西洋占星術の話の続きです。

 

ハウスが何なのか知るために、もう少し星座(サイン)と天体を深掘りしていきましょう。

 

まずは第一回

 

のおさらい。

ホロスコープとは、ある瞬間(たとえばある人の誕生の)の、自分と自分を取り巻く天球を図にしたもの、です。

 

ハウスを出すには、出生地と出生時間が必要です。けれど、実占の場では出生地や出生時間まではわからないということが多々あります。なので、太陽の星座を1ハウスとするソーラーハウス法、や、ハウスを使わずに星座と天体だけ記入したホロスコープで占うことも多いです。

 

これでも充分占えます。メールや対面などの個人鑑定でも、その人の性質や才能、相性もハウスを使わなくても占うことはできます。(実際問題、片思いの相手の出生時間なんて分からないのが普通ですよ…!)

 

でも星座と天体は、ホロスコープにはどうしても必要です。

 

星座と天体って何なのでしょうか。

リアルでは両方とも空で輝いていますが、ホロスコープに描くときは、大きな違いがあります。

 

星座は動きません。

天体は動きます。

正確に言えば、星座も動いてるんですが、バラバラにじゃなくて、全部一緒に「背景」として動いてるんです。

 

だから、ひとことで言えばホロスコープでの星座とは、空の「背景」で、天体は、「動く星」です。

 

西洋占星術の本にはたいていこういう、図がのっていますが、ぶっちゃけ、意味分かりにくいですよね?

 

そこで、もっとばっさり分かりやすい図にしました。

(汚くて失礼…💦)

真ん中の猫さんは地球です。

猫さんは、12星座が壁に描かれた、まん丸いお部屋の中央にいます。

猫さんはその場で回転(自転)しています。だから、壁の12星座が回転してるように見えます。

その一方で、太陽や月や惑星は、お部屋の壁とは別に、それぞれ違う速さで、この丸い部屋を動いてる(公転)んです。

猫さんは一日一回クルクル回りながら、「太陽は今蟹座にいるよ」「水星は獅子座にいるね」って見ている。

そして、1ヶ月後には、「太陽は獅子座に動いたぞ」ってなるわけです。

 

これをホロスコープで表現すると、こうなります。

外わくの星座は時計回りに動いていて(自転=実線)、その中で天体は反時計回りに動いて(公転=点線)るんです。

 

ホロスコープを静止画像ではなく、動く立体的なものとして理解できると、いろんな「なぜそうだったのか」がわかります。

 

今回、ハウスに関わる部分はスルーしてしまいました。一番上の図の、地球の回転軸が斜めになっているところです。地球よ、あなたはなぜ斜めになってるの……。

 

今日はここまで。引き続き、お付き合いくださいね。

 

 

 

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