占い用コーヒーカード、一部で大人気ですが、まだまだ知らない人も多いですね。
可愛らしいラテアートの柄の、32枚セットのカードです。
コーヒーカードは、占い用カードとして、かなりの潜在能力を秘めた「使える子」です。
実は、ここまでデキる子だとは思っていませんでした💦
だってそもそもトリプルKイベントのおまけとして作られた、ノベルティだったのですから。
でも。本来のコーヒーカードの歴史はとても古いのです。
さかのぼること200年以上昔。18世紀末のヨーロッパの社交界では、本物のコーヒーを飲んで占うコーヒー占いが流行っていました。
聞いたことがある人もいるでしょう。カップに残った、コーヒーカスや、または紅茶で占うときは茶葉の形で占う、コーヒー占い、または茶葉占い。
このコーヒーカスや茶葉の形をシンプルなシンボルとしてカード化したものが、元祖コーヒーカードなのです。
そして、なぜそれが、21世紀の今、イベントのノベルティとしてよみがえったかというと。
コーヒーカードが、今大人気の占いカード「ルノルマンカード」の成り立ちに関わっている可能性があるからです。
ルノルマンは36枚、コーヒーは32枚と枚数は違いますが、そのうち25枚は完全に一致。残りのカードにも類似点があります。
ルノルマンカードの直接の原型とされるカード「希望のゲーム」よりも、コーヒーカードの発売のほうが3年早く、コーヒーカードは、ルノルマンの源流となる、さらに古い占いカードなのです。
ということで、トリプルKのルノルマンカードイベントが行われた際の、珍しいお土産として作られたのでした。デザイン制作は、イベント主催の説話社ちえの樹の、たなかさん。元祖コーヒーカードのクラシックな絵柄が、ラテアートの可愛らしいデザインで、生まれ変わりました。
ノベルティとしてお配りして、「チャンチャン♪」と終わったはずでした。
わたし自身は、コーヒーカードは可愛いコレクションカードと思っていました。ありますよね、可愛いから欲しくなるけれど、実際の占いには使わないコレクションカード。
でも、コーヒーカードは、わたしの思惑を越えて、どんどん一人で、歩き始めていたのです。
イベントに参加できなかった方々から、「どうしてもコーヒーカードが欲しい」というお声が殺到し、(ノベルティはもう全部なくなっていたので)、リニューアルして販売されることになり、付属の簡易説明書しかないのに、コーヒーカードを使う人がどんどん増えて、SNSに写真がアップされて、それを見てさらにファンが増えて……自然発生的にコーヒーカードファンが増えていきました。
→ノベルティだった黄色いファーストバージョン。
←説話社ちえの樹発売の茶色のセカンドバージョン(完売)
(ただいま、サードバージョンを準備中☆)
いつのまにか、ノベルティでなくコレクションカードでもなく。ルノルマンカードに匹敵する、使える占いカードに成長していたのです。
トリプルKでも、カード自体の力に引き寄せられるようにして、コーヒーカード関連の企画が増えていきました。元祖コーヒーカードについて掘り起こし、調べ直し、新しいスプレッドを作りました。
ルノルマンカードとの違いについても、あらためて注目してみると、おもしろいことがわかりました。
コーヒーカードになくて、ルノルマンカードにあるのは「社会的なカード」です。一言で言うと、コーヒーカードのほうが、よりプリミティブでダイレクトで直接的なのです。
ノベルティとして作った当初から「結果がハッキリ出る」「可愛い見た目だけれど意外と強い」という声がありました。
32枚という枚数も手軽です。
わたしは、趣味でイラストを描くのですが、コーヒーカードだけにある、「ライオン」や「蝶」などのイラストを描いてみたいと思い、32枚全部描いてしまいました!
初の手書きオリジナルカードです!
(そのくらい、コーヒーカードに取りつかれている、ということです…笑。くわしくは↓)
あらためて、ルノルマンカードと似ていて、そして結構違う、このコーヒーカードについて、これから情報発信していきたいと思います。
【追記】
新デザインのコーヒーカード発売となりました!
7月18日(土)13:30〜16:00
講座料 18000円(ワークブック付)
7月25日(土)13:30〜16:00
講座料 18000円
【すべてZOOMです】
↓無料でルノルマンカード占いができます
↓作家仲間と、運営しているイジメ対策サイトです
【高橋桐矢の本】
↓副業で占い師をする方々へのインタビュー集
↓ルノルマンカード付き、解説書
↓占い師の裏側が分かります
↓創作読み物。小学5年生の主人公の親は占い師!
↓創作読み物。学校に行けないときのサバイバル術
1巻目
2巻目