★競う遊び | 海外へサッカーで冒険を目指す少年とそれとは違う野望を持つただのオッサンの話

愚息の話をさせていただく。

今まで色んなトレーニングを愚息にはした。

それも色んなジャンルを学んでありとあらゆるトレーニングを…


そこで気がついた最高のトレーニングは、愚息達がボールを使って遊ぶこと。

それも


【競う遊び】


ここが重要。

これもこちらが準備した競い合いではダメで本人達が兄弟の年齢差、レベル差を考えた上の競い合い。


ここが大事。

これは自分も体験したことがあり、僕と兄貴はいつも2人で家の前でfootballをしてた。

2個上の兄が毎回のように勝つが、たまに僕が勝つことがある。


それを親父とオカンに報告すると兄は

「コウタロウ、上手くなってきたよ」

と言ってくれる。

これは今でも覚えている。

兄と僕はとにかく喧嘩をほとんどしない。

それは僕がいい弟だったのではなく、兄がいい兄だったように思える。

だから本気で競い合い、技術を高めることができた。

チームのトレーニングよりも、兄と家の前でやる、1vs1や蹴り合いやイメージトレーニングは今でも覚えている。


特に蹴り合い。

これで色んな種類のボールが蹴れるようになり、止めれるようになった。

止めてから相手が準備する前に通す。

これを子供の頃に生み出した2人は凄かったように思う。


ルールも全部自分達で、我が家はサッカー経験の親父でもオカンでもなかったので、全部自己流。

自主トレを親父が見たことは一度もない。

オカンもない。


そこからヒントを得て、愚息達に育てようと。

でもいつしか口を出す。

だからその口を奪う。

そうすると愚息達に変化が…

自分達でルールを決めて蹴り合いを始めた。

僕と兄にそっくりな光景。

もちろんハンデがあり、2人とも本気でやってる。


1vs1もハンデがあり、それでも勝った負けたを楽しそうに語る。


遊ぶのが1番と言ってる人がいるが僕はそれを少し変えて、『競う遊び』だと思ってる。


そもそもfootballというスポーツが競うものだから。

だから遊びの中に競い合いがないとfootballで活かせる技術は身につきにくいと思ってる。