謹賀新年 今年の小生の年賀状文面
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コロナ越え 自由を見つめ 初日の出

本年もよろしくお願い申し上げます
2021年元旦

昨年は、最初から最後までコロナ・パンデミックの歳でした オリパラの延期、初の緊急事態宣言、安倍首相の辞任、菅政権の発足、そしてとどのつまりはトランプ米大統領の敗退とバイデン新大統領の誕生という波乱が続きました

個人的には、2月後半に実に16年ぶりの海外旅行に出かけ、5日間で台湾を時計回りに一周しました 世界で最も安全だった台湾を巡る、この旅行がコロナ前とコロナ後の生活の分岐点になったのは不思議な偶然でした

コロナ前は40本の劇場映画を鑑賞し、外食・カラオケスナックを楽しみ、外出生活を満喫しておりました コロナ後は200回の小金井公園散歩(1,500km歩行)と季節の花の写真撮影・FB投稿、証券市場参加、オンライン・リモート会合、園芸作業などの巣籠り・自粛生活に入りました

今年は、皆様方にとって、ワクチン効果による救済の歳、そして自由を謳歌できる歳となるようお祈り申し上げます

 

大和証券ウェビナー(オンラインで実施するウェブ・セミナーのことらしい)の企画で、11月17日(火曜)午後に「2021年に向けての株式市場見通し」と題した細井秀司シニア・ストラテジストの無料講演を視聴

 

細井氏の話のポイントは次のとおり
・米国大統領選挙後の株価は順調 就任後100日間のハネムーン期間は特にそう
・米国の経済成長は今年2020年は大幅マイナスだが来年2021年はプラス 株価は1年間位先取りするので今後の上昇を期待 開発中のコロナ・ワクチンが有効・安全であればなおそう
・米国では住宅販売と個人消費が順調に回復 住宅販売は3%という低金利が後押し 個人消費については、給付金がいったん貯蓄されたが次にモノの消費に回った
・米国ではミレニアル世代(20~34歳)が最大のマスだが、持ち家比率はまだ40%程度 これから60%以上に向けて上昇するはず
・米国企業の利益予想は今年2020年は-15%だが、来年2020年は+22%
・日本企業の利益予想も上値余地あり
・日本政府のデジタル庁関連で、マイナンバー、脱ハンコ、システム開発、オンライン診療などに政策的な成長期待
・日経平均は来年26,000円から27,000円に上昇するのでは
・低金利による資金活用期待からグロース株が上昇し、はたまたコロナ・ワクチンの成功見込みが期待されるとバリュー株が上昇する、という循環物色が半年位継続しそう
・地球温暖化対策のため、EVやクリーン・エネルギー関連が活況になる方向は確実

 

筆者の感想は次のとおり
・日本の株式市場はどうしても米国の株式市場に左右されるので、米国の動向に注目するのは当然か
・現在大部分のバリュー株はコロナ禍のため安値放置されていると思うが、コロナ後の社会動向を見極める必要がある いずれにしてもリスク小だがリターンも比較的小
・グロース株はIT技術などのテクノロジー基盤がしっかりしていて、時代の要請に適合していることが必須 PERが非常に大きいのでリスクが大きいように思われるが、その代わり大きなリターンも期待できる
・細井氏が示したデジタル庁関係銘柄では、オンライン診療関係のエムスリー(2413)とメロディー(4480)に注目
・ただし、来年は丑(うし)年で過去のアノマリー(経験則)からは巳(み)年に次ぐ鬼門の年 1974年のオイル・ショックや2008年のリーマン・ショックは丑年の前後に発生している 来年は注意が必要だと思う

 

あくまでも株式投資は自己責任でお願いします

筑波大・掛谷英紀准教授による講演「SARS-CoV-2のゲノム配列に基づくウイルスの由来(人工or天然)の考察」(ユー・チューブ)を観た

 

掛谷准教授(1970~・大阪府出身)による30分間余りの講演はユー・チューブとしては結構長編だが、かなり難解なので結局2度観た 新型コロナウイルス(武漢ウイルス:SARS-CoV-2)の由来・発生源については延々と議論されているが、本講演ではそのゲノム(遺伝子情報)配列を解析した推論を展開している 米国の経済研究者で未来派のクリス・マーテンソン博士(1962~)が制作した、コロナウイルスに関する数本のユー・チューブ作品を主に参考にしている 結論としては、新型コロナウイルスは今や容易に人工的に生成できるが、そうなのか天然に発生したものかの判断はゲノム配列の解析だけでは断言できないとのこと

 

