平成の奇兵隊日記 -10ページ目

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DB九州メルマガ(平成24年5月10日発行)
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 株式会社ディー・ブレイン九州 岸原様

 ディー・ブレイン九州メルマガ編集長の岸原です。

 今回は大変貴重な韓国とベトナムをテーマにしたアジアビジネスセミナーのご案内

です。一つ目は、韓国の知識経済部に所属する「韓国部品素材投資機関協議会」

(KITIA)が主催する「日韓部品素材合弁投資セミナー」です。日本でのセミナーは

福岡が初の開催で、韓国側の九州に対する期待が感じられますね!

対日投資ファンドを運営するNAU IB Capitalさんからファンド投資と金融支援の

話を、日本専門チームを持つソウルの大手法律事務所である和友法律事務所から

は、制度面からの留意点についてお話いただきます。

KITIAは日本との合弁を希望する企業のリストをデータベースとして持っていて、部

品素材に限らず、日韓の連携を仲介しています。九州と韓国の戦略的連携でグロ

ーバル戦略を描くというのも経営の選択肢に入れてもいいのではないでしょうか?

 もうひとつは、九州・アジア/中国ビジネス研究会の「ベトナムへの外国直接投資」

をテーマにしたセミナーです。私が3月に実践アジア社長塾のビジネスツアーで、

ベトナムのハノイに行ってきた報告を本セミナーでさせていただくことになっております。

講師のToan弁護士はエール大学への留学経験もあるベトナムを代表する国際派

弁護士の一人です。ベトナムとのビジネスをお考えの方はToan弁護士との関係を

作っておく絶好のチャンスです。

 皆様の奮ってのご参加をこころよりお待ちしております。


●INDEX
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□イベント案内

 ■1. 「日韓部品素材合弁投資セミナー」 5月31日(金)開催

      講師 NAU IB Capital (韓国投資会社)

          韓国部品素材投資機関協議会 (韓国政府の海外連携促進機関)

          和友法律事務所 (日本専門チームを有するソウルの法律事務所)

      場所 福岡アジアビジネスセンター(福岡ビル4F)

      主催 韓国部品素材投資機関協議会(KITIA)


 ■2. 九州・アジア/中国ビジネス研究会 第64回 5月28日(月)開催

     「ベトナムへの外国直接投資」

     講師 ベトナム弁護士 Phan Nguyen Toan氏

     主催 一般社団法人九州・アジアビジネス連携協議会




■□イベント案内(1)
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   「日韓部品素材合弁投資セミナー」 5月31日(金)開催

      講師 NAU IB Capital (韓国投資会社)

          韓国部品素材投資機関協議会 (韓国政府の海外連携促進機関)

          和友法律事務所 (日本専門チームを有するソウルの法律事務所)

      場所 福岡アジアビジネスセンター(福岡ビル4F)

      主催 韓国部品素材投資機関協議会(KITIA)


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日本企業との提携・合弁を希望する韓国企業のご紹介を始め、韓国企業とJV設立お

よび韓国への進出に関わる情報を法律、税務、事例等を交えて詳しく説明いたします。

プログラム後半では、具体的な提携・進出に関するご相談の時間も設けています。


【プログラム】
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14:00~14:05 ご挨拶

14:05~14:35 合弁投資の戦略、成功事例、金融支援  NAU IB Capital

14:35~15:05 日本と合弁を希望する韓国企業のご紹介 KITIA

15:05~15:20 休憩

15:20~16:00 合弁投資の際の留意事項 和友法律事務所

16:00~18:00 個別相談会


【主催者及び発表機関のご紹介】
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●韓国部品素材投資機関協議会(KITIA)

 知識経済部に属する投資促進、M&A情報の提供、韓国投資促進支援機関。

(特徴)

