占い師のビジュアル……見た目って、極端になりがちです。わたし自身がそうなので反省しつつ……。

髪もメイクも盛り盛りで素顔が分からないくらい写真加工しまくりビジュアル重視か逆に、畑から取ってきたジャガイモ的なモサい感じか。どちらも、一緒に歩きたくないのは一緒ですよね💦

 

わたし自身当初は、イキったジャガイモでした。

「占いの技術だけで勝負するもんね!見た目でごまかさないぞ!」

(これは、わたし自身が文学畑出身なことも影響している気がします。文学青年、文学少女には、ビジュアルを気にするのはダサいという感覚があるのかも?)

その後、占いのコンテンツを持つときに、盛り盛りヘアメイクをしてもらって何かが振り切れたのか? 今度は逆に「占い師らしいビジュアル」にならなくちゃと焦ったり、いろいろ迷走しましたが。

今は、占い師のビジュアル問題について、自分なりのポリシーがあります。

 

これは占い師に限らず、いろんな仕事に共通することだと思うのですが。

仕事で会う人……占い師の場合は相談者さんですね。

服も髪も、ビジュアルは、相手に対する礼儀と敬意を目に見えるように表した形なのです。

会いに来てくれた相手を大切に思う気持ち。

 

これって恋愛で例えると分かりやすいと思うんですけれども。

デートの時に相手が、毛玉のついたくたびれた普段着で来られたら、自分は大切に思われていないって気がしますよね。逆にキメキメの奇抜な格好で来られても一緒に歩きたくないですし。まして、不潔な格好は論外です。

男性でも女性でも清潔にするだけでなく、時間と手間をかけてTPOに合うオシャレして綺麗にしてデートにきてくれたら、自分のことを特別に、大切に思ってくれていると感じますよね。

 

わたしは今、占いのイベントや占い講座などに出ることが多いのですが、イベント前には美容院に行って、(ブランド品とかじゃないけれど)きちんと見える服を用意します。

 

以前、イベントに着物でいらしていた占い師さんが、「着物で鑑定に行くと、喜ばれるんですよ」とおっしゃっていたのが印象に残っています。企業からイベントに呼ばれることが多いとのお話でした。

素敵ですよね。

着物で行くのは大変でしょうけれども、喜んでもらえるから行くのです。

 

占いの仕事で見た目を考えるときに、わたしが基準としているのは、「それは自分のためなのか?」「相手のためなのか?」という点です。オシャレにはもちろん、どちらも含まれているのですが、どちらが多いか。

たとえばわたしは結構、白髪が多いので、イベント前には美容院で染めてもらいます。白髪が中途半端に伸びた髪は、だらしなさを感じさせてしまうので(グレイヘアも素敵ですが、グレイな髪を綺麗に保つのは大変なので、手っ取り早く染めています)。

占いのときに着る服を買おうかなと迷うときは、これを着てオシャレした自分を見せびらかしたい(という気持ちももちろんあります)のか、きちんとした服を着ているという安心感や堅実さ、あるいはイベントの楽しさや華やかさを相手に感じてもらうためなのか。どちらが多いか、を考えます。

 

見た目問題は、接客業はもちろん、人と会うすべての仕事に共通することと思います。

 

今週末は初めての大阪出張占いイベント&講座なので、大阪のみなさまに失礼がないように、礼儀と敬意をこめて、ちゃんとした格好で行こうと思っています。

 

トリプルKの3人で大阪に行きます!

(↓ちゃんとした格好のわたし)

 

 

【追記】占い師のビジュアル問題について、たくさん反応をいただいて、さらに深掘り↓しました。