ウエイトリフティングが出来るというジムは少ないので、そういう意味では選びやすいですが、しかし少ないからこそ本格的なガチ勢が練習している場所でもあるということでもあります。
もちろん、練習をしている人たちの大半は良い方が多いですが、しかしそうじゃない方もいます。
威嚇のようにバーベルを「バーン！」と落とし「あっち行け」と言葉では言わずにアピールしてくる、バーベル落としDVをかましてくる人もいるし、そんな人と同じ時間に練習することになったら怖くてウエイトリフティングを始める前に終了しそうです。
優しい人は、丁寧に教えてくれるし、やり方も無料で教えてくれます。
そのジムの本来のルールを丁寧に教えてくれれば良いのですが、マイルール的な感じで教えられるとそれはそれでトラブルのもとになりかねません。
スタッフの方に教わるのが一番ですが、おそらく技術的なものに関しては会費以外にお金がかかる場合もあるでしょう。
会員で技術を教えてくれる人の場合、無料で教えて貰えるのでラッキーと思いがちですがしかし世の中には「タダより怖い物はない」と言う言葉もあります。
また、ウエイトリフティングは基本的に独りでプレイできるから良いと思ってやろうとしている人にとって、ジムの会員というのは他の人とのコミュニケーションも求められたりするものです。
周りが皆同じような考えの人ならそれが一番理想ですが、どうしてもそうじゃない人もいるのでその辺り面倒だなぁと感じる人にはちょっと気が引けてしまうかも知れません。
そんな風に考えてみて、じゃあどんなジムが良いのかをリストアップしていきますと
１．体験できるところ
体験は無料だったり有料だったりしますが、どちらがと言うような善し悪しはなく、まずはそのジムに1日だけ体験、という形が取れる形の、そういうものが設けられているのが良いですね。
２．都度払いがあるところ
会員になる前に、都度払いで少し通ってみると、体験では見えない部分も少し見えてきます。
会員になって月額払いになってしまうと、何かあった時に距離を取りにくいという欠点があります。
退会というのは、二度と戻ってこないぐらいの覚悟がないと出来ないので、例えば人間関係で少しこのジムから距離を置きたいと思っても、会費は取られ、そのお金が「勿体ない」と感じてしまいます。
また休会と言うのもあるところがありますが、これも結局は月額は取られることが多いので、そのお金が勿体ないというのがあると思います。
その点、都度払いであれば、行かなければお金を払わなくて良いというメリットはあります。
ただ都度払いは割り高ですが、会員になる前に少し様子を見るのであれば、リスク回避のコストだとして割り切っても良いのではないかと思います。
３．掃除が出来ているところ
これはウエイトリフティングのジムだけではない話ではありますが、掃除が出来ていないジムはそれ以外の管理も行き届かないジムです。
プレートを触ったら錆が手に付く、シャフトがやけに汚い（血液がついている、炭マグがごっそりついている）、プラットフォームが汚い、鏡が汚い等、利用者の事を考えていないし、それを利用している会員の質も表しています。
ですので、掃除が出来ているというのは、ジム内の管理もそれなりには出来ている、衛生面でも安心等、とにかく管理が行き届いているので万が一何かあっても、ジムでもある程度対応してもらえるまたは責任をもって行動してもらえるということを示しています。
会員になってしまってから、実はプレートめちゃくちゃ汚いとか、トイレにGが頻繁に出るとか気づいてしまったら公開するかも知れません。
ただ一つ注意したいのは、新設のジムです。
これはまた運営して日が浅いのでぱっと見綺麗ですし、判断がつきにくいです。
この場合は２の都度払いなどを利用して、人間観察をする必要が出てくるかも知れないですね。
４．空調設備がしっかりしていて、ちゃんと季節に合わせて温度調整をしてくれるところ
ウエイトリフティングは体温が非常に高くなる競技です。
夏の暑いシーズンに冷房をつけないジムなどは熱中症などのリスクがあるので危険です。
また、冬のシーズンの温度調整も大事でして、温度を下げてくれないところはやはり体調管理に関してリスキーではあります。
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さて、初心者のジム選びですが、上記のリストは初心者だけと言うよりは全体的なジム選びの考え方になってしまいました。
実は初心者に大人数同じ空間で練習するジムというのはあまり向かないのではないかと思っていたりします。
大人数いるということは、練習している人ひとりに割ける指導の時間も限られてきますし、スタッフの好き嫌いに左右されたりするので（これは実際にある、嫌いな人にはあまり教えない）、また何事もそうですが最初が肝心というのもありますので、最初だからこそしっかり指導してもらいたいですよね。
そうなりますと、初心者には「パーソナルトレーニング」がおすすめになるかなと言うところでしょうか。
もちろん、パーソナルトレーナーとの相性もありますので、こればかりは少しコストをかけて探してもらわないとなりませんが、ただ今後より良い、楽しいウエイトリフティングライフを送ってもらうためには、やはり最初は大事だと思います。
ここで「あ、なんかウエイトリフティングダメかも」という感覚も、私は大切だと思いますし、そこで止める勇気も実は大事だと思っています、否定しません。
進む勇気も大事ですが、引く勇気も大事です。
ただ、辞める前に少しだけでも体験してみても良いのではないかと、私は思います。
良く言われてますが「やらない後悔よりやってみてからの後悔」はあるのではないかと思いますけどね。
パーソナルトレーナーもなかなかいろんな人がいますが、ただ、マンツーマンで指導しているからこその心遣いは皆それぞれ持っていると思います。
ひとりひとりに合ったやり方を一緒に模索していく、なんて丁寧な指導ができるのはパーソナルトレーナーだからこそだと思います。
もしも良かったら、私のところでもやっていますので試してみませんか？
詳細は↓よりご覧いただけます。