先日『ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 IX 人の死なないミステリ』(松岡圭祐)を読んだ。
新人作家である杉浦李奈が様々な事件に巻き込まれていくシリーズ(何
毎回思うけど、いつまで新人作家なのだろう。
気持ち?
あらすじは公式サイトから引用。
書き下ろし作品が本屋大賞にノミネートされたことで、作家としての評価が少しずつ高まってきていた李奈。
そんなある日、岩崎翔吾絡みで因縁のある出版社、鳳雛社の編集者から新作執筆のオファーが舞い込む。
数多くの作家が代表作を発表してきた文芸ひとすじの老舗からの誘いに、喜び勇んで会社を訪ねる李奈だったが、そこから思いもよらない事件に巻き込まれていく――。
今回はタイトルにもあるように、人の死なないミステリというのがキーワードとなる。
確かに主人公などが死ぬというラストによって人気が出たりすることもあるのだろう。
帯でも「泣ける」とか「号泣」なんて言葉が書かれていたりする本がたまにある。
好みや、その時の気持ちにもよるのかもしれない。
泣きたい本を読みたいときや、笑える本を読みたいとき、非日常を感じたいとき。
それぞれなのだろう。
個人的に本屋さんに並ぶ本の帯で気になるのは「号泣」という表現。
本当に「号泣」したのかな。
テレビなどで「号泣」と表現されていて、実際に映像を見ると、それ「号泣」なのかなと思うことがよくある。
激しい言葉をわざと使っているだけなのか、よくわからない。
それくらいの気持ちでということなのだろうか。
ちなみに、私は最近号泣したことはない。
うっかり泣きそうになったことはある。
……ずっと観ていたアニメが完結した今日の話なんだけどね(ぼそ