1.韓国政府の傘下機関として、韓国部品素材企業と先進国の企業間の協力を促進

  日韓企業間のJV設立を促し、技術向上、コストダウン等シナジー効果による国際

  競争力の強化を狙う。

2.韓国部品素材企業との強いネットワーク

  現在まで約700社の投資マッチングを支援。グローバル提携を望む韓国の部品素

  材企業の情報が集まる

3.韓国の部品素材企業との協力及び韓国進出についてのTotal Solution Provider

  パートナーのマッチングから韓国進出に関わる情報の提供まで、総合サービスを

  支援。


●法務法人 和友

 ソウルと東京に事務所を構え、韓国弁護士196名が在籍する国際法律事務所。


●NAU IB Capital

 対日投資ファンドを運営する韓国投資会社。日本のファンドクリエーショングループ

 と業務提携している。「NAU日本テクノロジー投資ファンド1号」(300億ウォン)」


【セミナー概要】
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主 催 : 韓国品素材投資機関協議会(KITIA)

後 援 : 福岡県、福岡県中小企業海外展開支援協議会(福岡ABC)

協 力 : 和友法律事務所、NAU IB CAPITAL、一般社団法人九州アジアビジネス

       連携協議会、ディーブレイン九州、ファンドクリエーショングループ

参加対象 : 部品材料関連製造企業

日 時 : 2012年5月31日(木) セミナー14:00~16:00 個別相談会16:00~

会 場 : 福岡ビル4F 福岡アジアビジネスセンター

参加費 : 無料


【お申込み】
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下記セミナー詳細&申込書をダウンロードして、福岡アジアビジネスセンターへ

お申込みください。

http://d-bk.jp/public/_upload/type010_1_1/file/file_13365309559.pdf

または、会社名、役職、氏名、メールアドレスを記載いただき、本メールへ返信

いただければ、当社より、主催団体に連絡させていただきます。



■□イベント案内(2)
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     九州・アジア/中国ビジネス研究会 第64回 5月28日(月)開催

     「ベトナムへの外国直接投資」

     講師 ベトナム弁護士 Phan Nguyen Toan氏

     主催 一般社団法人九州・アジアビジネス連携協議会


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 開催日時:2012年5月28日(月) 14:00~17:00

 開催場所:福岡アジアビジネスセンター(福岡ビル4F)


【テーマ】 「ベトナムへの外国直接投資」


【講師略歴】 ベトナム弁護士 Phan Nguyen Toan氏
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ベトナム生まれ。1983~85年保険会社勤務、1985年から5年間ベトナム政府法務省

に勤務、その後1990年ベトナム政府財務省勤務ののち、1995年フルブライト留学生

として、アメリカ合衆国エール大学に留学、1997年エール大学Master of law

Degreeを卒業、1999年から現在まで、Managing Partner LEADCO Legal

Counselとして弁護士活動を継続。


【講師略歴】 ベトナムへの外国直接投資
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成長著しいアジアの新興国市場の中で、ベトナムは「チャイナ+ワン」として最も注目

されている国で、日本からの投資も急増している。九州からも既に有力企業が数社

進出しているが、今後、中小企業の進出がさらに増えると予想されている。

Toan弁護士はこれまで日系企業のベトナムへの投資案件を担当した経験が豊富で

あり、ベトナムを代表する国際派弁護士として活躍中で、九州企業との関係も深い。

今回は最新のベトナム事情と投資環境について説明していただく。


<研究会タイムスケジュール>

1.研究会座長あいさつ(14:00~)

2.福岡アジアビジネスセンターの紹介(14:05~)

3.アジア総合法律事務所の紹介(14:10~)

4.実践アジア社長塾 ベトナム(ハノイ)ビジネスツアー報告(14:20~)

5.Phan Nguyen Toan弁護士の講演(14:50~16:20)

6.質疑応答


【会費・お申込先】
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会費:参加希望者は以下にお申込み、登録の上、当日会場入り口で会費1000円を

