メルマガ4月24日号
B九州メルマガ(平成26年4月24日発行)
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株式会社ディー・ブレイン九州 岸原様
ディー・ブレイン九州メルマガ編集長の岸原です。
福岡市が創業特区に指定されるという報道がありました。現在安倍政権が進めている成長
戦略のドリルの刃として国家戦略特区が岩盤規制を突き崩す切り札になるとされています。
そんな中での、創業特区への指定ですが、報道では解雇規制の緩和という点に注目がされ
ています。しかし、その中身としては、エンジェル税制の拡大や留学生が起業した場合の
在留資格の緩和などが要望事項として挙がっているようです。
また、本格的な規制緩和や特区メニューの中身はこれから国との協議で決まるそうです。
福岡市ではそのアイデアを募集中です。私もいくつか提言しようと思っています。
福岡市ホームページ
http://www.city.fukuoka.lg.jp/startup/index.html
行政主導の起業家支援はこれまでも多くありましたが、今回は少し違っているようにも思い
ます(期待を込めて)。まずは現政権の肝いりの政策として全国の中でも福岡でまずモデル
を作ろうという発想です。全国からの注目も集まりますし、起業はまずは福岡でという機運も
高まるのではないかと思います。
また、福岡市には孫泰蔵氏やグロービスの堀氏など第一線でベンチャーを支援するプレー
ヤーがアドバイザーとなっているようです。
経済産業省からは「ベンチャー有識者会議のとりまとめ」も公表されました。
http://www.meti.go.jp/press/2014/04/20140414002/20140414002.html
さらにLINEが福岡に自社ビルを2年後に開設し、東京と並ぶ拠点にしようという動きも、
都市としてのポテンシャルを上げるいいきっかけになると思います。
こういった動きをブームに終わらせずに、本物にしていくためには何が必要なのでしょうか?
一流の人材を呼び込むことと、地元のリソースとの有機的な協働が必要ではないかと思い
ます。われわれ地元の起業家も支援者もレベルを上げていかなければならないし、ローカ
ルの良さを残しながらも、独善的にならないような視野の広さも必要でしょう。
さて、地元のレベルアップを図ろうとする「ibbBizCamp」が7月に開講します。
合宿あり、講義あり、ディスカッションあり、事業計画発表ありの1年間でベンチャー企業の
ブラッシュアップを図っていこうというスクール形式のプログラムです。
起業家の皆さんのご参加をぜひお待ちしております!
詳しくはアイ・ビー・ビーまでお問い合わせください。
また、稼げる人になる!話し方教室を展開するSCAiさんからは企業向け研修の
ご提案が、心の卵さんからは、メンタルヘルスをテーマにしたセミナーのご案内です。
中国アジア研究会の今月のテーマは、中国!これからの中国がどうなるのか!
長く中国での駐在経験のある専門家の最新の分析が聞けます!!
追記
システム不調で本日開催ものばかりの案内になってしましましたことをお詫びいたします。
●INDEX
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□イベント案内
■1. 『SCAi式カスタマイズ研修』
~伝える力を組織の力に~
提供:株式会社SCAi
■2. 【福岡市後援】 戦略的メンタルッヘルス活用セミナー
「心の健康問題が企業を救う?」
日時: 4月24日 (木) 16:00~18:00
5月22日 (木) 16:00~18:00
主催:NPO心の卵・ 早田社会保険労務士事務所
■3.九州・アジア/中国ビジネス研究会 第87回研究会開催案内
「二年目を迎えた習近平/李克強体制の評価と課題」
講師 : 東洋証券株式会社 常務執行役員情報本部長
細井 靖(ほそい やすし) 氏
日時 : 平成26年4月24日(木) 18:30~20:30
メルマガ3月20日号
DB九州メルマガ(平成26年3月20日発行)
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株式会社ディー・ブレイン九州 岸原様
ディー・ブレイン九州メルマガ編集長の岸原です。
