劇団 貴社の記者は汽車で帰社 -2ページ目

犬坂毛野胤智役、松正美です。

ご来場くださった皆様、応援メッセージを下さった皆様、本当にありがとうございました。



ついに終わってしまった...

が正直な感想です。千秋楽泣きそうでした。



毛野と向き合い始めたのは八犬伝三回目からでしょうか。小文吾に求婚されたり、親の仇討をしたり忙しい人生です。猿も救いましたね。無事に終演を迎えられたのは、早着替え中に散らかした衣服をそっと畳んでくださったり、鏡を使いやすいように動線をあけてくださる等のサポートや、何より毛野役はあなたでしょうと信じて下さった座組の皆様がいらっしゃるからです。これを書きながら涙が止まらなくなってしまいました笑



改めまして、ありがとうございました。



今回の兼ね役も個性豊かすぎたため、脳はオーバーヒート笑

きっと、犬かきで川を渡る紀ニ六(人外)と小文吾を突き飛ばす妙真(怪力)のせいでしょう笑

パンクする前に頭の中を整理する毛野ノートを用意しました。習い事ノートみたいで懐かしかった。



輝くカニボールペン🦀



話を毛野に戻します

毛野は“目的を達成するためなら手段は選ばない人”でした。何なら色気も使う。

「仁の心って何?」「殿の話聞いてた?」と突っ込みたくなる暴れっぷり。

回を重ねるたびに「罠にかかった群鳥は焼き鳥になるしかないんだよ」「(作戦の風は)私たちのものだからだ」の通称:焼き鳥シーンは楽しくて仕方なく、サイコ感が増していたのではないかと思われます。

音響さんも照明さんも台詞の度に気持ちよく切り替えて下さっていて心地よい時間でした。数千の船を焼いてますけれども。


しかも自分の手は汚さない。


友人から「サイコ」「何回皆●し言うの」と感想をもらいましたが、今回は軍師のプレッシャーもあるし、ヽ大様が傷ついてるのは心を痛めていたんですよ??(ほぼ自分のせい)


毛野の一手に背負っちゃうところも、能力でねじ伏せちゃうところも好きになりました。

またね、毛野。



音声はいつでも会えますのでこちらから是非




またお会いできる日を楽しみにしています





x(旧Twitter)もよろしくお願いします


 犬村大角役、吉田です。

とうとう八犬伝公演完走となりました。応援いただいた皆様に厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

 

 思い返せば、この5年の間、犬村大角という役、人物と付き合ってきたことになります。個性的な八犬士の中で、そこまで目立つ人物像ではなかったかもしれません。しかしながら、静かに構える振る舞いであったり、思慮深い行動だったり、他の登場人物にはない一面が多く、そんな部分を公演の中で感じていただけたのなら幸いです。

ただ、今回の大角は怪しい占い師に変装したり作戦失敗の腹いせに城を落としたりと、情緒が安定していませんでしたね(笑)。そんな思いを持ちながらも、どの場面も楽しく演じさせてもらいました。個人的には和睦の調書を読み上げる場面と結婚を躊躇う場面は好きだったりします。

 

 今回印象深いのは、やはり犬士のダンスでしょうか。ダンスは本当に心得がなく、振付を覚えるのも精一杯でした。幸い、立ち位置が久保田君と千野さんを見ながら踊れる位置でしたので、練習中はもうずっと前ばかり見ておりました。なんとか形にはなったと思いますが、細かいところはご容赦ください…。あと、毎度のことながら殺陣(主に剣ではないところ)をつけさせてもらいました。毎回引き出しがなくなりかけていますが、とうとう丸太の殺陣まででてきてしまいました。音響、照明さんのお力添えもあり、派手に暴れてもらって良い仕上がりになったと思います。

 

 劇中でも少し触れていましたが、本当に色々な物事が変わった5年間でした。演者との距離を考えた舞台の設営、マスクの着用徹底、消毒や換気の徹底など、演劇に限った話ではありませんが、気を揉む部分が多々ありました。しかしながら、色々な方々の力を借り八犬伝の物語を最後まで進めることができ、感慨深いです。