SARS-CoV-2のゲノム配列で重要なのは、①ヒト(人)のACE2(アンギオテンシン変換酵素2)受容体と結合するスパイクたんぱく質の受容体結合ドメインRBD(レセプター・バインディング・ドメイン)のアミノ酸配列、と②ウイルスのRNA遺伝子を切断して結合した細胞に送り込む機能を持つフーリン切断部位FCS(フーリン・クリーベージュ・サイト)のアミノ酸配列 新型コロナウイルスのRDBはACE2にとてもよく結合し、FCSの機能によりとても効率よくウイルスのRNAを細胞に侵入させる (注)4種類の塩基が並んだRNA配列を3個ずつに区切ったコドンから、一定の変換表に従ってたんぱく質を構成する20種類のアミノ酸の1つが選ばれて生成される

 

本講演ではまずFCSについて紹介 フーリン切断を効率よく働かせるたんぱく質の配列はRxxRというもの Rは20種類あるアミノ酸のうちのアルギニンことで、xは何でもいいとのこと これがRRxRやRxRRならばさらに効率が上がるらしい SARS-Cov-2のFCSにはRRKRというアミノ酸配列(Kはリシン)が入っていてフーリン切断が高効率だが、サーズ・ウイルスSARA-CoVにはRxxRのアミノ酸配列は見当たらないようでフーリン切断は低効率とのこと

 

SARS-CoVにFCS配列を挿入するという研究は過去に世界中で行われていて、米国、日本、オランダ、中国などから論文が発表されているが、これはとても危険な研究でもある SARS-CoVの発見者として有名で、コウモリ女とも称される石正麗博士(1964~・フランスで博士号取得)は米国ノース・カロナイナ州で同様の研究をしていたようだ 彼女が主任研究員として勤める武漢病毒研究所に、米国の国立アレルギー・感染症研究所所長のアンソニー・ファウチ博士が、将来の薬の開発に役立つという目的で2019年に約4億円の研究資金協力をしていたことは米国にとって皮肉なこと(現在は中止) SARS-CoV-2はSARS-CoVと76.0%の類似性だが、石博士が2013年に生成したBat-CoV-RaTG13とは97.4%の類似性

 

一方SARS-CoV-2のヒトACE2受容体と結合するRDBアミノ酸配列は、センザンコウが持つコロナウイルスGD pangolin-CoVのRDBアミノ酸配列と酷似していて5ヶ所しか異ならない そしてそのRDBがヒトACE2受容体に他の動物のそれによりも結合しやすいということらしい

 

これらからマーテンソン博士は、「センザンコウのRDBとBat-CoV-RaTG13のキメラを作って、そこにFCSを人工的に挿入した」という仮説を立てている

 

SARS-CoV-2が天然のものであると主張する研究者は「ゲノムのランダムな変異・エラーで発生」とか「人工ウイルスを作るためのベース・ウイルスがない」という しかし、掛谷准教授は「変異・エラーではもっと時間がかかる」し「現在の技術では人工・加工の痕跡は消せる」と反論 また、研究者はたとえ危険な研究でも論文の種であり、出世や研究費獲得が可能となり、なによりもオモチャを失くしたくないと考えたのではないかと

 

仮に武漢病毒研究所でSARS-CoV-2が生成されたものとしても、いかにして研究所から外部に漏れたのか 最高セキュリティのP4ラボでのセキュリティが不充分だったということは考えられる しかし、門田隆将(1958~・高知県出身)は自身の著書「疫病2020」(2020)で台湾出身の林健良医師(1958~・栃木県在住)の「中国人の特性」説を紹介している P4ラボで扱って汚染した動物の死骸は厳格で特別な処分が必要だが、動物の死骸が市場で売れるものなら売りかねないということ 中国人はネズミもコウモリもサルも喜んで食べるらしいし、センザンコウは漢方薬の原料でもある 過去にクローン研究で著名な大学教授が実験動物の死骸を売って1億円くらい稼いだという事件があったそうだ これならば、武漢ウイルスが、コウモリもセンザンコウも売っていないという武漢・華南海鮮卸売市場から発生したことは充分考えられるし不思議でもなさそうだ

8fd8aade403f5b437月17日公開の劇場映画「劇場」を観た 残念ながら劇場での鑑賞ではなく、アマゾン・プライム・ビデオでのオンライン・ネット鑑賞となった(追加料金なし) 本作は本来ならば4月17日に松竹系の全国280館での公開予定だった コロナ禍により日本政府が緊急事態宣言を4月7日に発令しれたため公開延期となっていた 公開延期となった大作も目白押しの中、本作については配給辞退の松竹に代わり製作幹事社の吉本興業が自主配給することとし、いろいろと公開方法・時期を探っていたようだ 結果、先週17日に渋谷のユーロスペースなど全国20館のミニシアターで劇場公開されるとともに、アマゾン・プライム・ビデオでの同時世界独占配信が実現した

