みなさん、こんにちは
いつも、紀州有田商工会議所女子ブログにお越しいただきありがとうございます
今回は番外編といたしまして、商工会議所で開催された研修の様子をご紹介させていただきます
まだ桜も咲いていた4月6日
商工会議所では、ビル内の平均年齢がぐんと下がっていました
そう、その日は 新入社員研修
が開催されていたのです
希望された事業所の新入社員さんに商工会議所へ集まってもらい開催されるこの研修は
毎年恒例の春の行事です
講師は僭越ながら商工会議所職員が務めさせていただきました
まず、1限目
『最近の社会状況について』から
スタート

まず、基本となる経済用語を簡単に説明
日本の現状と課題、アベノミクス、今後の社会はどうなっていくのか?
ニュースなどで聞く単語がたくさん出ました
興味ない方もたくさんいるかもしれませんが、そんなことばかりいってられません。
学生時代では大人や偉い人が勝手にやっているものと遠巻きにみていればよかったかもしれませんが
社会人になった今、
みなさんこそが社会の現状であり、
課題を背負わされており、
今後を考えていかなければいけない立場になったからです
この機会にニュースや新聞を読む習慣をつけるのもいいとおもいますよ
2限目
『社会人としての心構え』

それを達成するために大切なことは何かをお話ししました
仕事の進め方、周りとの人間関係において大切なこと
心構えとは、つまり意識的におこなうということ
だら~となんの考えもなしに仕事をしていては非効率ですし
人間関係も押さえておくポイントを守らなければ、円滑には進めません
たいへん有意義なお話ですが、やっぱりただ話をきいているばかりだと集中力が途切れてきます
ということで、軽く実践
積木式自己紹介をやっていただきました
積木式自己紹介とは
6人ほどのグループで横一列に並び
端から、リレー方式で自己紹介をするというものです
最初の人が一番簡単
「●●会社の○×です。よろしくお願いします。」と自己紹介するだけ
問題は次の人からです
「○×さんの隣の××会社の○○です」と前のひとの名前+自己紹介紹介をします
最後の人になるともう大変
「○×さん、○○さん、△△さん、△▼さん、×●さん・・・の隣の●▲会社の×●です」
となります
はっきりした大きな声で自己紹介しないとグループの人に聞こえないので要注意
みなさん必死でグループの人の自己紹介をメモにとっていました
メモがいかに大切か・・・身にしみる実践でした
あ、一番うまくできたグループには講師からちょっとしたプレゼントが用意されたようですよ
3限目
接客・マナー、電話応対研修
社会人になると、当たり前に求められるのが「敬語」と「マナー」
学生時代は、それなりで許されていたものも
社会人になるととたんに「常識」になります。
自分がそんな気がなくとも
「常識ないな~」「失礼な人やな~」と
ひとからいわれると反発心がわいて、嫌~な気がしますよね
でも、自分が誰かからぞんざいに扱われたとき、またはマナーを守らない人を見たとき
自分も同じようにを感じていませんか?
自覚がなくとも、不快に思った相手から見れば同じなんですね
大切な人なら相手にもそれが伝わるようにしたい
「敬語」もマナーも「相手のことを考えて、大切に扱っている証し」
なんです
ここでは、身だしなみからはじまり
会釈、敬礼、最敬礼といったお辞儀の仕方
普段使い慣れない敬語を声に出して実践しました
名刺交換の練習では
まだまだぎこちない皆さんでしたが、回数を重ねるごとにだんだんとスムーズに交換できるようになっていました
そして電話応対
研修が行われている部屋で前と後ろの端に電話をおいてロールプレイング方式で実践しました。
他の社員への取り次ぎ
番号間違いへの対応
不在時の伝言などなど・・・
事例のとおり、あらかじめのセリフは用意されているのですが、皆さん四苦八苦されていました
わかりますよ
私も会議所に入社してから電話に応対することが多くなりました
聞き取れなかったり、テンパって変な言葉になったり、メモをしそこなったりいろいろありますよね
今でも「はい。紀州有田商工会議所です。」っていうとき若干かみますしね
そのほか、来客対応、ビジネスメールの送り方などなど身に着けることはたくさんあります
4限目
『社会保険と税金の基礎知識』
仕事ってなんのためにするんでしょうか?
やりがい・
・・とても大事です
しかしそれだけでは、生きていけません
毎日仕事を頑張る皆さんがその報酬としていただくのが
みんな大好き(私も大好き
)
お給料です
待ちに待った給料日。上司から渡された給料明細を嬉々として確認すると
なんと、大切な給料からお金が引かれているではないですか
そう、社会保険と税金です
大切なお給料を地味に削られ、憎々しいこの2つですが
皆さんの生活を保障するために設けられている大切な制度です
どのような制度か?
どんなふうに徴収額が決定しているのか?
を簡単に説明させていただきました
この講義を受けられた方が
これから毎月給料明細をみて、「しょうがないよね」と理解していただければ幸いです
最後に
まとめ及び報告書に作成
今回の研修について報告書を皆さんに書いてもらいました
これこそ報連相
後日会議所からそれぞれ事業所に返却されました
まる1日かけて行われた研修はこれにて終了
新入社員のみなさん。お疲れさまでした
しかし、皆さんの社会人としての人生はまだはじまったばかりです
今回の研修で学んだことが、役に立つとき、実感するときが必ず来ます
自分のため、周りのため、
自分がどうあるべきか考えてお仕事頑張ってください