【本】『好きです、死んでください』を読んでまた孤島を満喫する | ミステリな日常。

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 先日『好きです、死んでください』(中村あき)を読んだ。

 いきなり心臓に悪いタイトルだけど、きちんとしたミステリ。

 しかもクローズド・サークル。

 あらすじは公式サイトから引用。

 

 無人島のコテージに滞在する男女の恋模様を放送する、恋愛リアリティーショー「クローズド・カップル」の撮影が始まった。

 俳優、小説家、グラビアアイドルなど、様々な業種から集められた出演者は交流を深めていくが、撮影期間中に出演者である人気女優・松浦花火が死体となって見つかった。

 事件現場の部屋は密室状態で、本土と隔絶された島にいたのは出演者とスタッフをあわせて八人のみ。

 一体誰がどうやって殺したのか?

 そして彼女の死は、新たな惨劇を生み出して――。 

 恐るべき事件の〈真犯人〉は誰なのか?

 衝撃のラストが待ち受ける孤島ミステリ!

 

 という、タイトルからは想像できない孤島ミステリでした!

 主人公は恋愛リアリティーショーに出演する小説家、小口栞。

 一見、順調に撮影が進んでいるように見せかけながら、突然の事件。

 女優である花火を殺害したのは誰なのか、疑心暗鬼になるメンバー。

 もちろん、これは始まりにすぎず、次々と事件は起きる。

 恋愛リアリティーショーという設定は、あまり馴染みがなかったけれど、ミステリそのものは結構王道だった。

 王道だからこそ、わかりやすい部分もあり。

 意外と一番わかりにくかったのは登場人物の名前かも。

 島には9人しかいなかったのに……(悩

 

 さて、急に寒くなりましたね。

 これが冬。

 ぽかぽか陽気が続いていたので、何が本当の12月の寒さなのかよくわからず。

 雪が舞っているのが信じられず、一瞬、ゴミかなと勘違いしたり。

 12月って、こんなに寒かったんだね。

 ぶるぶる。