 

劇場公開にも拘った行定勲監督(1968~・熊本県出身)など製作側と製作費用をリクープ(recoup・回収)したい製作委員会側、両者の意向を上手く両立させた解決策と考えられる 劇場映画作品を劇場公開と同時にオンライン配信を行うのは日本では初めての試み アマゾン・ジャパン社が独占配信権にいくら支払ったかは分からないが、筆者の想像ではこの種の作品の製作費用を回収するためには5~10億円ではないかと想像する アマゾン・プライムの広告宣伝も兼ねていると考えれば結構イケてるかもしれない また行定監督も、字幕(サブタイトル)を付加すれば、鮮度が高いうちにすぐに世界市場に配信できるというオンライン・ネット配信の利点に気付いたそうだ これは本のネット通販でロング・テール(リアル市場では手が届かない物品・サービスと市場・消費者をつなげるマーケティング)のビジネス・モデルを成功させたアマゾンの手法そのものかもしれない

 

本作の原作は、吉本興業所属のお笑い芸人で、2015年発表の中編処女小説「火花」で同年の芥川賞を受賞した、ご存じ又吉直樹(1980~・大阪府寝屋川市出身)の第2作目小説「劇場」 「火花」では売れないお笑い芸人をモデルにしたが、本作では売れない演劇人(劇作家・演出家・舞台俳優)をモデルにしている 「火花」ではコンビの男同士の友情がテーマだったが、本作では主人公を無償の愛で支える聖女との恋愛がテーマ 行定監督は主人公に山﨑賢人(1994~・東京都出身)をヒロインに松岡茉優(1995~・東京都出身)を起用 松岡の雰囲気は初主演作「勝手にふるえてろ」(日・2017)のヒロインに似ていると思った どうでもいいことだが、松岡は左利きのようだ

 

行定監督が助監督として仕えたこともある岩井俊二監督(1963~・仙台市出身)のコメント「創作に取り憑かれた男の〝おろか“と、その男と同棲してしまった不運な女が余すところなく描かれる 当事者の自分には痛みなくして観れない映画であった 創作の道とは魔道であり、〝魅道“である」が、短くして本作の本質を言い当ててると感じる 本作の主舞台である東京・世田谷区下北沢あたりで活動する演劇人たちは、これは自分たちのことを描いた作品だという者たちが多いそうだ コロナ禍に見舞われた今年、彼らの生活はどうなっているのだろうか 本作では東京23区での生活は、まだまだ当然のように密だし、誰もマスクを着けていない

 

前述したが、本作の舞台は又吉も住んでいたらしい下北沢が中心 ここは多くの売れない舞台俳優が、アルバイトをしながら暮らす街として知られている もう1ヶ所杉並区高円寺が登場するが、ここは売れないミュージシャンが多数アルバイトをしながら暮らす街だ 劇中劇も数回登場するが、学校の演劇以外は下北沢の劇場を実際に使用してロケ撮影したとのこと 筆者も訪れたことのある劇場の映像が登場 最後の「ロケ⇒セット⇒劇場」と撮影場所が移り変わり、主体が客体に変化するような撮影のテクニックには感心した また季節の移り変わりは夏から秋・冬・春を経て1年間となっているようだが、いつどうロケ撮影したのかには興味ある その他のロケ地は、東京都・渋谷区・新宿区・台東区・三鷹市、茨城県など

 

