝だと逆光にならずに撮れました。まだあまり散っていなかったため、少なくとも5/6までは持ちそうです。ヒトツバタゴは花期が意外と長いのが有難いです。
反対側からの姿です。
 
【鴻神社】
鴻神社の「なんじゃもんじゃ稲荷」の個体の花は終わり気味でした。この個体は六道の辻にあった木の三代目で、鴻巣市の文化財保護委員だった方が1981年に明治神宮より下賜されたものを鴻神社に奉納されたものとのことです。
 
鴻巣は「関東の東海」と言っても良いかもしれません。