この夏ひそかに受験していた、心理学検定1級合格しました〜!!!やった〜!!!

 

試験会場の「東京大学駒場校」

 

心理学検定とは、日本心理学諸学会連合(心理学関連の学会)主催の、大学卒業レベルの知識、能力を認定する試験です。

 

実は心理学関連の資格や試験は、やまほどあります。難易度も内容も、主催団体もさまざま。

 

その中でもっとも難易度高く、信頼性が高いのは、「公認心理士」。国家資格であり、心理学関係の大学と大学院を修了する必要があります。

 

心理学をちゃんと学びたい、どうせなら資格を取りたいな〜とは思っていました。

ただ、高校中退のわたしには、大学院修了というハードルは高すぎ、そして民間資格はたくさんありすぎ、どれがいいやらと探していた今年5月、偶然見つけたのが、心理学検定です。

 

心理学の学会主催で、内容もしっかりしていて、誰でも受験できる!

8月の試験まで3ヶ月。

受けてみよう!と決めました。

 

科目は、基本のA領域が5つ、応用のB領域が5つあり、

すべての10科目に合格すると特1級。A領域4科目を含む合計6科目合格で1級。A領域2科目を含む合計3科目で2級、となります。

1級取得めざして、6科目を受験することにしました。

 

【A領域】

原理・研究法・歴史 / 学習・認知・知覚 / 発達・教育 / 社会・感情・性格 / 臨床・障害

 

【B領域】

神経・生理 / 統計・測定・評価 / 産業・組織 / 健康・福祉 / 犯罪・非行

 

科目決定には結構迷いました。

今回の受験の目的は、心理学を基礎からきちんと学びたい(そして客観的な評価を得たい)ので、A領域の基礎5科目は全部受験するとして、そして数学苦手なので、B領域の「統計・測定・評価」は、即パス決定。

生物学の「神経・生理」や、子供にかかわる「犯罪・非行」にも心引かれましたが、カウンセリングなどにかかわる「健康・福祉」を選びました。

 

試験まで3ヶ月弱でしたが、100時間勉強で合格できたというブログを見つけました。

1日1時間×3ヶ月で、100時間はいけるはずでしたが、ところが!なかなか時間が取れない〜!8月は単行本の原稿にも取りかかることになり、連日取材で、結局あと少しで100時間に至りませんでした。

 

勉強法は、公式問題集と基本キーワードを中心に、検定公式に掲載された読むべき本を、各分野数冊ずつ取り寄せて読みました。

 

実はですね、一番最初にためしに公式問題集を解いてみたとき、「こりゃダメだ!ぜんぜんわからん!」と思ったのですよ…汗。聞いたことも読んだこともない専門的な言葉が並んでいて、軽く絶望。

 

でも。

うんうんうなりながら勉強しているうちに、「試験を受けることにしてよかった」と心から思ったのです。

 

これまでも、心理学には興味があったので、いろんな本を読んだり、調べたり勉強したりはしていたんです。

(心理テストも結構作ったし!)

なので、自分なりに勉強してきたことの力試しのつもりでした。

自分なりに……ハイ、自分の興味のあるところだけ、つまみ食い勉強でした。

 

ユングやフロイト、アドラー、森田療法や内観療法、フォーカシング、面白そうな事柄だけ、点々と知っていて、心理学の全体像が全然見えていなかったのです。

 

特にA領域の「研究法と歴史」で、この心理療法がどういう背景から生まれてきたのか、年代的にどこに位置するのか、また現代の心理学のさまざまな領域の中でどこに位置するのか、俯瞰して見ることができるようになりました。つまみ食い勉強では気づけなかった視点でした。

心理学検定を受けてよかったです。

 

検定を受けたことで自分がいかに知らなかったかを、知ることができました。

 

そして勉強の楽しさをあらためて、実感しました。

大変だけれど、でも楽しい!

 

心理に興味があって、学びたいという方に、オススメです。

 

公式サイト

心理学検定

 

試験は年1回、毎年8月です。

 

 

【2019年、第12回心理学検定データ】 

受検者合計      5,204人
1級合格 985人 (18.93%)
2級合格 1,531人 (29.42%)
 
 
↓参考に。わたしの勉強法とテキストをまとめました。

心理学検定こんなふうに勉強しました

 

 

 

 

 

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