最近は起業家向けのイベントや支援策などの話を聞くことが多くなってきました。
東京の方ではかなり人数も集まっているようです。福岡でも毎週のように起業家向けイベント
やセミナーが開催されています。
ibbさんのセミナーなどで講師を務めさせていただいていますが、起業家の方は皆さん真剣
です。それぞれの方が自分の夢や社会のために何かやろうという志を持って参加しています。
政府の創業補助金や、政府系金融機関の創業融資などの支援策は、ますます拡充される
ようです。それならやってみようかと背中を押すきっかけにもなっているように感じます。
大学でも起業家教育が様々な大学で行われているようです。今活躍している起業家たちも
そういった何かのきっかけで起業を決意した瞬間があるのだと思います。
もっと起業することに対する心理的なハードルが低くなることがまずは必要でしょう。
そしてチャレンジした人間を評価するような社会風土に変えていかなければいけません。
ひところのような拝金主義的なベンチャー企業は少なくなりました。代わりに社会に対する
貢献意識を明確に持った若手の起業家が出てきつつあるように思います。
それらの社会変革の芽を育てていくには、外部からの支援も大事ですが、厳しい環境に身を
おいて泥まみれになっても這い上がっていくような状況もまた必要な気がします。
そのほうが根っこがしっかりした大きな木に育つに違いありません。起業家のみなさんには
日々さまざまな問題、困難にぶち当たっているのだと思いますが、大きく育つための試練な
のだと思って、今を乗り越えていってほしいものです。
いろいろと事業やプロジェクトや人やお金が動き始めています。しっかりと本物を見極めてこの
チャンスをものにできるよう取り組んでいかなければなりません。動き続ける世の中に合わせて
日々対応しているだけでも目の回る忙しさなのではないでしょうか。
ただ、忙しいという漢字は、心を忘れると書くとおり、周りへの配慮や心配りが疎かになって
しまいがちです。そのようなことがないよう、どこか心に余裕をもって物事に取り組んでいきたい
ものです。(自戒を込めて)
さて、今回は強い会社を築くための起爆剤プログラム「ibb Biz Camp」の開講を記念した
フォーラムが開催されます。豪華なゲストによる講演が予定されています。私もちょっとだけ
お話させていただきます。
その手前の4月3日には起業家支援セミナーがM&Aをテーマに開催されます。企業成長の
ツールとしてのM&A、大手企業とのコラボとしてのM&Aどちらのパターンも起業家にとって
重要なものとなってきています。私もモデレーターとして議論に参加します。
最後に、九州アジア中国ビジネス研究会では、唐津で進められているアジアの化粧品産業の
拠点を目指すコスメティックバレー構想についてブルームの山崎社長に講演いただきます。
これは画期的な構想です。フランスの高級ブランドと地方都市がアジアをテーマに手を組む
なんてことが唐津で!?実現するなんてすごいことです。
暖かくなってきました!みなさんぜひご参加お待ちしております!
●INDEX
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□イベント案内
■1.ibbBizCamp開講記念フォーラム「志の経営、成長と強さの鍵とは?」
開催日時 4月23日(水)14:00~16:30
開催場所 アクロス福岡 1階円形ホール
■2.ibb起業家支援セミナーvol.12
「知っておきたい、M&A!」
【日時】4月3日(木)19時スタート
【会場】ibb fukuokaビル6階会議室
■3.九州・アジア/中国ビジネス研究会 第86回研究会開催案内
「アジアへ向けた唐津コスメティック構想について」
講師 : 株式会社ブルーム
代表取締役 山崎 信二(やまさき しんじ) 氏
日時 : 平成26年3月24日(月) 18:30~20:30
大宰府オプションツアー
G1地域会議の初日オプショナルツアーに参加。
菅原道真から40代目の西高辻権宮司に案内していただいて大宰府を視察。
さすがDNAが違います。久留米附設から東大、ハーバードで美術を勉強したそうで
大宰府がアート空間に変わっていっています。世界的なアーティストの作品がさりげなく
飾ってあったり、社務所が超現代的になっていたりと革新的な取り組みをされています。
しかし、祭られている神様の子孫ということはこの人まさに神の子ってことか。