    お支払いください。

申込先:株式会社アジアソリューション 中山芳美 宛

     電話 092-741-9338 e-mail yoshimi@asol.ne.jp


<主催> 一般社団法人九州・アジアビジネス連携協議会

       福岡アジアビジネスセンター


<後援> アジア総合法律事務所



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 当メールは、名刺交換をさせて頂いた方、セミナーに参加いただいた方等の当社と
 なんらかの関係がある方宛にお送りしております。
 当メールサービスを停止希望の方は下記のページにてお手続きください。

 


-- D.Brain.Kyushu ---------------------------------------------
   株式会社ディー・ブレイン九州
〒810-0001
福岡市中央区天神2-14-2福岡証券ビル8F
Tel:092-781-8817 Fax:092-781-8832
URL http://d-bk.jp
e-mail info@d-brain-kyusyu.co.jp
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これからの農業ビジネス

グッドカンパニー養成スクールの第22回を開催。


今回は、「これからの農業ビジネス」をテーマに、クロスエイジの藤野社長に


講演いただきました。


スクールは半年振りの開催、ちょっと最近さぼりぎみですみません。


なんだか本業(IPO)が忙しくなってきたものですから。


藤野社長は、学生時代から起業家を目指していたという方。


これからは農業だということで、九州大学を卒業してすぐに起業。


特徴ある農産品を掘り起こして、既存の流通チャネルではない独自の販売ルートを


開拓する支援をしています。


特産品を扱うこだわりの農産品ショップ「時や」も3店舗展開。


こういった方が日本の農業ビジネスを変えていくのは間違いないでしょう。




20名近い方に参加いただきました。


講演の後には名刺交換する人の行列が。これはスクール始まって以来の光景です。


今回のセミナーは、昨年出版した「これからの農業ビジネス」増刷記念!



平成の奇兵隊日記




グリーンシート見直しの方向性について

先週の米国IPOの規制緩和についてブログに書いたときに、グリーンシートの


制度見直しが進んでいることを少し記載しましたが、日本証券業協会のHPに


3月14日の「グリーンシート銘柄制度の検討に係る懇談会」議事録がアップされて


いましたので、ご紹介させていただきます。


http://www.jsda.or.jp/katsudou/kaigi/chousa/green_sheets/index.html


驚きの規制緩和です!!


上場会社並みの規制を掛けたのは間違いだった!?


本来未上場であろうが、証券の流通を担うのが証券会社の役割だ!!


などといった感じで、大幅な規制の緩和、出来たころの状態に戻そうという議論で


すすんでいるようです。


そもそも、グリーンシートを上場予備軍のマーケットとするのが間違っていた。


IPOする成長性がある企業は直接上場を目指すし、新興市場がハードルを下げている


ので、上場予備軍市場としてしまうのは無理がある。


一方で、未上場企業の株式であっても、多くの株主を抱える企業や株主優待を設けて


いる企業には、譲渡制限がついていたとしても流通のニーズがあり、ニーズがあるところ


に対応するのは証券会社の社会的役割ではないか?


ことさら、IPOの予備軍だとか、地方の有力企業の流通の場だとか、マーケットの性格を


規定する必要はないのではないか?


インサイダー取引は、高度に流動性がある銘柄に対する特殊な規制であって、流動性が


ない銘柄に適時開示を義務付けることは適正ではない。


証券会社に口座開設して投資することで、反社会的勢力の排除ができるし、未公開株式


詐欺のようなものも防げるのではないか。


・・・・こんな議論が進んでいます。結論がどうなるのか?今後の制度改正にどう反映される


のかとても楽しみになってきました。


規則が改正されるとベンチャーというよりは、地方の有力企業の銘柄登録が増えると思い


ます。そういった地方の有力企業の銘柄を扱う地方証券会社が増えると地方に資本市場


の裾野が広がっていくのではないでしょうか?