気が抜けない状況に変わりありませんが、少しずつ、以前の日常に戻れることを切に願います。

 最後に、重ねてになりますが公演に携わってくださったスタッフの皆様、公演に足を運んで下さった皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。次回公演でも、皆様とお会いできるのを楽しみにしております。 

 

初めましてもお久し振りも以下略しましてごきげんよう、犬江親兵衛(と千代丸)を演じましたこつぼです。ここ数日で急に冷え込んできましたが、皆様暖かくされておりますでしょうか。そろそろ冬の布団に替え時ですね。


『南総里見八犬伝の話が(最後まで)したい!』お越しくださった皆様、本当にありがとうございます。

五年間、長かったような短かったような、不思議な時間でした。世間にも自分にも色々な変化がありましたが、皆様のお陰で無事に走り抜けられたことを有難く思います。まだなにも分からなかった幼子の親兵衛もすっかり成長して、正に少年漫画の登場キャラクターを見ているような気持ちで演じておりました。彼等の冒険を見て少しでも楽しんで頂けたのであれば幸いです。


犬士達の痣は消え、珠も新たな役目を得て手元を離れました。初回からずっと作り続けていた小道具の出番ももうおしまいだと思うと少し寂しくもありますが、ひとまずお疲れ様と労ってやろうと思います。

改めまして、犬士達の長い長い旅にお付き合いくださり本当にありがとうございました。またいつかの公演でお会いしましょう。
ありがとうございました。

ご来場くださった皆様、本当にありがとうございました。

「殿」こと「里見義成」を演じておりました、中村です。

実は前回参加させてもらった時には義実様も一緒にやらせてもらっていました。

 

前回に引き続き八犬士たちの超人ぱぅわーを間近で見ている役どころでしたが、しかしホントにメチャクチャな強さでしたね、八犬士。力も強くて頭も良い、本人たちも人格者揃いということもあって、味方としては実に頼もしいこと頼もしいこと。作戦会議のシーンや実際に戦いをするシーンでは、八犬士の方々の湧き上がるような力強さや自信を肌で感じておりました。

 

でも主人公である八犬士たちはともかくとして、何でもないふっつーの人たちにとって戦うこととか命のやり取りとかは怖いものですよ。それは現代日本のような平和な時代でも、戦乱の世の中でも、創作の中でも、きっと同じだったのではないかと思います。

そんなふっつーの登場人物である里見家の面々や、ふっつーの人たちである当時の江戸の人々にとって、圧倒的な強さを持つ八犬士たちはそりゃもう絶対的なヒーローであったことでしょう。

 

今回の舞台をご覧になった方々にとって、八犬士たちはどのように映ったでしょうか。きっとやっぱり格好いいヒーローに見えていたはず。

そんな皆様の中にある八犬士の雄姿に対して、皆様が楽しんだ八犬士の物語に対して、義成様が少しでも花を添えられたのであれば幸いです。

 

最後になりましたが、共演者・スタッフの方々、八犬士の物語を最後まで応援してくださった方々に、心からの感謝を申し上げます。

ありがとうございました!

ご来場下さった皆様、ブログにお越しの皆様、ありがとうございます!

義通、伏姫、曳手を演じさせて頂きましたともみです。


長かった物語もついに完結!とても感慨深いです。

物語が進むに連れて、どんどんパワーアップしてくる八犬士たち。剣技、怪力、智略だけでもすごいのに、ついには人を生き返らせるパワーまで…!!

そんなチートハ犬士がいれば、5カ国連合軍なんて一瞬で倒せてしまいます。

しかし、それだとハラハラがなくてつまらない!!というわけで、総大将義通の出番です。

信乃と現八に城で待ってろ!と言われても勝手に出陣、案の定ピンチになります笑

でもどんなに危うくても必ず誰かが助けてくれる!

弱っちい総大将でしたが皆に大事にされてとても楽しい役でした♪

八犬伝の舞台には前回からの参加でしたが、最終回に立ち会えてとても幸せでした(^^)


共演の皆様、スタッフの皆様、そして最後まで物語を見守って下さった皆様に心からの感謝を!!