【本】『魔女推理 きっといつか、恋のように思い出す』を読んで憧れについて考える | ミステリな日常。

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 ゴールデンウイークも過ぎたというのに、朝、冷えますね!

 いつもこんな感じだったっけ?

 昨日の朝は車で出かけたのですが、朝は寒さでエアコンの暖房を使おうか悩み、昼は暑さで今年初めて車の冷房を使いました。

 帰宅したらくしゃみが!

 風邪なのか、まだ花粉症が残っているのか。

 どっちなんだ(悩

 

 さて先日『魔女推理 きっといつか、恋のように思い出す』(三田誠)を読んだ。

 以前読んだ『魔女推理 噓つき魔女が6度死ぬ』の続編だ。

 あらすじは公式サイトから引用。

 

 かたや、陸上部で将来を嘱望されたランナー。

 こなた、演劇部で大喝采を浴びた女生徒。

 そんな「天才」達を襲った突然の死に、僕と彼女は引き寄せられる。

 恋をするように事件に夢中になる。

 なぜ?

 だって、そこに「死」があるから。

 「彼女」はその悲劇の「味」を誰よりも何よりも好むから――。

 騙し騙され、恋し恋する。

 謎めく二人の高校生が織りなす、青春×ゴシックミステリー!

 

 という、僕「拓海」と彼女「くのり」の物語。

 前回よりは、推理の部分があったような気がする。

 くのりの例の行動。

 そういえば、この特殊な設定だったことを途中で思い出した(遅

 でも、その力にだけ頼るわけではなく、ミステリをしている感じが良かった。

 あらすじを読んで思ったけれど、これ、ゴシックミステリーだったのか!

 前回の、魔法×ミステリーから、青春×ゴシックミステリーへと変化したらしい。

 ゴシックらしさ……どこだろ。

 タイトルの魔女ってところかな(薄

 

 あ、しまった。

 何ら恋にも憧れにも触れてないや……。