子どもが3人いるので、
あれこれさまざまな角度で、
学習ドリルとも出会ってきた。
良く考えられた、
出会えて本当に良かった。
と思えるものも数知れず。
そんな、
特に思い出深かったドリルの話を、
ふと友達にしたら、
そんなのあるんだ!
って興味のある様子。
そこで、
今書店に並んでいるものから、
友だちに、
いくつかお勧めを紹介してみたところ、
良い反応をしてくれたので、
調子に乗って第2弾。
今回は、
『面積めいろ』
計算力と論理的思考力が磨ける、
計算パズル。
たて×よこ=面積
という基本を使って、
たてとよこが分かれば面積を求め、
面積とたてが分かればよこを求め、
面積と横が分かればたてを求める。
これの組み合わせで、
答えにたどり着く。
長方形の数が増えれば、
手順も増えて、
どの順番で答えを出すか、
と、考えるときに使うのが、
論理的思考だ。
仕組みは至ってシンプルなので、
子どもにも取り組みやすく、
一方で、
何度も計算を重ねるので、
一つも間違えずに、
ピタッと、
最後の数字を正解にできると、
この上ない達成感。
子どもたちを、
あっという間に夢中にさせた。
わが家では、
これの、
コミックスサイズのものを使っていた。
上の子は、
隙間時間に取り組もうと、
一時期、
どこに行くのにも持ち歩いていた。
下の子は、
本棚でこの本を見つけた瞬間が、
まさにタイミングだったみたいで、
部屋にこもって、
2〜3時間後に、
全問解いたと報告に来た。
そんなこんながあったので、
書店でこの教材を見つけた時に、
ああこれは!!
と、
思わず手に取って、
おすすめの一冊になった。
ところで、
問題を解くために、
書き込みたいけど、
繰り返し使いたくて、
書き込みを残したくない時。
鉛筆で薄く書いて、
消しゴムで消しても、
筆圧に気をつけないと、
跡が残ってしまったり、
1ページ1ページ、
消しゴムをかけるのも、
なかなかの作業。
どうにかならないかな?
って、
あれこれ試した。
紆余曲折の記録。
透明下敷きと、
ホワイトボードマーカー。
書き込みたいページの上に、
透明下敷きをのせて、
ホワイトボードマーカーで書き込む。
終わったら、
ティッシュで擦れば綺麗に消えて、
ページも汚れない。
難点は、
書き込んでいるうちに、
夢中になると、
手が書いた字に当たっていたりして、
意図せずに消したり、
擦れさせてしまうことがある。
ホワイトボードマーカーは、
油性ペンなので、
ツルツル面以外に書いてしまうと、
まず落ちない。
ホワイトボードマーカーの黒い消しカスが、
多少なりとも、
本に付いたり、
辺りに散る。
他のやり方。
フリクションペンで書き込んで、
ドライヤーで消す。
フリクションペンは、
ボールペンタイプだと、
筆圧で跡が残りがちなので、
先が柔らかい、
マーカータイプを使用。
熱でインクが消えるので、
最初はペンの後ろで、
擦って消していたが、
ドライヤーが使えるという話を聞いて、
実践。
面白いくらい、
消えてゆく。
熱が届けば、
他のページの文字も消えてゆくので、
一冊分の書き込みを消すのも、
あっという間。
これは良い!!
と思ってしばらく続けたけど、
ある時、
気づいたこと。
インクは透明になったけど、
消えたわけじゃない。
ぱっと見はわからないけれど、
紙の角度を変えながら、
良〜く見ると、
うっすらと、
書いた文字の名残が、
浮かび上がってくる。
上手く見えると、
何が書かれていたかまで、
判別できることまであった。
あと、
何が原因なのか、
たまに、
何度温めても消えないことがあった。
こうなってしまうと、
諦めるしかない状況。
修正液で補修することになった。
その他、
写し絵用の紙に、
B3の柔らか鉛筆。
なんてことも試したけど、
紙に限りがあることなど、
どれも、
万能な解決策とはならなかった。
結局は、
コピーして使う、
タブレットで撮影して、
お絵描きアプリで書き込む、
なども合わせて、
適宜、
使い分ける感じ。
いろいろと技が進化していて、
そんな時代なんだなって思う。
たまに、
もう使うことはないだろうというものを、
書き込み可にすると、
子どもたちは喜んで取り組むので、
汚さないように使うのって、
きっと、
大人が思う以上のストレスなんだろうなって感じられる。
次の時代に、
もっと画期的な解決法が生まれているかな?