ラジオでお話しました ~ひなまつり~ その1 | 京都・上京人のひとりごと ~本当の京都を知りたい人へ~

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こんばんは、kiritsuboです。

今日は、

「上京文化作文コンクール」の新聞の取材の後

「千両ヶ辻 ひなまつり」のイベントに行ってきました。

 

↓これは、京ゆば処 静家(せいけ)さんのおひなさま。

他にもいっぱいありましたよ♪

 

で、下のは

そのちょっと下(しも=南)にある

ゲストハウスかシェアハウスみたいなとこ。

奥に蔵があって、そこに飾られてました♪

 

そうそう、

おとついのラジオでも

ひなまつりについてお話しましたよ~

 

ひなまつりは、

上巳(じょうし)の節句というのが正式ですが

一般的には「桃の節句」て言われますね。

 

平安時代に

自分の身代わりに

紙の人形を流したのが始まりです。

 

それが、紙から木となり

おべべを着て

今のような美しいお人形となりました。

 

京都のおひなさんで

よう言われるのが

 

1.いつ飾るか

ほんで

2.いつしまうか

です。

 

まず一つ目

「いつ飾るか」

ていうことですが

 

一般的には

2月終わりから飾る、て言われますね。

それはしまう時期と大いに関係があります。

そう、

早よしまわなあかん!

てことがあるからです。

 

はよしまわんと

婚期が遅れる、

行き遅れまっせ~

てよう聞きますよねぇ。

 

そやけど

京都の古いおうち

私とこもですけど

飾るのは遅かったです。

 

3月3日も済んでしもたくらい…

いや

ひな人形店さんは

「3月3日から飾ってくださいね」

て言わはります。

 

まぁ一応おひなさんの日やしね。

そうせんと

ちらし寿司も食べられへんし

ケーキかて

買うてもらえへんかもしれん。

いやまぁ

そんなことは置いといても

済んでからていうのは

あんまりやしねぇ。

 

つまり

普通は

おひなさんをしまう日に

京都では

飾り始めるわけです。

 

そしたら

二つ目。

いつしまうのん?

てことですが

遅いですよ~(^^;

 

旧暦の3月3日。

旧暦は毎年変わるので(今年は4月7日)

だいたい

一月遅れ

て言います。

 

つまり

4月3日!

 

遅すぎや~ん

て思わはるかもしれません。

 

遅いです。

 

でも

ホンマなんです。

お盆かて一月遅れやしね。

何でも遅いんです。

 

でも私思います。

 

誇り、ちゃう、

 

ホコリが積もるやん!

 

て。

 

出入りの多い部屋に飾ったら

ちょっと長いことしたら

頭とかに

ふんわりと白っぽいホコリが乗ってきます。

 

これは

お人形屋さんに聞いたら

油気や糊気のない乾いた筆で

サッとホコリを払ってくださいって

即答しやはりました。

やっぱりそこまで考えたはったなw

 

これ知らんころは

私は一人娘やったので

お嫁に行くのは関係ないし

こんな飾り方してるのやと思てました。

そやけど

ホンマに今でも

そうしたはるところは

あるんですヨ。

 

で、

普通に早いことしまうのは

ひな人形屋さんはおすすめやないそうです。

すぐに片付けると

湿気が抜けません。

そうすると

カビが生えやすなるんです。

推奨のしまい方は

4月3日ごろまでのお天気の良い日に

片付けるのがええそうです。

 

もうそのころになったら

「男の子やはったら

交代で五月人形を飾ってもよろしやん」

てお人形屋さんは言うたはりました。

 

たしかに

どっちも大体おんなじとこに片付けてあるし

効率がええかもしれませんね(^^)

ほなまた。

ちょっと長いのでまた明日♪

「京都・上京人のひとりごと」でした。

 

*ラジオはFM87.0MHzか

こちらから

http://radiomix.kyoto/