5月6日 最後のピース | 劇団 貴社の記者は汽車で帰社

作・演出の千野です。

役者としては、藤原基衡を演じます。なんかもう久保田の親とか子とか、そんなんばっかりですね。今回は子の方です。

藤原基衡という人物、歴史に詳しい方はご存知の通り、後三年合戦時点ではまだ生まれておりません!

ではなんで出てきてしまうのか。

今回の公演の前の話にあたる『陸奥話記』は、藤原経清という男を主人公に前九年合戦を描いたのですが、それを息子の清衡が語るという形式をとっていました。

(ちなみにそのときは私が経清、久保田が清衡でした)

今回は、その清衡が主人公です。

私が演じる基衡は、清衡の子。……もう分かりますね?笑

 

ということで、私、ものっっっすごくセリフが多いです。

なんだこのえげつない量。誰よこんな台本書いたの。

役者千野がうまくできない場合は、演出家千野が責任をもってセリフを削る予定です。

 

さて。

5月6日の稽古にて、ようやく役者がそろいました!

最後のピースとして現れてくれたのは、私がちょっと狙っていた役者。スタッフでお世話になりまくり『さらぬわかれ』にも出てもらった某氏(今回もめちゃめちゃお世話になってます!)のご友人。某氏がらみのお芝居を見に行った時に、「この人、うちに出てくれないかな~」と思った役者さんでした。

稽古では、彼と、彼と同じようにこのGWから参加してくれることになったもうひとりの客演さんの演技をじっくり確認し、配役をあれこれ悩んでいきました。

殺陣も軽くやったのですが、ふたりとも筋がいい~!いや、なんだこれ。劇団員ども頑張れよ(笑)。

 

配役が最終的に決まったのは、その翌日のことですが、ちょっとフライングしていってしまうと……最後のピースには、とってもキシャらしい役をやってもらうことになりました。

どうなるのか、今後の稽古もとても楽しみです。

 

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