【議会質問】2014年12月議会 | 久喜市議会議員 貴志信智(きし のぶとも)オフィシャルブログ「FROM HERE!」Powered by Ameba

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質問事項

路上喫煙の対策について 

質問内容

久喜市は「路上喫煙の防止に関する条例」を制定し、分煙化の進んだ街づくりに取り組んできた。年間約380万円の予算を計上し環境保全巡視員を雇用することで、路上喫煙対策を実施しているが、その効果は十分とは言えない。平成269月教育環境常任委員会でも議論があったように、年間317日間のパトロールで指導数88件の実態では、その費用対効果に疑問を抱かざるを得ない。

現実に、久喜駅西口2階デッキ上においては、夜間から早朝にかけて喫煙者が後を絶たず、

毎晩毎朝、多くのタバコが散乱している。久喜駅周辺は喫煙禁止区域であり、条例に反する現状を一刻も早く改善する必要がある。市の玄関口を無法地帯としないための対策について市の見解を問う。

(1) 平成26年9月教育環境常任委員会での議論を経て、ポイ捨て等及び路上喫煙防止対策事業としてのパトロールは具体的にどのように改善されたか伺う

(2) 久喜駅西口デッキ上は路上喫煙の温床となっている。市の玄関口がそのような状態になっていることをどう捉えるか見解を伺う。

(3) 対策として「(人の動線から外れて喫煙しやすい)デッドスペースを夜間から早朝にかけて時間限定で閉鎖」や「花壇の設置」「(目に付きづらい路面や壁面だけでなく)A型看板等、空間を活用した警告表示」が有効と考える。市として今後どのような対策を考えているか見解を伺う。

質問事項

財政の現状を市民と共有するための広報について

質問内容横

久喜市の財政状況は現時点で盤石とは言えない。さらには、合併算定替の減少、人口減少、高齢化による社会保障の増加など将来的なリスク要因も抱えている。
財政の健全化を実現するためには、財政状況を市民と共有することが不可欠であると考える。

「広報くき」において、市の財政状況を解説しているが、誰の目に分かりやすい内容にするためには、さらなる工夫の余地があると考える。財政状況の広報について、以下伺う。

(1)経常収支比率、将来負担比率、財政力指数の直近における埼玉県内順位を伺う。

(2)会計システムや用語等、民間と行政の会計には多くの違いがある。よって市民の大半は行政独特の会計システムや用語に馴染みがない。そのような前提を踏まえ、市民に対し、わかりやすく財政状況を解説するために、どのようなポリシーのもと広報の当該ページを編集しているか伺う。

(3)各財政指標の適正値、目標値、埼玉県内平均がないため、その指標が示す意味を理解するのは相当な困難と考える。例えば経常収支比率「92.4%➡91.0% △1.4%」と記載しても「92.4%」の位置づけがわからない限り、それに続く情報は意味を持たない。

限られたスペースに意味のある情報を増やすべく、改善が必要と考える。市の見解を伺う。

質問事項

 債権管理回収及び、不納欠損の取り扱いについて

質問内容

久喜市では収入未済額が毎年約40億前後となる。これは本来、市に納められるはずの債権であり市の重要な財源である。このような状態が継続することは税負担の公平性の観点からも問題がある。また、時効等の理由により納められることがなくなった不納欠損も毎年3億円前後が処理されており、不納欠損額を減らしていくことは厳しい財政状況を鑑みても必須と言える。

 他自治体の先進事例としては、サービサーや弁護士法人への債権管理・回収業務の全面的、ないしは部分的な委託が挙げられ、一定の成果を得ている。回収業務の「初期対応」や「専門的な知識・ノウハウが必要な業務」など民間で対応できることは個人情報保護や費用対効果を鑑みながら委託を進めていくべきと考える。以下、市の見解を伺う。

() 平成25年度より水道料金、下水道使用料及び農業集落排水処理施設使用料に関する業務を包括的に民間へ委託している上下水道部の成果や課題を伺う。

()(1)で挙げた業務に加え、12月からは納税コールセンターの開設を予定している。

さらに民間委託を検討する余地のある債権管理・回収業務はあるのか。見解を伺う。

() 債権を確保していくためには民間委託だけではなく債権管理条例の制定や債権徴収業務の一元化等が考えられるが、現段階でのそれらの導入に関しどう捉えているか。市の見解を伺う。

質問事項

公立保育園の定員割れについて

質問内容

久喜市には公立5園(1分園)の保育園と私立16園(1分園)の保育園が存在するが、

私立保育園が毎年定員を超える園児を受け入れているのに対し、公立保育園の多くは毎年定員割れが発生している。このような現状を市としてどのように捉えるか、以下伺う。

(1) あおば保育園以外の公立保育園が平成22年以降、毎年定員割れを起こしている原因をどのように分析しているか、市の見解を伺う。

(2) (1)の分析をもとに、どのような改善策を実施してきたか伺う。

質問事項

久喜市の公教育充実に向けた取り組みについて

質問内容

「平成26年度全国学力・学習状況調査」の結果、久喜市は小学校に関しては全科目で埼玉県平均を上回り、中学校においても概ね埼玉県平均と変わらない成績であることが明らかになった。このような基礎データのもと、公教育をさらに充実させ、久喜市の教育レベルを向上させるための取り組みについて、以下伺う。

(1) 現状の久喜市の子供の学力についてどのように認識しているか

(2)LDADHDの児童のケアを十分に実施すべく、マンパワーの多くを割いている学校も多いと聞く。さらなる支援の充実と、教員の業務量の平準化を実現すべく「教育活動指導員」「教育活動支援員」を増員すべきと考えるが、市の見解を伺う。

(3)少人数学級や習熟度別指導を実現すべく「市費負担教員」の増員、また時数確保に向けた「土曜授業」を実施するべきと考えるが市の見解を伺う。