質問内容
台風19号の対応に関連して以下伺う。
(1) 久喜市ホームぺージ上に掲示されているハザードマップ(洪水・内水、地震)の目次
[久喜市防災ハザードマップ(平成31年3月作成)ページごとのファイルについて]が分かりづらい。例えば利根川の場合、「エリア1利根川」「エリア2利根川」等と1~8までエリア別に掲載されているが、「エリア1」という文字列は目次として何のヒントにもならない。そのため自分の居住地周辺についてハザードマップを確認したい場合はエリア1から順番にページを閲覧する必要がある。各マップの左上に1~8まで地図を割の説明図が掲載されているが小さすぎる。スマートフォンからの視認性は極めて低い。加えて一般市民の方は、あの地図割から、自分の居住地をスムーズに判明させるのは困難であると感じる。手間の問題だけではなく、災害時は出来る限りムダなアクセスを減らしサーバ負荷の軽減を図る必要もある。目次に地区名を入れるなど、改善が必要と考える。市の見解を伺う
(2) 一時、久喜市ホームページが繋がりにくい状況があったと聞く。台風19号時における久喜市ホームページのアクセス状況をどのように分析しているか、伺う
(3) 久喜市ホームページのサーバー負荷軽減のために、どのような策を講じたか伺う
(4) ペットの避難に関して、情報が不足しており、避難をためらった人も多い。ペットを連れての避難に関しては「ケージにいれて」「人間と別室」であれば避難所に受け入れることが出来ると聞くが、間違いないか。間違いなければ公式な見解としてホームページ等で周知するべきである。市の見解を伺う
(5) 栗橋小など難所が満員となり、受け入れが不可能になった。受入の上限に達した時点で、その情報を発信出来なかったのか。受入可能な避難所を事前に把握出来れば、無用な混乱を軽減できると思われる。他の自治体では、避難所の定員に対して、現状の受入情報をSNSやホームページで発信していた。久喜市も今後行うべきではないか
(6) 「防災無線が聞こえない」という声が多数寄せられた。暴風雨の際に、屋外から音を聞くことは現実的では無く、仮に聞こえたとしても正確性も欠く。代替手段を周知するべきである。特に、防災テレフォンサービスは全ての世代の方に利用しやすいものであるにも関わらず、周知が進んでいない。(独自の調査では125人中10人の認知)台風19号が発生した10月12日~13日にかけて、防災テレフォンサービスはどの程度利用されたか伺う。また回線の限界により不通となった件数を伺う
(7) 避難勧告時の防災無線のアナウンスが通常時と全く変わらない。避難勧告以上を発令する場合は、防災無線をサイレン(アラーム)として機能させるよう、非常事態を周知するサイレン音を準備するべきと考える。市の見解を伺う
(8) 市は防災に関する協定を各団体等と結んでいるが、台風19号の際に機能した事例を伺う
(9) 栗橋南小学校は、ハザードマップ上の浸水リスクが顕在化した場合、2階まで水没してしまう可能性もある。指定緊急避難所として適切なのか、市の見解を伺う
(10)2017年2月議会において、防災倉庫の水没リスクを指摘したところ「避難所を設ける
際に、各避難所割り当ての職員が高所への運び出しの準備をすることになっている」と答弁があった。今回は、どのように準備が行われたのか伺う。
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