五輪に逆らうわけじゃないが、私はこっちが好きだった | 如月隼人のブログ

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パリ五輪については
これからもっと盛り上がっていくのかな
それに逆らうわけじゃないけど
私はこっちの方が好きだったなあ

「中華人民共和国農民運動会」

写真を見ていただければお分かりと思うけど
重い荷物を天秤棒に担いで歩いたり走ったり
収獲した穀物を運ぶことを想定して自転車のリヤカーに重量物を乗せて競走したり
なかには田植えの速さと仕上がりを競う競技もあった

 



要するに農民の日常作業を競技化したもの

中国各地で予選が行われて全国大会が開催された

まずどこがよかったかと言えば
競技が面白い
「なるほどなあ~ 皆さん常日頃から こんな努力をしていらっしゃるのね」
とよく分かる

それから出場選手がよい
村の力自慢とか農作業の腕自慢の
お兄さんとかお姉さん
場合によってはおじさんとはおばさんが出場する

皆さんとってもよく日焼けしてるけど
練習場での日焼けじゃなくて
毎日のように仕事をしている際に日光をたっぷりと浴びているから

その雰囲気もよかった



ついでに言えば
私は「五輪」についてちょいと思うところがある
競技のほとんどは欧米で発生したもの
柔道なんか非欧米系の競技はごくわずか

ということは
そもそも欧米人の体格に有利な競技が多くて
競技によってはたまたま
身体能力が適していたアフリカ系の選手が強い
ということじゃないかなあ

例えば相撲なんかを取り入れたら
日本人選手の方がかなり有利じゃないかなあ
(あ。いまじゃモンゴル勢の方が強いか)

いずれにせよ
欧米系の競技が主流ということが
私が五輪について「どんなもんかねえ」と思う理由です

こういう「農民運動会」を思いつくのはやはり
中国人のプライドなのですかねえ
「外国人にできることは われわれだって絶対にできる」
という考え方

ただこの「中華人民共和国農民運動会」ですけど
残念なことに開催が中断してしまった

第1回は1988年に北京市で開催されて
それから4年おきに行われていたけど
2012年に河南省南陽市で第7回が開催されて
その次には2018年に吉林省松原市で第8回が開催されることになっていたけど
結局は中止になって
それ以後は
開催されていない

続けてほしかったんだけどなあ