つづいて地元が大宰府の最年少ミシュラン星獲得者である松嶋シェフによるランチ、
朝鮮出兵時に招いた(連行したわけではないそう)職人が起源の有田焼に同じく朝鮮半島
起源の明太子をのせてあります。大陸の窓口であった博多、大宰府をモチーフに。
G1地域会議 2日目
第2日目
第4部 分科会「アベノミクス第三の矢」
JPモルガンのイエスパーコール氏、玄海キャピタル松尾氏、東大柳川教授、コラー
キャピタル水野氏
イエスパーコールさんからまだ地方の成長モデルが見えないとの指摘。
松尾さんからは昨夜の地元ベンチャーとの交流から、世界を向いた起業家をもっと
地元で引き上げていく仕組みが必要ではないか、そこに可能性を感じるとの意見。
もっと長期の視点でこの地域をどのような街にしていくのか明確なビジョンのもとに
活動していかなければいけないがテーマがまだ明確でない。
第5部 全体会 「とてつもない日本を、九州から」
麻生副総理財務大臣が登場。
さすがにオーラがあります。ウィットにとんだ話で盛り上がる。
第6部 分科会 「共感を生み出す新興国ビジネスとは」
サンヨー食品井出社長、一風堂河原氏、ロート製薬山田社長、カフェカンパニー楠本社長
サンヨー食品は未上場の優良企業。
このセッション完全オフレコだそうで、残念ながら内容は書けませんが、新興国で
ちゃんとうまくいっている会社があるということがよく分かりました。
ランチをはさんで
第7部 分科会 「九州発、世界に躍進する企業を生み出すには」
麻生 麻生社長、福岡地所 榎本常務、トヨタ九州杉山取締役、波頭亮氏
このセッションでは九州を代表する企業の御曹司とトヨタのコラボレーション
麻生さんから飯塚の衰退、北九州の衰退から危機感を持って弱みを強みに変えていくことが
必要だという話、尊敬する人は大久保利通、やるべきことをやったから殺されたが、
それくらいの気概をもってやらなければいけないとの発言。おおっこの人スケールがでかい
さすが九州を代表する名家の次世代リーダー、曾爺さんは吉田茂、叔父さんは元総理、
父親は九州財界トップ、家でどんな会話するんですかねー。
榎本さんからも、ロイアルホストは終戦後石油盗んだ資金で起業した、ゼンリンの大迫
さんはがんで手術を受けた直後に自分の競走馬を見に行った帰りのタクシーで傷口が
開いて賞金の札束が血まみれになった(会場爆笑)など地元でも気骨ある経営者がいた
ことを例にスケールの大きな経営者が必要とのこと。
第8部 分科会 「九州・沖縄にシリコンバレーは生まれるか」
ユーグレナ出雲社長、ケンコーコム後藤社長、我らがホープ時津社長、オイシックス高島社長
高島さんからテーマが古い、他のセッションでもあったがシリコンバレーはNYのアンチ
テーゼで奇跡的に生まれた街で真似するのは不可能とのごもっともな意見。
後藤さんからは、従業員にとっては福岡の環境はとてもいいが、経営層にとっては、
今後の方向性を議論できるパートナーがいないためどうしても東京での会合が多くなるのが
課題との指摘。
時津さんからは社員の採用し易さはあり、東京にあこがれもないので福岡でいいと思って
いるが、確かに経営層が満足できるビジネスパートナーがいないとのこと。
高島さんが出雲さんをいじるのが面白い。
そろそろヘトヘト、これだけの知的なインプットを過去経験したことがないので、頭が朦朧と
してきました。
第9部 全体会「九州から始まる日本の変革」
JR九州石原会長、HIS澤田会長、佐賀県古川知事、グロービス堀学長
最後のセッション、豪華メンバーで議論
具体論で議論しましょうということで、それぞれの取り組みを紹介。
これからの取り組みとしては、観光、農業などがテーマに。
九州は海外ではほとんど知名度がない。九州全体でプロモーションをしなければということで
「温泉」をメインにキャンペーンをやるそうです。
澤田さんからはもっと違いがだせるインパクトがあるものに2、3付け足すのが大事、
キャッチコピーでまったく違うという指摘も。
私は、九州の売出し方として「古代の神話」「歴史と文化」と結び付けて打ち出すと
いいのではないかと思いますがいかがでしょうか。
ここ福岡市博物館は金印があります。日本書紀には日本の創生は宮崎の日向や高千穂からという
記述があり、魏志倭人伝に書かれた伊都国や奴国があり、空海や最澄が滞在し大陸文化をもたら
