良いアドバイスは選手を考えさせ、理解を高めプレーを向上させる。
悪いアドバイスは選手が考えることができず、言うことを聞いてやってはいるがそこに自分の思考がないため幅ができず、プレーを低下させてしまう。
現場の指導者はそこまで考えて今だというポイントで選手に伝えている。
最近、聞きにくる選手が増えた。
これは一見良いことのように思えるが僕はそうは思わない。
意見を求める行為の前にしなければならないことがある。だから聞きにきた選手には必ず、こちらが最初に質問させていただく。
[アドバイスは邪魔なもの]
アドバイスによって潰された選手というものを見たことがある。
だからと言って怖くてアドバイスを避けるのも違う。
選手が迷ってしまう。
だから適材適所のアドバイスが必要で尚、その子が考えなければならないようなアドバイスが必要になる。
こちらはそこまで考えてアドバイスという行為を行う。けど、親御さんはそこまでの考え持ってお子さんにアドバイスをしてるのだろうか?
子にとって親御さんの存在は思っている以上に大きい。その方からのアドバイスなら受けてしまう。
我々、シドウシャもあるアドバイスは避けている。それは自分の経験から基づいたアドバイス…
これは相当危険なものになる。
だから安易なアドバイスは選手にとっては邪魔なものになる。
それを理解できてないと選手は潰れてしまう。
簡単な言葉でわかりやすいアドバイスほど、選手が育たない。そこに思考が共存してないと選手が変わるのは難しい。
でもどこのアドバイスも簡単でわかりやすい言葉が多い。それでは選手は思考という段階を踏まない。
そうなるとそのアドバイスが機能しない場合、行き詰まる。
そうなった子が行き着く先は、ひたすらテンパる。
そうならないために思考が共存してるアドバイスをすること。
それと経験してことがないのにその事についてアドバイスはできない。
答えは明白。
やった事がないからその選手の気持ちをわかってあげられない。となるとアドバイスは想像によるものになってしまう。それほど危険な事はない。
アドバイスとは経験者の方も経験者じゃない方も安易にするものではない。
という事を学ばせて頂いた