年末、テレビを見ていたら、巨大な本棚に囲まれた素敵な場所で、歌手の人たちが歌っていた。
なに、その夢みたいな場所。
歌用のセットなのだろうか。
それとも、どこかに本当に存在している場所なのだろうか。
ネットで検索してみると、すぐにわかった。
「角川武蔵野ミュージアム」。
埼玉県所沢市にある、図書館と美術館と博物館が融合した文化複合施設らしい。
私がテレビで見たのは建物の4階から5階にある「本棚劇場」。
高さ8メートルの巨大な本棚に囲まれた空間、そこに約3万冊の本があるという。
本当に夢みたい!
子どもの頃、自分の部屋をあんな感じにしたいと夢見ていたよ!
……床が抜けると親に却下されたけど(ぼそ
京極夏彦さんの書斎もめちゃくちゃ大好きだけど、こちらも心惹かれる。
自分の部屋にするなら、どっちがいいだろう。
ああ、どちらも捨てがたい!
いや、まあ、夢だけど。
さて『本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません 第五部女神の化身Ⅲ』(香月美夜)を読んだ。
シリーズ24作目くらい?
元々はウェブで連載されていた、異世界転生ものである。
本好きの主人公は、異世界にマインとして転生するが、その世界には紙の本が存在しなかった。そこで自分で本作りに乗り出すのだが。
というお話だ。
そんな1作目から、もう24作目。
イラストも可愛いし、楽しく読める。
ここで第五部のあらすじを書くと、かなりのネタバレになるので伏せておくが、部ごとのタイトルで、わかりそうな気もするね(ぼそ
実は図書館本。
前作を読んでから時間が経ちすぎて、登場人物の名前を何度も確認しながら読んだ。
時間が経ちすぎたのは、現実の時間だけではない。
小説内の時間も過ぎている。
そう、予約していた第五部二巻が届く前に、先に三巻が届いてしまったのだ。
図書館あるある(涙
※でも、安心してください。ウェブ版をこっそり読んでいるので、流れはわかりました。