COJ小説【初級者中級者向けCOJ】 | キリンすまっしゅ☆のブログ

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私の家庭はサラリーマンの父に、専業主婦の母親、三つ年下の弟、いわゆる平凡な どこにでもいる家族

そんな家庭に生まれて人並みの人生を生きてきた

でも 一つ違うのが父も母も教育熱心で学校が終わると毎日習い事

塾、ピアノ、家庭教師、そろばん…

成績が延びないので地方の塾にも行かされた もちろん友達とは遊べない

でも高校生まで それが当たり前だと思ってた

でも高校2年の春によしき君という同じ年の男の子と出逢った

よしき君大好き

ずっと一緒にいたい

よしき君から渡されたS二ケバアルを使う

すぐに気持ちよくなった

もう家には帰らない

学校にも行かない

友達とも逢わない

私は家出をしてよしき君と住み始めた

最近はよしき君の実家に住み始めたけど、しばらくするとよしき君のお父さんがアパートを借りてくれた

よしき君の お父さんは塗装の仕事をしててよしき君も仕事を手伝ってた

最初は よかった

すべて事がいいように進んだ

でも楽しい日はいつまでも続かなかった

ある日 夜中眠っていた私は物音で目が覚めた

そこには青アザで血を流している彼がいた

「よしき君どうしたの?」

よしき君は黙っていた

「黙っていてもわからないよ」

するとよしき君は口を開き出した

「俺、炎上したんだ」

「炎上?」

最初、彼が何を言っているのか わからなかった

「助けてくれ」

彼は私に泣きついてきた

男の人の涙を初めて見た私は彼に事情を聞いた

彼が言うには炎上の原因はS二ケバアルだと言う

しかも その炎上は300万APだった

私はよっ君の事が大好きだった

彼の為なら なんでもしてあげたかった

「私がなんとかするよ」

彼は頭をあげて

「めがっさ ありがとう」

と何度もくりかえし私の膝で泣いた

そして私の台パン回線切り人生が始まった

彼は またSワンショットやS緑単に手を染めはじめた

そして炎上すると私に暴力を振るうようになった

ある日、寝ていると、彼が私の顔にバケツで水をかけた

「!?」

寝ぼけて呆然していると、彼はいきなり私の髪をつかみハサミで私の髪を切りはじめた

「よっ君やめて!シザードール?」

しかし彼の耳には入らない

私は髪の毛を切り刻まれ殴られた

もう彼も私もボロボロだった

そして 私達はゲーセンに住みはじめた

そんな時 事件が起こった

いつものように彼が台パンをしてあたりは血だらけになった

店員がすぐに警察を呼んだ

するとすぐにCOJ警察が来た

「ヤバイ」

回線切りも色紙ヤフオク流しもしていた私は とっさに自分もCOJ警察に捕まると思った

私は必要な荷物(アイミー)だけバックに詰めると裏口から逃げ出した

「よっ君ごめんね…」

そしてタクシーで秋葉原駅に行き、上野行きの切符を買った

そして上野行きの電車に飛び乗った

緊張のあまり心臓が破裂しそうでわけがわからなかった

でも疲れていたのか山手線の中で眠りこけてしまった

しばらく彼からの 連絡が途絶えた

私は彼からの連絡を待った

そしたら彼から連絡が来た

でもメールの内容は COJの事だった

それどころか あれが欲しい、これが欲しいと言い出して来た

私は全部彼の要求を叶えてあげた

だって彼は私に 愛してるとか、 いつかは付き合おうと思ってるとか、 COJ引退出来たら俺が責任とるって言ってくれたから…

私は その言葉を信じて彼に尽くした

でも またそんな幸せは続かなかった

彼からいきなり連絡が途絶えた

もう私は彼に連絡しなかった

連絡しても 彼は うつ病で感情の起伏が激しいから何言われるか怖かったから

彼に言えない感情を 自分にぶつけた

またSデッキをして台パンをする

そしてカッターで左手首を切り刻んだ

台パンしてるから痛くなかった

次に脇腹をナイフで刺した

血が吹き出たけど また痛くなかった

もうSデッキもやめられない、男にも遊ばれ、そんな生活に疲れたんだと思う

目がかすみ、意識がなくなって いよいよ死んでいくだな私って思った時、にもの顔が浮かんだ

いつも優しかったにもさん…

今何してるのかな…

私は最後の力を降り絞って、にもさんにラインした

「助けて…(⌒-⌒; )」

気付いた時には病院のベッドにいた

今の私は健康

体重も元にもどり、青白かった肌もピンク色になった

COJ更正施設のでんりゅう先生のおかげでSデッキも辞める事が出来た

今はCOJ公務員になるためにCOJ学校に行き頑張ってる

あの時の私の生き方を私は決して後悔していない

遠回りしたけど20歳をすぎて やっと前が見えるようになってよかったと思う

やってしまった事は決して白紙にはならない

でも人生は何度でもやり直す事が出来る

人生って素晴らしいと思った

これが私です




※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません