その中国人の“本名”やっと判明したのである 一苦労であった | 如月隼人のブログ

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わたしゃこのところ
記録魔になっておりましてね
とにかく仕入れた情報を整理しないと
気が済まない

ということで
YouTubeで動画を楽しんだり
あるいは
YouTubeや手持ちのCDで
音楽を聴いたりするのですけど

3年前から始めたのですけどね
音楽は気に入った演奏の場合
繰り返し聴くので
その回数も全部表示できるようにしたわけです

でもって
前に聴いた記録のある
YouTubeの音楽を先ほども聴いてみたわけです

昨年の1月22日に見つけた演奏で
本日は2回目の視聴


独奏者が
アジア系ということに改めて注目したわけです



演奏者名を見ると
「Beiliang Zhu」と書いている

ふむ
これは英語式の並べ方で
中国語だったら
「Zhu Beiliang」
のはずだ

綴り方からして
台湾人ではない
香港人なんかだと
広東語のローマ字表記を使うだろうから

そうではない

可能性が高いのは大陸の出身者
まあシンガポール出身の華人の可能性もあるけど
大陸出身者である可能性が最も高い

いやあ
調べるのに苦労しましたねえ

検索するのに
“大提琴”(中国語でチェロのこと)
“演奏家”

というキーワードは必須だろうけど
これだけじゃ、まず間違いなくヒットしない

そこで
“Zhu”
という姓を「朱」だろうと推測して
この漢字も加えて検索した

まったくヒットせず

そうこうしているうちに
時間は10分、20分と過ぎていく

まあ
本日は夜中のうちに原稿を1本入稿する仕事があるだけで
一応は書きあげて
後は誤字脱字とか表現の改良とか

おっといけない
ダイエットもしたい
つまり文字数を少々けずりたい

まあそれだけですから
とにかく「Zhu Beiliang」嬢の「本名」を知らねばならぬ

「撃ちてし止まん」の心意気で調べ続けたわけです

「Zhu Beiliang」で検索すると
いくつかヒットするのですけど
すべて英語の文章
あるいは日本語だけども
「ヂュー・ベイリァン」なんて
手抜きをしていて使えん

おおおおおお
とうとう見つかったのである
百度の画像検索でやっと出てきた

「竺倍亮」でありました

ドイツのライプチヒで4年に1度開催されている
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ国際コンクールで
2012年にチェロ部門で優勝した経歴の持ち主でありました

楽器の演奏を学び始めたのは4歳の時で
上海音楽学院を卒業してから
米ニューヨーク州のイーストマン音楽学校に入学しました
このイーストマン音楽学校は大学であるので
2012年に賞を獲得した時には
この大学の博士課程に在籍していたそうです

「竺倍亮」を声調(イントネーション)まで含めた
中国大陸で使われているローマ字表記(ピンイン)にすると

「Zhú Bèiliàng」

ううむ
「Zhu」を「朱」と早とちりしたので
ずいぶん回り道になったみたいだ