福岡ラオス友好協会

福岡ラオス友好協会の総会、交流会に参加してきました。


この協会に参加しているのはひょんな縁から・・・


東京にいたときに、よく会社の仲間で行っていたバーが東京証券会館の裏に


あり、店も狭いことから常連客同士が結構仲良かったりしていました。


その一人に髭を生やしたダンディーな方がいて、何をしているのか知りませんで


したが、別の交流会でばったり出会って、名刺交換すると、「ラオス国際航空の


日本代表」とのこと。


そのときはまだ飛行機が調達できてなくて飛んでなかったんですが、いまは成田


ラオス間に飛行機が飛んでいます。


福岡に帰ってから、福岡ラオス友好協会を作るから参加したらとのこと。海外進出


している企業の社長なども参加していることからビジネスにもなると思って参加して


います。


ラオス大使館の参事官の挨拶、奥で通訳しているのが、ラオス国際航空の小峰さん

この方、ラオスでの人脈は半端ではありません。ラオスでビジネスしたい方はこの

方にまず相談されるといいと思います。

福岡にいるラオスからの留学生が挨拶。みな大体政府の役人で派遣されてきています

ほとんどが九州大学で、農業や、環境、文化などを勉強しているそうです。

それぞれのテーブルに座って、参加者と交流を深めていました。

ただ、九州大学も留学生には英語で受講できるコースを設けているので、日本語ができ

ない人がほとんど。

必然的に英語でのコミュニケーションになります。

最近は、当社にも外国からのお客さんが来ることが増えてきました。

そのときに、「今日は日本語ができない方がいますので、英語でよろしいですか?」

などと当たり前のように聞かれたりするのですが、いかんせん、こちらも

「すみません日本語しか分からないものがほとんどですので、通訳お願いします」

となってしまいます。

ただ、これ間違いなく数年後には、英語が分からない人には

「じゃ後で分かる人に教えてもらってください」ってことになりそうな気がします。

せめてヒアリングで意味ぐらい分かるようになっとかないと、仕事にならないって時代が

すぐそこまで来てます。





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米国ではIPOに関する規制を大幅緩和

米国では起業活性化法に大統領が署名し、IPOに関する規制が大幅に緩和される


ようです。


ウォールストリートジャーナルの記事によると

http://jp.wsj.com/US/Economy/node_421503



「年間売り上げが10億ドル(約820億円)以下の中小企業はIPO実施後、内部統制や


会計規則に関する規制の適用を最大5年間先送りできる」



「これら企業はまた、最高5年間は独立監査人を採用しなくてもよくなり、取締役報酬


に関し株主へ開示請求権を与える必要もなくなる。」



「非公開企業についても財務開示要件が発生しない株主数の上限を500人から2000人


に引き上げ、IPOを行わなくとも資金を調達しやすくする。この株主数上限規定には、


従業員株主は含まれない。」



日本でもJ-SOXの適用を中小企業については免除しようという議論があるようです。


ただ、新興企業の不祥事も多いので、いかがなものかという意見もでているそうです。


開示規制の500人を2000人にというのは、これまた大胆な緩和策ですね。


ちなみに日本は50人です。しかも勧誘した人数をカウントしますので、厳密に言えば


100人参加している交流会で、投資してくださいといっただけでも違法なわけです。


この点は、未公開株詐欺の多い日本ではなかなか厳しいかもしれませんね。


ウォールストリートジャーナルの記事でも以下のような指摘がされています。


「 しかし、規制当局や投資家、さらに一部民主党議員は、同法により雇用が大幅に


拡大する可能性は薄く、むしろ起業にからむ不正が増大する恐れがあると指摘している。」



私は一定の募集をする場合には、必ず監査を受ける(できれば簡易版の)、一定の開示


(こちらも事業報告書程度のもの)を義務づけて、証券会社を通じてしか取得できないことと


して、同時に証券会社の取扱規則(現行ではグリーンシートのみ)を大幅に緩和(年1回の開示


のみ、流動性が低い場合は適時開示任意、投資勧誘しない場合の審査基準緩和)すればいい


のではないかと思います。


この場合の証券会社の責任は「株価」のみです。内部統制等は問いません。


というより、内部統制のよしあしが株価にも反映されれば済む話と言い切ってもいいかと。


「株価」も第三者の専門家の算定書をもとにするということにすれば、証券会社の負担


も随分軽減されると思います。会計士も仕事が増えますし、日本にも中小専門のIPOハウスが


いくつも出来る可能性があります。既存の証券会社に未上場企業の株を取り扱わせるのは


無理がありますので。


グリーンシートの改革論議ではその方向で議論が進んでいるようです。(けっこうドラスティックです)