(注)★はお薦め、▼は特定のマニア向け作品

最近中国共産党とその私兵・中国人民解放軍について勉強している 中国国民が幸せになるのならば、その政治体制については余り関心がない しかし、その影響が外国にも国際的にも悪影響を与えるものならば許しがたい その上、中国国内にも自由、基本的人権や民主主義が存在しないならば…
矢板明夫(1972~・中国天津市生まれ・残留孤児2世)、石平(1962~・中国四川省生まれ・2007日本帰化)、藤井厳喜(1952~・東京都出身)3氏による著書3を冊読んだ 3氏ともガチガチの反中・親台派だから、台湾を高く評価するが中国共産党についてはボロボロに書いている これらの記述すべてが事実・真実とは決して思ってはいない また当面中国や香港を訪れるつもりはない
3冊を通じていろいろなことが書いてあるのだが、今まで余りお目にかからなかった事項を何点か紹介したい
◆今年は60年に1回中国で大事件や大動乱が起きる庚子(かのえね・コウシ)の年(ややこじつけもありそうだが…)
2020年 今年
1960年 中国共産党主席・毛沢東(1893~1976)がソ連からの借金をすべて返済するための大躍進政策(大飢饉が発生し3,000~4,000万人が餓死)
1900年 北清事変(義和団の乱等とも・8ヵ国連合軍に西太后《1835~1908》の清朝が惨敗)
1840年 アヘン(阿片)戦争(英国に清国が負け香港を割譲)
◆1936年の西安事件により蒋介石(1887~1975)の国民党軍による毛沢東の紅軍(共産党軍)の討伐が中止され(第2次)国共合作成立 満州事変(1931~33)により故郷を追い出された張学良(1901~2001・張作霖の息子)の東北軍(国民党側)が西安に駐屯しており、長征により延安まで逃げ延びた紅軍の策略により張学良が西安で蒋介石を拘束 1964年に毛沢東は日本の中国侵略のお陰で生き延びたと語ったという
◆外国人記者として初めて延安に入ったエドガー・スノー(1905~1972・米)が1937年に「中国の赤い星」を上梓 軍紀が厳しく、上下関係なく寝食を共にする紅軍を好意的に書いたため、当時欧米が共産党寄りに これは共産党の宣伝上手に乗せられたもので、実際は軍閥があり上下関係も厳しく略奪もあったらしい 特に幹部たちは長征に付き添った農村出身の妻と離婚し、共産主義に憧れてやってきた若い女性たちと次々と結婚したという 毛沢東は4回、朱徳(1886~1976)は6回、劉少奇(1898~1969)も6回、そして葉剣英(1897~1986)は何と9回も妻を換えているとのこと
◆鄧小平(1904~1997)が1978年に開始した改革開放路線により国防費が削減された それに伴い人民解放軍の特権はだんだん失われ民間との所得格差も広がったため、代わりに軍ビジネスが盛んになった それは闇ビジネスや上から下までの汚職(賄賂)に発展し役職は金で買うものになった 部隊を故意に定員割れとし余剰の物資を転売、部隊の管理牧草地を農牧民に無断転貸、管理牧草地で農牧民に冬虫夏草を採取させピンハネ等々は普通に行われているらしい そう考えると南シナ海の基地建設も空母建造も軍のどこかで金が抜かれているのかもしれない
◆中国では退役軍人が年金などの待遇改善を求めるデモが頻発しており、それに自分たちの将来の姿を投影する現役軍人の士気をとても下げている また自分たちの先輩軍人を取り締まることができないという矛盾を抱える
◆バラク・オバマ前米国大統領(1961~)には中国系カナダ人と結婚した異父妹や中国人と結婚した在中の異母弟がいたので中国共産党は御しやすかったが、ドナルド・トランプ現大統領(1946~)は大統領収入が1ドルなのでビジネスマンのくせに個人的な損得では動かない 娘イヴァンカ(1981~)の夫ジャレッド・クシュナー(1981~)にビジネスを持ちかけたが、クシュナーは機密情報からは遠ざけられた
◆台湾は中国国内で工場等のビジネスを行っているので、武漢ウイルスについては2019年12月から武漢市の病院に問合せ調査をし、31日には武漢市からの直行便の乗客全員への検疫を強化 2020年1月12日に衛生福利部(日本の厚労省)から専門家2人を派遣 中国政府が武漢市を封鎖した前日22日に武漢市と湖北省からの団体旅行受入れを中止し、26日に湖北省からの入境を禁止し、さらに31日には中国からのすべての観光ツアー客を帰国させ、ついには2月6日から中国人の入境を全面禁止とした
◆中国共産党の幹部が異なることを言う時は党内で深刻な権力闘争が起きている可能性が高い 李克強首相(1955~)が5月28日に全国人民代表大会の記者会見で「中国には月収1000元(約1万5000円)の人が6億人もいる」と明かし、中国国民の約半分は貧困状態にあると示し、また6月1日には同首相は国内の雇用問題を解決するために、「露店経済」を推奨(露店経済は現在紛糾中) 中国には現在2憶人の失業者がいるという話もある 中国国防大学教授の戴旭(1964~)や「超限戦」(1999・中・邦訳2001)の著者・喬良(1955~)が習近平(1953~)政権に批判的・抑制的な言説をしている 習近平の属する太子党派と李克強の属する共青団(中国共産主義青年団)との間で相克があるのかもしれない
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