すべてのみなさまへ | 劇団 貴社の記者は汽車で帰社

こんにちは。こんばんは。

犬飼現八、再太郎、技太郎役を務めさせていただきました、けいいちろうです!

 

改めまして、「南総里見八犬伝の話が(さいごまで)したい!」ご来場いただき誠にありがとうございました!

 

時の流れは早いもので、本番から早二週間。ぼくはキシャ八犬伝ロスの日々を送っております…皆様はいかがお過ごしでしょうか。

 

遡ること5年前、客席から眺めていた作品の結末を、舞台上で見届け、送り届けることになるとは思ってもいませんでした。

最終作のみとなりましたが、5年に渡って上演されてきたキシャ八犬伝に携わることができ、なんだか誇らしいきもちです。

 

蓋を開けてみれば2時間半の長丁場となった本公演。斬って、着替えて、踊って、着替えて、とにかく忙しい舞台でした。

中でも大変だったのは、終盤で忽然と消える現八の痣。

長い年月をかけて消えていく設定ではありますが、演出の都合上、舞台裏で一気にこすり落とさせていただきました。

 

そして今回改めて感じたのは、演者から生まれるパワーとお客さまからいただくパワーのぶつかり合いで演劇がどんどん面白くなるということです。

一時は息を潜めざるを得なかった演劇界隈ですが、しぶとく生き残り、だんだんと活気を取り戻してまいりました。

久々に小劇場ならではの密なライブ感に触れ、すっかりまた演劇の虜です。

 

ということで、

演劇が(もっと)(まだまだ)(これからも)したい!

 

また皆様と劇場でお会いできる日を楽しみにお待ちしております。

重ねて感謝申し上げます、ありがとうございました!