オープンな場で行うことで公正性の確保や不正の排除ができるのではないかと思いますし、


表の世界で明るいところに出てくる裏の人はいないわけですから(よほどのアホ以外は)、


証券会社が取り扱っていないものは違法ということになれば未公開株式詐欺も大幅に減る


のではないでしょうか?


嘉興市主催の中国進出セミナー

中国の浙江省といって、どの辺か分かる方も少ないでしょう。


さらに嘉興市って言われてもかなり中国通の方でも知っている方はほとんどいないでしょう。


なぜか私がその嘉興市主催の中国進出セミナーの集客をお手伝いすることに・・


2日前までぜんぜん集まってなくてどうなることかと心配しましたが、30名以上の方に参加


いただきました。参加者の皆さんの評価もおおむねよかったみたいです。

 

徐 永良 、浙江省嘉興市秀洲区人民政府副区長のご挨拶。

後ろにいるのが今回の仕掛け人凌さん。

浙江省は、杭州を省都する商売が盛んな地域です。上海の西南に位置しています。


杭州はアリババの本社があるなど情報産業が集積した大都市。

嘉興市は上海と杭州の中間に位置して、さらに北に無錫、南に寧波という大都市へと


通じる交通の要衝です。


で、何で私が関わってるかといいますと・・

私の兄が東京でモバイルコンテンツ業界で働いており、日中のモバイル分野での

交流を活性化しようという国家間のプロジェクトがあり、中国側の一人として参加

していたのが、今回の仕掛け人の凌さん。

凌さんは、中国で日本のコンテンツを携帯などで提供しています。また、日本企業

とビジネスをしている(主にIT分野)中国人経営者が集まった3Winという交流会の

会長もしています。嘉興市の顧問も務めています。

福岡には昨年から何度か訪れる中で、とても気に入ってしまい、本来、東京、大阪、

静岡を回って帰るはずのミッションを、前日夜来て、午前中にセミナーをしてそのまま

大阪に行くという強行軍で福岡セミナーを実施。


凌さんとは浙江省と九州の連携を強化しようということでいろいろと企画を考えています。


歴史的にも、博多と浙江省の寧波とは、日宋貿易や日明貿易の拠点となっていましたし、


宋の時代の首都は今の杭州、博多がもっとも国際貿易港として栄えた時代には、宋の


商人が宋人街を博多に築いていたり、博多祇園山笠の発祥の地でもある承天寺の


創建を資金面で援助した宋人の豪商である謝国明も杭州の出身だったり・・・


これは歴史の必然です。中国が台頭して、博多がまた国際都市となるにあたっては


浙江省との関係は外せません。


上海のような大都市では競争も激しく、家賃も高騰しています。まずはこういった周辺


都市から攻めるというのも地方の企業の戦略ではないでしょうか?


ということで、今年中に嘉興市進出視察ツアーを開催したいと思っております!!






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桜満開





新年度のスタートに当たりまして、今年は満開の桜の花をお届けいたします。



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ベトナム番外編


平成の奇兵隊日記  ホーチミンさんの肖像となんのマークだっけ?

平成の奇兵隊日記  疾走するバイク、クラクションとバイクの洪水

平成の奇兵隊日記  朝も昼も夜もみんな店先で食事&お酒

平成の奇兵隊日記  新興マンションは韓国系が多くを建設

平成の奇兵隊日記  田舎の田園風景は日本によく似てます

平成の奇兵隊日記  街角で散髪

平成の奇兵隊日記  共産党関連のビル?