した博多、大宰府があります。邪馬台国の卑弥呼とも言われている女帝 神功皇后伝説が九州のいたる
ところにあって多くの神社で祭神になっていて温泉地とも結び付けられている事跡が多く残っています。
宗像には宗像三女神が祭られ、古代から朝鮮半島との交易を見守ってきた沖ノ島があります。
明治維新や辛亥革命(孫文は長崎の梅屋庄吉、熊本の宮崎とう天が支援)とも絡めてもいいでしょう。
明朝の復活を図った平戸出身の鄭成功や秦の始皇帝の使いとして不老長寿の薬を探し求めた徐福伝説
も佐賀県に残っています。文化としては有田焼に山笠、各地の祭りなど多くあります。
「神秘と女神の島、九州。雄大な自然と歴史文化が流れる悠久の島」
ついでに九州の女性はきれいですからねー、現代の女神が目当てなら中洲にもご案内いたします。
G1地域会議 1日目
オープニング
主催者であるグロービスの堀さんより挨拶。今回は全員の顔と名前を覚えて帰るとのこと
でオプショナルツアーのときから名刺交換していただき気さくに話しかけていただく。
すっかり堀さんのファンになりました。
これから2日間に渡って福岡市博物館を会場にさまざまな議論が繰り広げられます。
全体会「日本の発展、九州の役割」
大雪の影響で世耕内閣官房副長官が電話会議となったため、急きょ古川佐賀県知事が登壇
高島福岡市長がまずは歓迎の挨拶と福岡の現状を紹介、国に地方が何を期待するか、地方が
どのような役割を果たすかというテーマ。
古川知事から武雄市の樋渡市長を例に、法律を変えなくてもできることがたくさんあると
いう話、国家戦略特区の話もでたが、どうも革新的なエッジが利いたものにはなりそうに
ない。国もアイデアがないから提案してほしいというが、制度を作ってから変えるという
よりも、勝手にやらせといていいものは認めていくような形にしないと無理な気がする。
第2部 分科会は「地域のグランドデザイン」に参加
福岡戦略会議 後藤事務局長、沖縄産業公社実近コーディネーター、日本総合研究所 藻谷
主任研究員、ボストンコンサルの御立代表。
後藤さんは福岡のポテンシャルを感じて東京から来たとのこと、潜在力があるが、地域の
リソースや海外との交流をうまくまとめてオーガナイズする人材がいないとの指摘。
ポテンシャルを生かして現状を変えていくには、一流ではなく超一流の人材が必要。
藻谷さんは最近なんだか修行僧のようないでたち。
第3部 分科会「くまモンと武雄市図書館が九州を変える?」
樋渡武雄市長、水野クリエイティブディレクター、藤沢久美さんが雪で欠席で急きょ
建築家の松岡さんがモデレーター。藤沢久美さんお会いしたかったなー。
樋渡さんから地方の組長にはそうとうな権限があってやろうと思えばいろいろなことが
できる。予算と権限が必要だなどといっている人は力がないだけだとのこと。
武雄市図書館はリニューアルしたもので、全国には多くの公共施設があり、いまあるもの
を活かしていくモデルになる。チームに権限を与えて、できない理由ではなくできる理由
を考えさせれば優秀な人材は勝手に動き出す。次は教育にメスを入れるそうです。
デザインで見せることは大事で、発注者から明確なイメージを伝えて後は任せるが、納期
だけは絶対に守ってもらうとのこと。
水野氏は、くまモンのデザインを担当した方、小山薫堂氏から依頼で熊本県に提案した
裏話なども披露。熊本のキャンペーン企画のキャッチコピーを依頼されたが、キャラクター
も必要ではと思いくまモンを提案、実はモデルは東国原元宮崎県知事、タレントが
地元産品を東京に紹介することのインパクトがヒントだったそうです。
デザインには機能デザインと装飾デザインがある、それを区別して話すだけでもデザイナー
との会話が改善できる。デザイナーと発注者の意図を繋ぐ人材の教育に力をいれている。
ディナー「よかろうもんナイト」
立食のパーティーの後、福岡市博物館のホールに移動すると、なんとサプライズゲストに
HKT48が登場!、なんちゅうこっちゃ!
至近距離10メーターくらいでアイドルみるとめっちゃかわいいですね~。
高島市長、司会しているときが一番輝いています。
フォーチュンクッキーでは古川知事がセンターを務めました。
締めはご存じ博多一本締め、これも地元としては超がつくサプライズ、山笠振興会の各流れ
のトップが登場!泣く子もほんとに黙る方々なのです。
異次元の空間にいる感じ!サミットのときでもここまでやってないんじゃない?
