以前に続き、久喜市議会議員の報酬を公開します。
2016年4月に報酬等審議会の諮問により議員報酬が5万円引き上げられ、41万円となりました。
前回の記事でも書いた通り、我々議員の報酬は、会社員の方の給料とは違い、ここから活動にまつわる様々な経費を支出します。
政務活動費は月3万円頂いておりますが、活動報告レポートの印刷や配布でほぼ使い切るのが現状です。
議員の待遇を巡っては様々なご意見があるかと思います。
私は議員という仕事の一番の課題は、流動性、競争の少なさだと思っています。
特に地方議員は、全国的に、親が政治家、自営業で実績を積んだ方のセカンドキャリアとしてなど、限られたバックボーンを持つ人が多数を占めます。
民間で活躍するレベルの若い世代が新規参入し、働かない議員が淘汰されるような競争原理が働いているとは言えません。
議会に新たな人材がどんどん入ってこれるような報酬体系の整備が進むことは、議会の充実を意味すると考えます。
頂いた報酬に見合った価値を出せるよう、引き続き全身全霊で取り組んで参ります。