平成の奇兵隊日記  ジェトロの入っている中心地のビル

平成の奇兵隊日記  まだ共産党のプロパガンダ広告がいたるところに

平成の奇兵隊日記  車はどれも泥だらけ

平成の奇兵隊日記  大体がバイク通勤、車はまだ憧れ

平成の奇兵隊日記  街角の一風景

平成の奇兵隊日記  花屋さんが多い、だれがどういうとき贈るんでしょう

平成の奇兵隊日記  ベトナムで有名な333ビール、味も濃いくて美味しいです

ベトナムツアーを終えて

いやー、駆け足のベトナム・ハノイツアーでしたが、今回もとても民間団体


では他ではちょっと実現ができないだろうと思える充実した内容のツアー


となりました。


また参加した皆さんともとても楽しく交流することができました。今回はまた


多士済々でさまざまな分野の方に参加いただきました。


(最後にみなさんに挨拶いただきました)

平成の奇兵隊日記 平成の奇兵隊日記 平成の奇兵隊日記 平成の奇兵隊日記


元銀行系シンクタンクのエコノミストで久留米大学の教授をされている塚崎先生


通販など中国でも事業展開しているSIホールディングスの池田さん


娘は卒業、自分は失業中(次は決まってるそうです)の植田会計士


意識が高く様々なところでご一緒することの多い西鉄の奥村さん

平成の奇兵隊日記 平成の奇兵隊日記 平成の奇兵隊日記 平成の奇兵隊日記


IPO挑戦隊企業でもあるアステックペイントジャパンの菅原さん


前回も参加いただいた福島さん、宮崎の谷口さん


ダイアンの案内と最終日を同行いただいたキャピタルパートナーズ証券ベトナムのビン社長


 この方国費留学生で一橋大学を卒業、1年前からベトナムに戻ってベトナム投資、M&A


 などの業務をしています。今後仕事でからみたいものです。


同じくキャピタルパートナー証券の熊谷さん(すみません撮り損ないました)


韓国関係などなどお世話になっていますステアの小川さん


平成の奇兵隊日記 平成の奇兵隊日記


横浜から参加してくれたアメニティの山戸社長、伊藤さん


平成の奇兵隊日記


そして今回も、その豊富な人脈ですべての訪問先のアレンジから事前折衝


参加者の面倒まで見ていただきました国吉先生。大感謝です!