会場をヒルトンの34Fに移してナイトセッション。
各テーマごとに裏話をするというセッションで私は「ベンチャー投資の裏側」に参加。
地元ベンチャーの顔見知りやグロービスキャピタルの東さん、ヘリオスの鍵本さん、古川
知事、玄海キャピタル松尾さんもテーブルを囲んでます。
日本のベンチャーキャピタルは投資するターゲットが狭くて似ているのが問題。
もっとリスクマネーにも多様性が必要。アメリカではロータリークラブのようなところに
若者がプレゼンに来て面白そうだったらみんなで出資するという文化が底流にあって続い
ているそう。
九州にそんなコミュニティーと文化を持ち込めればと思っているんですがねー。
知的で刺激的で人生変えそうな2日間でした!
この週末は、日本版ダボス会議を目指している「G1サミット」の地域版「G1地域会議が福岡で
開催されていたため参加してきました。
これだけの人がここ福岡に集まって日本の将来を議論しあう場にいられたことに感謝するとと
もに、ものすごい刺激を受けて帰ってきました。
会場でのパネルディスカッションだけでなく、会場外やランチ、パーティー、夜遅くまでのナイト
セッションなどで交流の場もあり、第一線で活躍する経営者、政治家、芸術家、宗教家、投資家
学者などの人たちと交流することができました。
初日のイベントでは高島市長の尽力で「HKT」がサプライズゲストで登場するなどやることの
スケールが現実の世界と違いすぎて、勘違いしてそうなくらい贅沢な時間を過ごしてきました。
これだけのことを得た以上はG1の理念にもあるように、「批判よりも提案を、思想よりも行動を、
リーダーとしての自覚を」実践に移していかなければいけないと強く感じた2日間でした!
G1サミット
関係者に深く感謝するとともに、どなたかわかりませんが私を推薦していただいた方にも感謝
したいと思います。
ibbなでしこ塾
■□イベント案内
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ibbなでしこ塾
「会社経営」基本の【き】セミナー
※ディー・ブレイン九州メンバーで講師を務めさせていただきます!
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ホームページにも、詳細を掲載していますので
ぜひご覧ください☆
http://www.hirota-shoji.com/pdf/nadesiko7.pdf
ibbなでしこ塾、第7弾となります!
今回からは、
創業初期に必要な会社経営の基本を、じっくり!学べるように
少人数制、4部制シリーズのセミナーとなります(^◇^)
定員10名の少人数制ですので、その都度質疑応答できたり
会社の基礎など、本当に初歩的なことから学ぶことができます。
※いずれも14:00~15:30です!(90分)
第1回2月13日(木)~会社の仕組みと経理部門の役割~
第2回2月27日(木)~決算書の読み方と経理の初歩~
第3回3月6日(木)~営業とマーケティングの初歩~
第4回3月20日(木)~労務の基礎~
講師は、ディーブレイン九州さんです☆
【会場】ibb fukuokaビル6階会議室
【参加費】なんとびっくり 4部制で4000円(資料代込)
※4回全てご参加できない方や、ご興味のあるセミナーのみのご参加も可能です。
但し、その場合は1回1200円(資料代込)となります。
【参加対象】少人数制となりますため、「創業初期の経営者、経営幹部、創業予定者
のみ」となりますのでご注意ください。
【定員】10名※定員に達し次第、受付を締め切らせていただきます。
【申込方法】お電話(092-737-6360)もしくはメール(mami@ibb-fukuoka.com)にて
お問合せ、お申込みください。
年頭のご挨拶2014
新年明けましておめでとうございます。
周りが何となく明るくなって、これからちょっとは良くなるのではないかという
雰囲気がでてきたように思います。
「お忙しいですか?」最近よく挨拶代わりに交わされる言葉です。
その裏には、「一部の人はいいみたいですが、まだ景気のよさが実感できる
人は限られますよね。あなたはどうですか?どうせ私のところに回ってくる
のはまだまだ先ですよね。」と言っているようにも聞こえます。
ただ、全ての人が景気がいいと考えた時がピークだとすれば、この質問が
なされている間は、まだまだ景気はよくなりそうだと判断することもできそう
です。
「周到な準備と着実な努力」が成功の素だとある著名人の年頭の挨拶に書い
てありましたが、まったくそのとおりだと思います。
その上で今年は成果を出していきたいといった挨拶をされている経営者の方
が多いようにも思います。
