完全栄養食とは
人が健康を維持するために必要な栄養素を全て含んだ加工食品のことです。厚生労働省が策定した「日本人の食事摂取基準(2020年版)」や「栄養素等表示基準値」に基づいて、1食あたり1日に必要な栄養素の3分の1以上を摂取できるように開発されています。
かつて宇宙飛行士の為の宇宙食が完全栄養食品として作られました1960年代です。
完全栄養食の概念は、2013年に米国の起業家ロブ・ラインハートが粉末状の完全食「ソイレント」を開発したことに始まりとも言われていますが、それ以前に概念はあったのです。
その後、2014年に液体の「食事」として販売され、現在では粉末、飲料、バー、パンなどの形状で広まっています3。日本でも、健康志向の意識が高まり、多様な完全栄養食が開発されています。
ですがそのような食品は毎日の食事に転換できてはいません。
最近次々と完全栄養食という食品が様々な企業から発売されています。 上に記したように、完全栄養食には定義があります。
以前流行った。健康補助食品の上を行くのが最近の完全栄養食品です。
これまでの健康補助食品というのは、健康維持に必要な食物を提供する食品類ですですが、完全栄養食品とは 食事に必要な栄養分全てが入っているという意味なのであります。本当かな?
しかしこれってどうなの ?と私は考えています。
食事は3食とりますが、その時の雰囲気によっていろいろ食べるものが変わってきます。
つまり食事というのは 1食あたり は不完全なのですが 1日あたり栄養素が三食で全部揃えばいいわけなのです。
でも、栄養士でもない 我々は そのように食品を完全に選ぶことはできません。 しかしながら食品業界は我々の思考を無視して完全栄養食品 なるものを発売しています。
さあて、中に何が入っているのでしょう 栄養素の栄養成分の由来が気になるところであります。
調理の楽しみを排除してくれた完全栄養食品成るものが、家畜資料的に思えてなりませんが、病気ときや調理不能の高齢者には福音と成るかもしれません。
完全と言う言葉を信じるならね。