先日、心理学を学びたい人に「心理学検定」がオススメと書きました。

わたし自身がどんなふうに勉強していたのかも書いておこうと思います。

 

心理学検定サイトの公式問題集と、推薦図書のページが参考になります。

(リンク張り直りました!)

 

最初に以下の4冊を購入しました。

 

 

 

 

↑この「心理学(アカデミックナビ)が、基本の教科書で、10科目でそれぞれどのようなことを学ぶのかがわかります。

 

【A領域】基本の科目

●「原理・研究法・歴史」心理学の全体像。

●「学習・認知・知覚」心の仕組み。

●「発達・教育」心の発達と教育について。

●「社会・感情・性格」感情や性格の判定法など。

●「臨床・障害」心の病について

 

【B領域】応用や専門の科目

○「神経・生理」精神と脳の医学。

○「統計・測定・評価」数学。

○「産業・組織」会社や社会に関すること。

●「健康・福祉」よりよく生きる方法。

○「犯罪・非行」犯罪予防やプロファイル。

 

10科目中、6科目合格で1級です。わたしは●を受験しました。

 

膨大な人名が出てくるA領域科目の「原理・研究法・歴史」は最後に回し、他の科目から勉強することにしました。

 

 

勉強の流れは各科目とも、こんな感じです。

 

1・人名に蛍光ペンで印しながら「心理学(アカデミックナビ)」を一通り読む。

 

2・内容をノートにまとめる。

 

3・公式問題集を本番時間で解いてみる。

 

4・公式問題集の「学習に役立つ基本書ガイド」を見て、さらに必要な書籍を数冊注文。

 

5・読んでノートにまとめる。

 

6・基本キーワード集を見ながらさらにノートに書き足す。

 

7・公式問題集を本番時間で解いてみる。

 

そのほか、一問一答集は、常に持ち歩いて読んでいました。

 

「原理・研究法・歴史」科目は最後に、年表を作りながらあらためて勉強しました。各科目で知った人たちの名前が出てきて、そこではじめて、心理学の歴史が見えてきた感じです。

 

意外と使えてよかったのが、誠信の「心理学辞典」です。教科書でさらっとしか触れられていない単語や人物についてもひとつひとつ読んでみると面白かったです。人物写真もあって、イメージがわきました。

 

暗記力がある人なら、基本キーワードを暗記するだけでもそれなりの点数を取れるのかもしれませんが、わたしの場合、「それがどういうことなのか」を理解できないと頭に入らず……汗、回り道のようでも、自分の言葉でノートにまとめたことと、「学習に役立つ基本書ガイド」でさらに読んだ本が役立ちました。

 

そして時間があったら、いろいろな心理学の実験を実際に自分でもやってみたらもっとよく頭に入っただろうなと思いました。

心理学を大学や大学院で学ぶ方々は、そうやって実験しながら学んでいるわけですし、本来、それが本当に心理学を学ぶということなのだと思います。

 

 

今回、1級を取ることはできましたが、やっと、スタートラインに立っただけなのだと感じています。

 

検定のための勉強をして何が一番よかったかというと、読むべき本を教えてもらえたことです。

 

心理学の本はもちろん書店でもたくさん売っていますが、内容が片寄った本もあると思います。そんな中、教科書となるしっかりした内容の本を教えてもらえたのがなによりの収穫でした。

 

来年受験を考えている方の、参考になれば幸いです。

 

↓うちの心理学書棚の一部

 

 

 

 

 

 

 

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