昨年当社は、新しい挑戦を通じて得たものが多い年でもありました。
東証マザーズに上場する企業の支援を通じて東証の上場支援を行うことが
できました。また事業再生にも初めて取組み、一定の成果を上げることがで
きました。財務部長代行サービスは、IPO準備を始める前のベンチャー企業へ
のサポート内容としてカタチが出来てきました。
Q-Boardは11社上場した内の7社は当社が関与させていただいています。
我々のもっとも実績をアピールできる市場です。昨年は売買高が7倍になっ
たという記事がでていました。日経新聞などが手放しで福証を褒めるような
記事をいままで見たことがありませんでした。大抵最後に「ただ存在意義が
問われていることには違いがない」などと書かれるのですが、今回はそれが
ありませんでした。
それもそうでしょう。いままで1社も不祥事がないどころか、2社はマザーズに
昇格し、2社はM&Aでエグジットを果たし、上場後の売買が活発になったおか
げで20億円もセカンダリーで資金調達ができたわけですから。
私が関わった中でもっとも成功したベンチャーは福証だったといってもいいか
もしれません。
ただ、この成功に甘んじている訳にはいきません。まだまだ福証には自己
変革を通じて地域の資本市場として発展してもらいたいと願うばかりです。
当社はそのための貢献をしっかりと新規IPO案件をサポートすることで果たし
ていきたいと思います。
「アジア」も重要なテーマです。アジアの企業が日本で上場するというのも
アジアの成長を取り込むという意味では意義がありますが、私はもっと大事
なのは、アジアの投資家が日本で投資するということをいかに実現するかでは
ないかと思っています。福岡からすれば、東京もアジアの一つの都市です。
同じ距離内には上海もソウルもあり、直行便では台北とも香港ともシンガポー
ルとも繋がっています。
福岡は古代から海外に開かれた交易都市です。日本でももっともオープンで、
海外からの知識や財を受け入れる窓口になってきたDNAを持っています。
私の夢は、福岡が福証を基点にアジア各国のベンチャー企業とベンチャーに
投資するベンチャーキャピタル、エンジェルの出会う場、日本企業とアジアの
企業のマッチングの場になるというものです。
話が少し壮大になってきましたが、着実に積み上げてきたものの上に道筋は
見えているような気がしています。
これから周到な準備と着実な努力を通じて、次の時代の日本に世界に貢献
するようなベンチャー企業の成長をサポートしたいと決意を新たにしている
ところです。
2014年 年頭のご挨拶
株式会社ディー・ブレイン九州
代表取締役 岸原稔泰
パネルディスカッション2013
基調講演の後は、毎年恒例になりました。IPO異業種勉強会メンバーによるパネルディスカッション
今年の内容は「ふくおか経済」さんに特集として取り上げていただけるそうです。
内容についてはそちらに譲るとしまして、東京の方はかなり盛り上げってきている様子です。
だいたい福岡には1年遅れで東京の状況が反映されてきますので、2014年はVCからの投資
などかなり資金調達環境が変わってくるのではないかという気がします。
残念ながら、IPOは急激に増加という状況ではないようです。みなさん70~80社くらいが2014年
の上場企業数になるだろうという予想が多かったです。
今年は多くて3人掛けになってしまい、窮屈で申し訳ありませんでした。
これ以上増えると限界です。来年以降対策を考えないと・・
IPO大忘年会!大変盛況のうちに開催させていただきました。
なんと44名も、40名で予約して、ちょっと強気かなと思っていたのですが、席が
足りなくなってしまいました。
支援者の方もベンチャーの方も交じあって、一つのコミュニティーが出来上がって
います。これは九州のいいところではないかと思います。
私の勝手な企画ですが、来年は海外の方もゲストに呼べるといいなと思っています。
ここにアジアの投資家や起業家が混ざってくると面白いと思うんですよね。
IPOセミナー基調講演
今年は、53名の方に参加いただき開催いたしました。昨年が32名の参加でしたので
IPOの盛り上がりを感じます。
今年は今年Q-Boardからマザーズに上場したタイセイの佐藤社長に基調講演をお願い
しました。創業時からいろいろな方とのご縁があってこそ事業が大きくなってきたこと、
上場企業とは競馬の馬と同じことで、馬券を買った人のために走り続けることだと、
あの稲盛さんに言われたこと、経営とは下りのエスカレーターを駆け上がっているような
もので立ち止まった瞬間に落ちていくということなど、大変参考になるお話をいただきました。
佐藤社長と接していると小さな成功で奢ってはいけない、常に努力を続けることが大事だと
いうことを教えられます。