頭の上に重たい錘を持っていくって怖くないの? | 桐田プロダクションジムのブログ

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神奈川県横浜市神奈川区にある個室パーソナルトレーニングジムからのお知らせ及び情報発信のブログです。

ウエイトリフティングをやっていない人に「ウエイトリフティングやってます」と言うと、結構な割合で聞かれるこの疑問ですが、選手によって回答はそれぞれだと思います。

 

ですので元リフターの私の個人的な回答になりますが、私はおそらく他の人に比べると「恐怖」の感覚は少なく(というかあまりないのかも)、その代り「これ上がるのかね」という不安はあります。

 

恐怖と不安って心理としては別物のような気がしますね。

 

で、怖さを感じない分不安は感じるので、ではその不安をどうやって払拭しようかと言うと、練習あるのみですかね。

 

練習を重ねていくと「慣れ」が生じてきます。

 

慣れてくると「いつも通りできれば上がる」という90%ぐらいの確信が持てるようになり、また、持てない時は感覚としてわかるようになり、不安もなくなります。

 

そして最終的には何も感じなくなります。

 

目の前にある重量を何も考えずに挙げるだけの機械と化します。

 

ウエイトリフティングの最終形態は何も感じなく、考えなく、重量もその時の感触にも気づくことなく終わっているのが究極だと、私は思っていますし、今の私はその境地にいるという感じでしょうかね。

 

最初からあまり恐怖心を持っていないので、恐怖を抱く人の感情自体を私自身が感覚として感じることは出来ませんが、しかし恐怖を持っているアスリートも一般の練習している人も見てきているので、恐怖を抱くものだということは理解しています。

 

私の例は「恐怖心を持っていない」且つ「不安は抱く」人の例ですね。

 

ウエイトリフティングにおいて、どんな感情を抱くかは、その後どうやって練習をしていけばいいかの指標になりますね。

 

非常に大事なことだと思います。