ここまでしていただきながら、ほとんどボランティアで申し訳ない限りです。


わがままな参加者の面倒を最後まで見ていただいた日中平和観光の永田さんにも感謝。


中国だけではなくて、ベトナムからも物事を考えることで、得るものがたくさんあったように思います。


ホントの意味で視野が広がった気がします。


成長するアジアの活力を取り込むなどと他力本願な日本ではなくて、


アジアの成長を主導して、平和で豊かなアジアに日本がいかに貢献していくかといった気概が


求められるように思います。


そのためにはもっともっと日本人も外に出て活躍しないとダメですね。



オートシステム、昭和電工レアアース、ロジテムベトナム

午後からは、福岡のワイヤーハーネスの製造会社オートシステムの


ベトナム工業へ。製造装置の配線などを制作しています。


平成の奇兵隊日記


現地社長の女性社長ジャン社長、瀬戸さん

平成の奇兵隊日記


200名ほどの女性工員が手作業で黙々と作業しています。


まさに労働集約型。


こういった光景をもう日本で見ることはほとんどないですね。


・月8000円の賃金。昼食は無料で会社が提供。


・拡張のためローカルの工業団地へ移転したばかり、新規で200名採用


・ジャン社長はハノイの大学で法律を勉強。日本へは7カ月滞在しただけ。


 でも日本語はペラペラ、ガイドのロンさんも日本には長期で行ったことがないそう。


・工場の建屋は賃貸、半年ごとに支払い


平成の奇兵隊日記  ここでホーチミンに向かう久留米大学の永池先生は


お別れ。元東芝の経営企画部長、九大ビジネススクールの教授も務めた方です。


国際的な事業戦略が専門で、道中いろいろな話を聞かせていただき参考になりました。



平成の奇兵隊日記


つづいての訪問先は、ジェトロ山岡所長が手配いただいた昭和電工レアアースベトナムへ


まずは、村上社長よりレクチャー。村上社長は次期の日本商工会会長だそうです。


レクチャー後は社長自ら工場内を案内してもらいました。


平成の奇兵隊日記 平成の奇兵隊日記


・モーターなどに使う磁石からでるマグネットパウダー(切りくず)を主な原料に


 レアアースを精製。コンピュータのハードディスクからも取れる。


・レアアースはいろいろな所にあるが、精製のところで中国でしかコストが合わなくなって


 いるのが世界的な課題。現在中国産が98%


・ベトナムには鉱山があって、中国の鉱脈とも繋がっている。


・将来的には鉱山から直接精製することも見越してベトナムに進出


・ここドンバン工業団地はハノイから1時間、住友電装、ホンダ、カーギル(穀物メジャー)


 などが進出している。


平成の奇兵隊日記


ここでも記念撮影。村上社長は海外で資源ビジネスを切った張ったやってきた


歴戦の兵といった感じ。こういう方が日本の資源確保に奔走してくれているから


資源のない日本で産業が成り立つのだと実感。


平成の奇兵隊日記


こちらで、広島修道大学のグェン教授(ベトナム人)が実家に向けてお別れ。


道中いろいろとベトナムのことを教えていただきました。

ベトナムの優しい国民性そのものといった感じの方でした。


日本のグローバル戦略を議論していたときにグェン先生がいった言葉は


面白かったのでご紹介すると


「世界中が成長して成熟してくれば、品質のいいものしか買わなくなる


 そうすれば、日本製のものしか売れなくなりますよ」


その割り切り必要ですね。確かに新興国向けの製品を日本でコストが合わない


のに作り続けてもコストが低い新興国に負けてしまうだけです。


それよりはベトナムなど新興国の成長の支援をして豊かにすることで、日本でしか


作れない高付加価値で環境にも優しい製品が売れるということになればいいのかも


しれませんね。


平成の奇兵隊日記


さあ、今回の公式日程最後の訪問先ロジテムベトナムへ。


けっこうすでにヘトヘトになってます。


平成の奇兵隊日記


ロジテムベトナムの飯島社長よりご挨拶。山田さんよりレクチャー。


・親会社は日本ロジテム(東京)で運送事業


・ロジテムベトナムは1994年に外資系として初めて進出


・トラック運送、倉庫、輸出入手続き、ハイヤー事業、駐在員向けマンション事業などを手掛ける


・ベトナムには国際ハブ港がないのでトラックに依存


・鉄道は単線でトンネルが低くて通常規格のコンテナが載せられない


・トラックは過積載も多く道路が荒れる原因に、精密部品などの輸送には厳しい環境


・輸出入は90%を外資系が取り扱っている


・インフラ未整備により物流費は他国の2割増しのコスト


・GPSで運送ログをとることを義務付けられており、無理な運転がないか監視されている


・事故が多いのが課題


・もらい事故でも、示談がすまないと車両を警察から返してもらえない


・車両をはやく返してもうために、不利な条件で示談に応じることも


・輸出取扱の主な相手国は欧米で、キャノンの複写機など


・輸入取扱の主な相手国は中国で、日用品が多い(ベトナムの日用品はほとんど中国製)


・通関では、担当者によって基準が変わったりする


・インドシナ半島の東西回廊運送にも取り組んでいるが、ラオスを通るのが問題


 ラオスは道路が未整備であるのと通関で関税をいかにとるかばかり考えている


・ロジテムの国際戦略部はハノイにおいている。アセアン全体の戦略を統括している。