オリンピックシーズンなどでの、テレビで見かけるウエイトリフティング選手の格好を見た時に
「あの格好で練習もするのかな」
なんて思うかも知れませんが、私がいろんな人たちを見てきた限り、あれは大会の時だけです。
いうなれば、大会当日にのみあの格好です(ルール上あの格好でなければならない)。
練習の時はどんな格好が適しているのかと言えば、運動しやすい服装で、とは言われますが、ウエイトリフティングでは注意しなければならない点がいくつかあります。
先ず、練習中に肘の伸び具合をチェックしなければならないので、体に密着するタイプウェアか半袖のシャツが良いと思います。
肘の伸び具合に関してはウエイトリフティングのルール上、審判の対象になりますので重要事項になります。
だから肘の伸び具合の分かる格好は大事。
そして足の方ですが、上半身と同じように、膝の伸び具合が分かるものになります。
ですので体に密着するタイプか、ハーフパンツぐらいが良いですが、出来るならばインナーにスパッツを履くか、ハイソックスを履いた方が良いです。
というのも、脛にバーベルが擦れるため、それによって脛の皮が剥けたり出血したりするので痛くてたまらん、ということでその辺りカバーできる何らかの装備は必要になります。
シューズですが、ウエイトリフティングを練習する環境のほとんどがシューズ着用必須だったりするので(ちなみに当ジムはシューズはあってもなくても良いですが)なんらかのものを用意したいのですが・・・
リフティングシューズと言う専用シューズは2万円ぐらいしてライト層には結構厳しいお値段なのでお勧めはしません。
大会に出るとかで有ればとも思いますが、そうなるともっとシューズに気を使わなければならないので今回はあくまでもライトに楽しむ場合にどうすればよいかと言えば・・・
靴底の分厚いスニーカーは避けてください。
出来れば比較的靴底は薄いもので、と指定しても分からないと思うので、参考に一つシューズを挙げるとすれば
足袋靴
と呼ばれるものでよいです。
今はホームセンターでも指先が割れていない普通のシューズタイプの足袋靴があるので、それでよいです。
オレンジ色のゴムのあの安物シューズで十分、というかあれは優秀なのです。
同じように、子供が学校で上履きとして履く「バレーシューズ」なるものでもOKです。
紐靴の方が...という人もいますが、ウエイトリフティングの公式ルール上、紐靴限定ではないので問題ありません。
とまあ、靴の予算は1,000円ぐらいで十分です、ライトで楽しむなら。
そんな感じで、実際にウエイトリフティングを始めたばかりの時にお金をかける必要はありません。
安く始めて、ハマってきたら少しずつアイテムを揃えていくというのもありです。
ちなみに本格的にやるのであれば、これらの他に「バンテージ」「パワーベルト」「シングレット」が必要になってきます。
バンテージは伸縮性包帯でも代用可能ですが、パワーベルトは何万円かします。
「シングレット」というのは、ウエイトリフティングの選手が着ているワンピースのアレです。大会に出るなら必須ですね。
当ジムは、Tシャツ、長ズボン(ジャージで可)、靴下(長ズボンなら靴下は短くて良い)でウエイトリフティングを始められます。
あらかじめウェアを持っているのであればシューズ代も掛からずにウエイトリフティング始められます。
ということで、興味がございましたら ウエイトリフティング指導 より体験して頂けたらと思います。